「素晴らしいCG表現!今に実際のロケよりCGの方が安上がりになる? ムファサになるのはごく一部、スカーを生み出さない発想も必要。ライオンは今でも「百獣の王」なのか」ライオン・キング ムファサ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしいCG表現!今に実際のロケよりCGの方が安上がりになる? ムファサになるのはごく一部、スカーを生み出さない発想も必要。ライオンは今でも「百獣の王」なのか
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若きライオン、シンバの父である王ムファサと宿敵スカーの若d期日々を描く。
超実写版CGが凄い。
ライオンたちの微妙に擬人化された表情から毛並みから、大自然の繊細な描写まで、素晴らしい。
今に、アフリカの大自然がどんどん減って、実際の風景よりCGの方がコスパが良くなって、
「この映画の大自然のシーンはCGを使用していません」とテロップが入る時代もすごそこかと思うと、非常に複雑な想いがする。
王道のストーリーだが、能力も人(獣)望も厚いムファサに対して、血筋は良いがいざというときに勇気が出ない、魔が差してしまったスカーに同情してしまう。
ムファサになれるのはごく一部。
それ以外はひれ伏せというのか。
また、ライオンが百獣の王だというのはあくまでも人間の解釈であって、実際の自然界で、象もキリンもみんなひれ伏すというのも、古い考えではないか。
まるで、アメリカが世界の警察を自負していた頃の、幻想の名残のように感じる今日この頃でした。
あと、あの雪山はどこ?ライオンなのに全く寒がらないのはなぜ?
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