「意味は他人がこじつける」まる カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)
意味は他人がこじつける
キース・ヘリングの絵が懐かしい
80年代の海外のポップミュージックでこんなタイトルのLPを買った時にはじめて彼の作品に触れました
「クリスマス・エイド A VERY SPECIAL CHRISTMAS」
多くの人に受け入れやすくシンプルでいかようにも解釈が出来る
そんなことを思い出しながら見ていました
でもこの作品はそんなことを言いたいのではないように思います
主人公のさわだ以外は、はっきりと意思を持った人ばかり
職人に徹していたさわだは言われたことを黙々とこなすタイプ
突如その職が無くなる
この作品を見た感想がまだ頭の中で整理しきれていないです
漫画家、同僚、先生、コンビニ店員
みんなとても意味のある人達
どんな意味が込められているのだろうか?
インタビュー記事を読んでそうなのかと思った点が
壊れていく人達を描いたのだと
人が壊れていく様はそれぞれなのだろう
きっかけは何だろう、積み重ね、蓄積、ある日突然そうなるんじゃないだろうしな
あの二人の壊れっぷりは見ていて分かりやすい
しかしさわだはどうだろう、金に目が眩み壊れかけて行くが彼には助けてくれる人がいる、一人でいてはダメなのだ
ささやかでも誰かと繋がっていないと
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