「会話劇を存分に楽しむ」お母さんが一緒 entranslopeさんの映画レビュー(感想・評価)
会話劇を存分に楽しむ
長女江口のりこ、三女古川琴音を特に観に行った作品。次女の内田慈もこれまでは余り意識していなかったが今作の会話劇での存在感が半端なく、今後他作品も注目してゆきたい。
三人の「お母さん」がいつどのように登場するのかを楽しみにしていたが、最後まで顔出し無し。各人の発言だけで想像させる秀逸な展開で、画の迫力で魅せるのとは正反対の、何気ない一言・仕草や、各人のぶっちゃけトークの被せ合いに、時に笑わされ、時にしんみりさせられた。
三女の恋人が、いい感じでとぼけた発言、そして、愛のある発言で色を添える。
何だかんだ言って家族は良いものだなと感じることができた。
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