「3人がちから合わせてのりこえるってことね」お母さんが一緒 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
3人がちから合わせてのりこえるってことね
2024年映画館鑑賞66作品目
7月14日(日)MOVIX仙台
通常料金2000円
監督は『ぐるりのこと。』の橋口亮輔
ペヤンヌマキ脚本作品初鑑賞
舞台の映画化
ペヤンヌとかなめたペンネーム
ブス会などというものを主催しているが本人はさほどブスではない
3人姉妹が母を温泉宿に招き誕生会を開く話
なぜか最後まで母の姿は見えない
三姉妹の口論が1番の売り
女3人寄れば姦しいとはよくできた言葉
嫌いじゃない
江口のりこや古川琴音は主演クラスの売れっ子だが次女役の内田慈はこれまた渋い
たしかに過去に数本主演映画が公開されているがそれでもチョイ役のイメージが強い
それは彼女の主演作を観ていないどころか知らないだけだった
申し訳ない
邦画をよく観る人は「あっこの人どこかで見たことあるけど名前がわからない」の典型的女性俳優
内田慈がこれだけ出演時間が長いなんて自分は初めての体験
内田慈のスクリーンでのドアップは珍しい
泣きじゃくる熱演もさることながら姉や妹の話を聞く時の受けの芝居は脇役が長かったからこそ
素晴らしいぞ内田慈
あんたに惚れたぜ
2人に比べ顔が若干大きい気がするが錯覚だろう
江口のりこは厚化粧すると駆け出しのオカマに見えた
ウルトラマンAで星夕子役を務めた星光子がチョイ役で出演していた
せっかく温泉に来たので3人姉妹が入浴シーンのサービス
しかし露出は当然控えめ
代わりに青山フォール勝ちがおしり丸出し
配役
美人姉妹の妹たちにコンプレックスを持っている長女の弥生に江口のりこ
優等生の姉に比べられ続け姉を恨んでいる次女の愛美に内田慈
2人の姉を冷めた目で見ている三女の清美に古川琴音
清美の彼氏のタカヒロに青山フォール勝ち
食事中の宿泊客に星光子