「【”喧嘩する程仲が良い。めんどくさい三姉妹はお母さんの血をしっかりとひいているし、そんなお母さんが大好きなのである。”今作は可笑しき三姉妹が奏でる、家族の良さを堪能するホームドラマなのである。】」お母さんが一緒 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”喧嘩する程仲が良い。めんどくさい三姉妹はお母さんの血をしっかりとひいているし、そんなお母さんが大好きなのである。”今作は可笑しき三姉妹が奏でる、家族の良さを堪能するホームドラマなのである。】
■お母さんの誕生日を祝おうと長女弥生(江口のりこ)、次女愛美(内田慈)、三女清美(古川琴音)が、お母さんと温泉にやって来る。
因みに、お母さんは三姉妹の会話には頻繁に出てくるが、劇中では現れない。
だが、三姉妹の話を聞いていると、相当にメンドクサイお母さんであるようである。
◆感想
・今作は、三姉妹のあーだ、こーだのどーでも良い会話が絶妙に可笑しいし、江口のりこさんの得意技である仏頂面演技が炸裂する作品である。
・二女を演じた内田慈さんの演技も可笑しい。美人なのに、何故か独身。一番真面目だと思った三女を演じる古川琴音さんも何だか可笑しい。
サプライズと言って、妻と別れた子持ちの男をコッソリと呼ぶかなあ。クスクス。
■三姉妹間で勃発する、どーでも良い問題の数々
1.次女愛美が選んだ純和風の温泉旅館に難癖をつけ、果ては彼女の性格にまで言及する長女弥生。
・女風呂の方が、男風呂より小さい。(古い、和風旅館あるあるである。)
・畳が臭い。(あのね、畳はもぐさじゃなくって藺草ですから。クスクス。)
でもって、次女愛美はセンスが悪いと罵る。
2.一重瞼と二重瞼問題
長女弥生だけ一重瞼で、それを彼女は昔から根に持っているのである。
確かに江口さんは一重だけどね。ホント可笑しい。
3.三女清美が、こっそり結婚相手のバツイチ子持ち男のタカヒロ(青山フォール勝ち)を連れて来ていた問題。
彼氏のいない長女、次女が妬みも有りながら歓迎するも、タカヒロがバツイチ子持ちである事が分かった途端の手の平返し攻撃。クスクス。
4.長女弥生が直ぐに切れる問題
お母さんにプレゼントしたマフラーを貶され、床に叩きつけた(らしい)後に、卓球上でアイシャドウが涙で顔の上に、”カオナシ”みたいに流れて不貞腐れている姿。後ろの席のオバサン達、大爆笑している。とても可笑しい。
序でに、直ぐに切れるのは遺伝みたいである。
■今作の構成が巧いのは(舞台劇がベースだそうであるが)三姉妹の遣り取りを聞いているだけで、出演しないお母さんのメンドクサイ人柄が自然と浮かび出て来る所であろう。
<折角のお母さんの誕生日を祝う場なのに、夜に、三姉妹が怒って、過去に遡り妬みあって、泣いて・・、の修羅場のシーンの数々が可笑しい事。
けれども、翌朝、次女の愛美が温泉の近所のパワースポットの神社で汲んできた水をお母さんに飲ませたら喜ばれて、彼女が興奮しながら”美味しいと言って飲んだ!滅多に聞けないお母さんのポジティブ発言!”と喜んだり、長女弥生のプレゼントもお母さんが一晩経って太陽の光の下で見ると”良い色あい”と言われて喜んだり・・。
そして、長女の弥生は持参したアイロンで、前の晩散々ごみ屋敷とか言って貶した二女愛美の服を丁寧に掛けてキチンと畳んであげているのである。
今作は、そんなシーンを見ると、”何だか、家族ってめんどくさい事も在るけれど、良いモノだよなあ。”と思った作品なのである。>
おお数値下がって良かったですね。
私は健診しばらく受けてないし、酒は毎日飲みまくってます(笑)
あと「大いなる不在」は公開前から気になってるんですが明後日の予定です。明日は密輸です。
列車が揺れて間違ってフォローしちゃったよ!の件了解!(笑)
いつもながらのハンサムよりハンサム映画.comの竹野内豊、目が合ったら即女子を惚れされるNOBU氏、映画楽しんで下さいね。
私は自宅に戻り既に酒飲んでます(笑)
クレオの夏休み雰囲気良さげですね。
おはようございます!
フォローしてもらちゃってありがとうございます!
私も今劇場にいるんですが、今週観れる作品は少ないんですがスケジュール被りが多くて効率悪いです。
今日は1本観て終わりです。
あと日月で1本ずつって感じです。