劇場公開日 2024年8月3日

マミーのレビュー・感想・評価

全62件中、1~20件目を表示

3.5「空気」の支配とドキュメンタリーの臨界点

2024年8月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

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マユキ

1.0真に冤罪を告発するのであれば

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

死刑囚の夫が保険金詐欺のカラクリを悪びれもせず話すくだりや、監督自身の逮捕を挿入するのはなぜか
要は撮れ高との天秤なのかもしれないが、それは告発に先入観の疑義を挟ませる悪手でしかないし、本作いうところのそもそも罪を作り上げたメディアと何が違うのか

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p.h.o.e.

1.5林健治氏の強烈なキャラクターに翻弄された監督

2025年8月6日
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鑑賞方法:映画館

怖い

和歌山毒カレー事件の犯人とされた林真須美死刑囚と、彼女の冤罪を信じて活動する家族とその周辺を取材したドキュメンタリー。
映画を観た人がすぐに感じるのは、彼女の夫であり、主人公の父である健治氏の非常に個性的で強烈なキャラクターであろう。う〜ん、正直言って彼の心情を理解し、味方をして行こうと思う人はあまり多くないのではないかと思う。あくまでも個人の感想であるが。
映画の前半はジャーナリストや弁護士、材料分析?の大学教授がそれぞれの立場から、林真須美死刑囚の裁判や鑑定に対して疑問をぶつけていく。筋道を立てて真相を解明しようとする姿勢が窺える。しかし後半は監督が前面に出てきて、事件に関わりのある警察や検察官、新聞記者に直撃したり、かつて林家のあった周辺へのアポなし訪問をしたりと強引な手法が目立ち始める。
最後の健治氏と長男がかつて保険金詐欺の被害者だったI氏の自宅へ乗り込んで行くシーンは看過出来ない。これって通報されたら犯罪行為となる可能性があると思うが。カメラを回して映画として公開した監督も彼の片棒を担いでいると受け取られても仕方ないかと思う。ちなみに印象の中の「怖い」の意味はI氏にとって健治氏や林家は今でも「怖い」という意味です。

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ひろ702

3.5ドキュメンタリー映画を撮る意義

2025年7月20日
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鑑賞方法:映画館

個人評価:3.8
編集が上手く、徐々に引き込まれていく。また林眞須美の家族に宛てた手紙の朗読が素晴らしく秀逸である。
当時見ていた報道での林眞須美のイメージと、本作で感じられる母としての林眞須美とのギャップに少なからず動揺する。
27年経った今も、あの事件はまだ続いているのだと再認識する。
報道では語られない事実。ドキュメンタリー映画を撮る意義が集約されている作品だ。

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映画BARシネマーナ

5.0監督の気概に★5つ

2025年5月25日
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鑑賞方法:その他

知的

驚く

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スー(ジェーンじゃない方)

2.5映画の作り方もっとわかりやすくできたはず

2025年3月11日
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鑑賞方法:映画館

テーマがテーマなので
話題性が強いので
ミニシアターながらお客さんも多めでした

題材はとても興味深いのですが

どうにもわかりづらい

実際の写真が出てきても
どれが誰だかわからない

構成や展開も
なんだかちんぷんかんぷん

ドキュメンタリーなので
普通にわかりやすい説明が欲しかったです

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きみまろ

3.0必要な取り組みだが途中経過という感じも

2025年2月16日
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KaMi

3.0追求すること

2025年2月15日
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鑑賞方法:映画館

監督の話を聞くことができた。

監督が映画を制作した話を聞いて、メディアの役目……と言っていたのが印象に残った。

真実はどこにあるのかわからないけれど、もしかしたら冤罪になってしまうかもしれない……だから取材していく……大事なことだと思った。

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yoccy

4.0限りなくブラックに近いグレーという印象だけど疑わしきは罰せずの原則...

2024年12月22日
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鑑賞方法:映画館

限りなくブラックに近いグレーという印象だけど疑わしきは罰せずの原則でいうと再審はされるべきだと思いますがね。

冤罪云々よりも自殺した長女について語る弟さんが印象に残った。

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teraox

4.0検察がアレだけに、冤罪説が有力に思える

2024年11月16日
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矢吹 貴

2.0なぜ今

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館

和歌山毒物カレー事件をテーマに事件の真相を追求したドキュメンタリー。最高裁判決に異議を唱える本作ですが果たして冤罪なのか、不可解で謎の多い事件であり真相は闇の中といった印象。

2024-172

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隣組

4.0死刑判決から15年

2024年10月14日
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Oyster Boy

5.0タイトルなし

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

見てよかった。訴えられそうになりながらも 執念で撮っている監督はすごい。マルゲキで見ていたので、ますみさんが無実だろうことは知っており、もう映画は見なくてもいいかと思っていたけど、ちゃんと見て良かった。夫のリアリティが伝わる。ますみさんの長女が自分の子供を殺して死んでいたことは知らなかった 。ますみさんがその予兆夢も見ていたということは 衝撃だった。 この夫婦のやっていたこと自体が相当レアケースで普通には理解しづらい 。自分の詐欺のいきさつをとうとうと 語る 夫の存在自体も強烈だ。親戚中が警察官で、排除されていた青年が このうちに出入りしていたことも、まるでドラマのようだった。最初に鑑定をした学者はパーソナリティ的にも変だと見てわかる。ますみさんが悪女とされてきたけど、本当に悪いのは夫の方ではないのか? とはいえ、夫が自分が使い込んだ金を返そうとヒ素を飲もうとしたのをますみさんは止めなかったのか? 本当の悪女なら離婚届を送る優しさ?はないのでは。

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えみり

3.5子どもと旦那が明るい

2024年10月4日
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吉泉知彦

2.5夫の異常さ

2024年10月3日
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林健治がクレイジーに語る場面が、もしかすると容疑者の審判に影響を与えたかもしれないと思われた。その前の週、めったに満員にならないミニシアターが満員で入れなかったため、超期待して観に行ったが、あまりグッとくるものはなかった。

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hanataro2

3.5有罪を正しく疑うも、無実は証明しない映画

2024年9月19日
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難しい

1. 最低でも再鑑定は必須
 当時の鑑定人の中井氏(東京理科大)が意図的に不正をした訳ではなくとも、河合氏(京大)の批判は合理的で、定量的な解析も複数の手法での検証もやった方がいいに決まっている。なので再審をするか否かの議論の前に、取り敢えず再鑑定だけはするべき。科学技術の進歩は目覚ましいので、当時以上に詳細に情報が得られる事は間違いない。その結果、事件で使われたヒ素がMommy家にあったと証明不能になるなら、有罪判決は支持できない。
 目撃証言にも矛盾があるのかもしれないが、仮にMommyが蓋を開けていても、ヒ素を入れたと断定できないのだから証拠能力は無い。
🍛
2. 無罪=無実ではない
 ヒ素の同定に不備がある以上、Mommyは「推定無罪」の状態に思える。ただそれは、彼女が本当にやっていない事の証明にはならない。ヒ素を混入してから家宅捜索されるまでは、何週間かのズレがある。ヒ素を混入したのが誰であり、残りのヒ素が入っていた容器を何処かに棄てる時間は十分ある。捨てられた物は再鑑定できない。
 ただ、Mommyがヒ素が成分鑑定され得るという化学的な知識があったというのは邪推かも。シロアリ業者に限らず、周辺にもヒ素を持つ家庭があるのが常識だったら、自分の家だけ狙い撃ちされるとも思わなそう。
 とは言え、Mommyがヒ素を入れた証拠が無いのと同じくらい、彼女が入れていない証拠も無い。物証が不確定な以上「推定無罪」だが、無実と断定もできない。
☠️
3. 詐欺師の証言を信じる根拠が無い
 夫の証言を長時間撮れた事が、ドキュメンタリーとしての価値なのだろう。ただ、彼が滔々と語るのは、如何に上手く保険金詐欺を実行したかと言う事。Mommyが毒物を他人に摂取させた事はないと主張したいのは分かるが、どうして詐欺師の「騙り」を信じる必要がある? 貴方は語ってるのは、自分が如何に医師や保険会社を騙してきたという事。何で今の言葉が、妻を無罪にする為の「騙り」じゃないと信じなきゃいけないの?
 面白かったのは、語れば語るほどMommyが保険詐欺の共犯者、あるいは主謀者の1人との心象が強くなる事。それがカレーに毒物を混ぜる動機には直結はしないが、犯罪傾向が高そうな印象は強まった。
🍛
4. マスゴミの悪癖を繰り返す醜悪さ
 Mommyのイメージが悪化した主要因の1つが、取材陣にホースで水をかけるシーンが繰り返し放映された事。本来、取材って依頼して了解を得た上で成立するもの。道を歩いていて、突然質問を投げかける取材者に応えなきゃいけない法的根拠って何だろう?
 抜き打ちの取材者に好感を持てる筈がないから、当然断る態度は平時より悪くなりがち。あまりにしつこくカメラを向けられたら、犯罪者ならずとも水くらいかけたくなるかも。そこでマスコミが発明?したのが、取材の不成立を上司に怒らえる位なら、取材対象者の断る姿を撮って流す手法。取材対象者が犯罪被疑者だったり、不祥事が噂される政治家や経営者だったら、悪く映りがちな断る態度は視聴者が期待するイメージにピッタリ。本来、拒否されて成立してない取材を放送する権利は無い気がするけど、日本では悪しき伝統芸能になった。
 この悪しき手法を、本作は終盤で堂々と使う。カレー毒事件に関与した検事や捜査関係者に取材しては、拒否する姿を写し、こいつら何か隠しとんちゃう?という下世話な印象を観客にプレゼントする。ワイドショーだろうがドキュメンタリー映画だろうが同じ穴の狢。マスゴミには変わりはない。見処がある映画ではあったが、終盤で客観性に欠ける作品と露呈した。

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LittleTitan

3.5いろいろ複雑だが見に行ってよかった

2024年9月17日
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邦画野郎

3.0印象操作の方向性によって、事件は思わぬ方向へと逸れていくもの

2024年9月11日
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知的

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Dr.Hawk

3.0いやぁ~

2024年9月8日
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何とも言えないです…。

映画やドラマの見過ぎかも知れないけど、
昔の警察の取り調べって怖そうだし…。
証拠なくてもそのまま進めそうだし…。

冤罪ではないという自信があるなら、
検察も、再調査すれば良いのに…とは思わされたけど。

あと、そのヒ素のグラフのくだり?
そこが合ってないというのは大事なんだろうけど、ちょっと難しかったです。
中井さんの瞬きしなさ加減の方に!スゴって思ってしまいました。

にしても、やはり、動機が知りたい、というのはありますよね…。

とかいって、冤罪だったら、それはそれで、犯人野放しで怖いな…。

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hkr21