劇場公開日 2024年7月26日

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「"死"がぬけてるよ。」時々、私は考える masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5"死"がぬけてるよ。

2024年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この監督好きかもしんない。
DPもよいんだけど妄想シーンの静謐さ、風景カット、現実シーンのフレーミング、足の裏とか顎から下とかのフェチ具合、とにかく絵がカッコよい。ヨルゴスランティモス見たく育つといいなぁ。デイジーリドリーの骨ばった顔がよい。原題だと"私は時々死について考る"で"死"が入ってたほうが前半イメージカットがわかりやすく親切だと思うよ。
話はゆっくりとしたゾンビOLの再生物語です。腐りかかってますから丁寧に扱わなければいけません。ゆっくり相手に合わせたコミュニケーションが出来る人が必要です。見た目ゴツいですがデイヴメルヘジが良い雰囲気、本業は作家でコメディアンなのね。
日本でも"カモメ食堂"的な映画流行った事あったけど今アメリカ来てるのか?小さなネタ、ひっそり生きる人を丁寧に描く、昔のザラザラしたニューシネマ風からアメリ風まで全て女性監督、、この流れパーフェクトデイズ受賞と繋がってないかな?考え過ぎかなぁ。

2度離婚した訳はちゃんと調べた方がいいよ。

masayasama