HOW TO HAVE SEXのレビュー・感想・評価
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親友たちと夏のクレタ島で過ごす、特別な卒業旅行。 まだ少し冷たい海...
主人公達がイラクリオン空港に到着して映画は始まる
映画の舞台は、ギリシャのクレタ島。英国人の主人公達がイラクリオン空港に到着して映画は始まり、イラクリオン空港から帰路の飛行機に搭乗する姿で映画は終わる。
英国の植民地だった歴史的経緯もあって、今も英国人はクレタ島が好きなんだな、と思う。
あまり面白くなかったです。
一番残念だったのは、主役の女優のしゃがれた声。個性ではあるけれど、演技を含めて私は魅力を感じることができませんでした。
英国とギリシャ合作映画だけれど、ギリシャでこの映画が受け入れられるのかな?と不思議に思いました。
イギリス人の若者達が、クレタのリゾートで目茶苦茶に羽目を外して、不毛に酒とセックスとドラッグに明け暮れる映画で、ギリシャ人は主要人物として1人も出て来ないのだから。
悲しそうだが自業自得では
タラ、スカイ、エムの3人は高校の卒業旅行として、イギリスからギリシャ・クレタ島のマリアへやって来た。そして、3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を済ませたいと思っていた。バーやナイトクラブで酒を飲み、タバコを吸い、踊り、プールで泳ぎ、そんな時、ホテルの隣室の青年たちと出会い、その中の1人と・・・てな話。
ギリシャって酒やタバコは18歳からOKだっけ、とか、イギリスの女子は高校卒業までに処女をを捨てたいと思ってるものなのか、とか、色々考えながら観ていたが、全く共感する事が無かった。
好きでも無い男にバージンを捧げたタラ?ま、あんな行動してたんだから自業自得だろうし。
元々3人でセックスの回数を競おうとしてたくらいだから、誰でも良かった感じだし。
タラが気になってた男の右の首筋に口紅のタトゥーを入れるなんて面白い、と思ったくらい。
SEXシーンが過激ならそれはそれで見所になったかもしれないが、トップレスのシーンもなく完全に表題負けの内容。
つまらなかった。
眩しい(´つ_⊂`)
リゾート地ってタガが外れちゃいがち
友達と沖縄行った時の事を思い出して苦笑いを
浮かべながら鑑賞(笑)
多感な10代の少年少女にありがちな
敵手、嫉妬、優劣、恋愛、疎外、孤独も入るかな。
それらがぜーんぶ詰め込まれた青春ストーリー。
青臭さも老人に近くなった大人から見れば
キラキラと眩しいです✨
「(16歳)処女やばい!」
そうね、自分がJKだったはるか昔でさえ
「16歳で処女は遅れてる」って言われる
そういう風潮あったもんなぁ。
○○が卒業したらしいよ。
☆☆はまだだってー(笑)とか
令和のいま、何歳だとやばい😱なんだろ(笑)
年齢じゃなくて本当に好きな人とがいいよ、やっぱり
理想と現実のギャップ
リゾート地で卒業旅行を楽しむ10代の少女たちの友情や恋愛を描いた青春ドラマ。怖いもの知らずで元気が有り余っている3人の少女たちがクラブやパーティーで弾けまくる。しかしある出来事をきっかけにして辛い現実を体験することになる。誰もが経験するであろう理想と現実の違いを恋愛を通して巧みに表現している異色作です。
2024-158
主人公タラの心の機微の描き方が秀逸
卒業旅行のリゾート地で、主人公タラが初体験への期待をしつつ
出会いを求めてパーティーに繰り出す的な話なのですが、
タラの心の機微の描き方が秀逸だと思いました。
タラは結構お調子ものというか、リゾート地に着くなり
めっちゃはしゃいでいるんですよね。キャッキャキャッキャしているわけです。
で、ちょっといいなと思うホテルの隣室の男バジャー。
ただ、こいつもお調子に乗っちゃって、プールサイドのパーティーで
タラがドン引きするようなことをやってしまうわけです。アホですね。
で、別に気にもとめていなかった男パディとビーチで初体験を迎えてしまうのです。
これも同意とはいえ、タラは複雑な心境だったのでしょうね。
初体験を迎えたいけど、別に好きな奴じゃない。むしろ軽薄な奴というのもわかっているわけだけど
初体験への気持ちが勝ってしまったのでしょうね。
それから、後半でバジャーとはチャンスがあったものの、いい感じにはならず、
またしても、タラが寝ている隣にパディが来て、今度は同意なく無理やり・・・という
これで完全に心に傷を負ったタラでした。
ラストは友人エムへの気遣いに恐らくは感謝しつつ
前を向いて自宅へ帰るタラ。
大人になった卒業旅行でしたね。
主役のミア・マッケンナ=ブルースは、素晴らしい演技でした。特に表情が素晴らしいですね。
他の方も書いていらっしゃいましたが、どことなくフローレンス・ピューに似ています。
今後に期待したい俳優さんです。
ジイサンの説教
このタイトルを見て奈良林祥さんのベストセラー本が思い浮かんだのは還暦以上の方でしょう。でも、こんな直截な題を堂々と掲げられると、ドギマギしつつもやっぱり胸が高鳴ってしまうのでした。勿論、How to ものの映画ではありません。
初体験を済ませる為に、二人の友人とギリシャのリゾートに乗り込んだイギリス人女子高生のお話です。でも、それだけが目的で、そんなチャラい男たちに接近すれば、そりゃあそうなるよなぁと思えるだけのお話でした。青春物語と呼べるほどの瑞々しさはなく、ひと夏の成長が窺がえる訳でもなく、切なさが感じられる訳でもありません。ビートの強い音楽がただ耳障りに響くだけです。
なんかこんな感想を抱くと、若い女性に貞操を説くボケたジイサンになってしまった様に感じるなぁ。
バカ騒ぎの中の孤独
ただのエロ映画じゃない。
それを目的に相手を選ばないと後悔するよということだが、無理やりにしてしまうのは無理があると思う
2024.7.25 字幕 アップリンク京都
2023年のイギリス&ギリシャ合作の映画(91分、G)
ギリシャのマルタ島で乱痴気騒ぎを起こす若者を描いた青春映画
監督&脚本はモリー・マニング・ウォーカー
原題の『How to Have Sex』は「セックスの仕方」という意味
物語は、16歳のタラ(ミア・マッケンナ=ブルース)、スカイ(ララ・ピーク)、エム(エンバ・ルイス)は、高校の休暇を利用して、イギリスからギリシャを訪れてきていた
旅の目的はロストバージンで、タラだけが未経験だった
ホテルについてハメを外して騒ぎまくる3人は、プールが見える部屋でさらにテンションを上げていく
そんな折、彼女たちの隣の部屋を借りているパディ(サミュエル・ボムトリー)と彼の妹ペイジ(ラウラ・アンブラー)、幼馴染のバジャ(ショーン・トーマス)たちと交流を持つことになった
タラはバジャが良いなと思ったものの、スカイからの牽制が入って怯んでしまう
また、パディがタラに急接近してきて困惑してしまう
エムはペイジと良い感じになり、スカイもバジャと距離を縮めていくように見えたために、タラはパディの相手をするハメになってしまった
映画は、ビーチにてタラとパディが関係を持つ様子が描かれるものの、その夜にタラはどこかに行ってしまう
スカイはバジャたちの部屋にいると思っていたが、どっちの部屋にもおらず、ホテルにも帰っていなかった
だが、タラは何事もなかったかのように戻ってきて、パディは意味深なセリフを吐いて、場の空気は不穏なものになってしまうのである
ビーチで何があったのかがミステリーになっていて、その捉え方がパディとタラが真逆のものに感じている様子が描かれる
パディは合意の上だと思っているし、タラは無理やりだったと言うように、実際にどうだったのかはそのシーンが描かれないのでわからない
だが、それ以上に「ロストバージンに対する幻想が孤独感を際立たせている」のだが、それが周囲には伝わらないという感じに描かれていた
どこか様子がおかしいのだが、何が原因がわからず、目的が叶ったからよかったじゃん!というノリになっている親友との温度差が激しくなっている
唯一、エムだけは「何か良くないことが起こった」と感じていて、それをタラが吐露するのは、帰りの空港に戻ってから、という流れになっていた
女性目線で描かれるリアルなロストバージンだが、それを目的にして相手を選ばないと大変な心の傷になるということなのだと思う
旅の目的が最低で、年齢偽って酒にタバコという擁護不能な若気の至りなので、共感する女子もほとんどいないように思える
いずれにせよ、無理やりだったのか、暴力的だったのかはわからないが、肝心のシーンを描いていないので、事後にそう感じた女子目線が正解みたいな感じになっている
パディが無理やりだったと言われたらどう反応するのかはわからないが、さすがにあの導入からの流れで「無理やりでした」と言われたらどうしようもないと思う
問題はあのシーンの後に何が起きたかのだが、それを描かない以上議論の余地もないので、とりあえず言ったもん勝ちみたいになっているのはどうなんだろうか、と思ってしまった
殺人鬼出てきて下さい
こんな感じだったのねと納得
ダブルパンチ
高校の卒業旅行でギリシャのグレタ島にやって来た女子3人組の1人タラの初エッチの話。
誰が良いとか狙っているとかの会話はあるけれど、とりあえず飲んで騒いで吐いてのヒャッハーが繰り返されて行くばかりでなんだかなぁ…そもそも冒頭からちょっと自分は苦手なタイプの登場人物だしね。
そしていよいよそういうことになり、なるほどねという感じにはなったけれど、試験の話しが差し込まれ、主人公のその感じはどっちのせい?
まあわからなくはないけれど、そもそもその後がある相手でもないし、主人公もそんな感じだしねぇ…。
これは男と女の違いもあるのかもしれないし、もちろん個人差とか通ってきた経験の違いもあるのかも知れないけれど、自分には同情出来る感じはこれっぽっちもないし響かなかった。
青春映画だが、色々考えさせられる作品
青春映画はアメリカ映画でよく見かける。しかし、ブックスマート卒業前夜の
パーティデビューが公開されたあたりから色々と観客に考えさせる作品が目立つ。
今回の作品はまさにそう。
タラからしてみれば、スカイやエムみたいにバージンを卒業したい焦りもスクリーン
から伺えた。また、この作品で出てくるパデイのタラに対するある行為を無理やり
誘導させて、タラが嫌な気分になったのもスクリーンから伺えた。
タラをはじめとする仲良し女の子三人組と彼女たちを誘うバジャーら仲良し男の子
三人組のキャラクター、特徴が分かりやすく見事。
私は男性だが、改めて女性と恋愛するときの心得を再確認できたし、女性からしてみれば
タラみたいな娘がいる方や自分もタラに置き換えてみるとこの作品で監督が伝えたいことが
分かりやすい。色々、考えさせられた。
タラみたいな娘がいるご両親の方はこの夏休み、ぜひ親子でこの作品を観てほしい作品です。おすすめします。
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