「孫ライオンが心に想う 爺ちゃんライオンの勇姿!これぞライオン・キングダム」ライオン・キング ムファサ The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
孫ライオンが心に想う 爺ちゃんライオンの勇姿!これぞライオン・キングダム
真っ青な空、燦々と注ぐ太陽の陽ざし
野生の大平原にバオバブの木
そして川に湖に沼地。それらを取り囲む動物達の群れ~
あの 百獣の王 ライオン・キングが
装いも新たに、そして斬新な映像と共に
私達の目の前に 帰って来た!!!
見事な描写、カメラワ-クに素晴らしい背景。
流れる様な 動き展開に息を何度も吞む。
これ程までに美しく仕上がった大自然のCGと
動物達の表情は 観たことが無いかも知れない。
新時代の幕開けに 相応しい作品であると感じます。
---------
1994年ライオン・キング
1998年ライオン・キング2 シンバズ・プライド
2004年ライオン・キング3 ハクナ・マタタ
2019年CGリメイク版 ライオン・キング
(今回公開)
2024年ライオン・キング:ムファサ
(正確にはこの順番でしょうか。)
-----------
シンバとナラの娘キアラ。彼女が小さい頃に両親は子供を産むため少しの間ムファサの親友ラフィキに娘のキアラを預け住みかをを離れる。
護衛にプンバァ、ティモンも一緒に子守をするが やんちゃ盛り真っ最中のキアラに手をこまねいた。賢いラフィキは広い大平原をを前に親友のムファサの話をキアラに語りかける。そう それはキアラにとって偉大な王であったお爺さんの壮絶な半生であった~。
今作の展開スト-リの創り方や在り方が素晴らしいです。
孫娘と爺さん、良いですね。微笑ましい限り。
この間柄を上手く創って、かつ 全てを語ることが出来る親友の賢いマンドリルであるラフィキの存在。
そして大自然のバオバブの木と、有名なシ-ンを生んだあの高台の岩舞台。
あの岩舞台がどうやって出来たかも 今作で判明してきます。
この辺り 前作展開の前日譚を描きつつも、その後の続編を描くという見事な流れを組んでおり脚本も素晴らしい出来と思います。
ムファサと、タカ(後のスカ-)の切っても切れない兄弟の絆。
そして その儚い運命。
全く人との繋がり想い変化を 同じくしてライオン兄弟に例えて、
その鋼如く兄弟愛の絆と反転する脆さを描いてます。
孫と祖父、義理兄弟、永遠の親友達っていうテ-マでしょうかね。
実の所ずっと、ライオン・キングは 手塚治虫先生の”ジャングル大帝レオ”の引用が多いなと思ってました。(酷く言うとパクリ)
しかし今作を観て、これは 正真正銘の ライオン・キングであると
深く頷く次第です。
この冬観るなら この作品 一押し!
ご家族、ご友人 揃って
是非 劇場へ お越し下さい!!