「丸じゃなくて円なんですね」まる Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
丸じゃなくて円なんですね
ケガで現代美術家のアシスタントをクビになった男が、何気なく描いた「◯」が気づけば世界で大騒ぎの円相として扱われる話。
現代美術家のアシスタントをして4年目、アイデアを搾取されたりしながらも職人に徹していたが、自転車で事故って右腕を骨折し呆気なくクビになり巻き起こっていくストーリー。
自宅でキャンバスの上を歩く蟻を囲む様に描いた◯を、古美術商に持っていったら、ある日自宅に1枚100万円で円相を買い取ると言う男が現れて…。
昔こち亀でも良くネタになっていたなんでもCDにグッズにじゃないけれど、なんの価値もないものが大バズりで大人気という、不条理な筈なのに実際に起き得る出来事を揶揄した作品だと思うけれど、個人的には「あなたの犬歯にふれたくて」の方が気になるw
最初の画廊の名刺はまだしも、お手を触れないでからの流れでの名乗りはちょっとねぇ…祇園精舎で語るには盛者になった根拠も乏しいからねぇ…。
そして、結構話しがクドいしテンポもイマイチだから、半分ぐらいで飽きて来て、模倣とか襲撃とかの辺りは、もう良いかなって感じ。
そして終盤も、もっとふざけちゃえば良いのに、つまらなくはないけれど、この流れでキレイにまとめられてもね…と言う感じ。
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トミーさんのコメント
2024年11月1日
共感ありがとうございます。
自分は綾野剛、生理的に駄目でした。うるさい!と見知らぬ人に言われる程恥ずかしい事はなく、自分がそう言い放つ時はほぼほぼ激怒モードですね。