チャーリーのレビュー・感想・評価
全40件中、1~20件目を表示
動物と子供には
インド映画でありながら、ダンスは皆無、アクションもごく僅かという近頃では珍しい作品でした。他者とは交わらずひねくれて一人で生きて来た男が唯一心を許した犬・チャーリーに死期が迫っている事を知り、せめて大好きな雪山を見せて遣ろうとバイクで旅に出るというロード・ムービーです。
映画界では昔から「動物と子供には勝てない」と言われて来ましたが、余命僅かなチャーリーの健気な演技には揺さぶられっ放しでした。お約束の展開なのになぁ。犬好きの人ならば後半は涙が止まらないのではないでしょうか。特に、チャーリーの名の由来が分かった時、映画ファンとしては感謝の思いで一杯になりました。他にも、映画ファンの心をくすぐる小ネタがあちこちに仕込まれていて嬉しくなってしまいます。
と、ここまで書いて来て、「あれっ?あの犬は実はCGだったのかな?」との疑念がよぎり始めました。あ~、そんな事も考えてしまう現代という時代が面倒くさい~。
犬好き必見かな
南インドのマイスールで溶接工として働くダルマは、子供の頃に両親と妹を事故で亡くし、天涯孤独で人付き合いもせず、職場でも近所でも変わり者と言われ、ビールとタバコとチャップリン映画だけを楽しみに生きる日々を過ごしていた。そんな彼の家の前で、ラブラドール・レトリーバーの子犬がバイクに轢かれて怪我をした。皆が放置するから、ダルマは仕方なく子犬を獣医の所に連れて行き、手当をしてもらい、お金を払って帰ろうとした。すると、獣医から、飼い主が見つかるまで4日間だけ預かって欲しい、と頼まれ、仕方なく家に連れ帰った。何人か飼い主候補は居たのだが、ダメで、子犬はダルマの家に住み着くようになった。孤独だったダルマと子犬はいつしか心を通わせるようになり、子犬にチャーリーと名付けた。イタズラ好きのチャーリーに振り回されながらも楽しい毎日を送っていたある日、チャーリーが血管肉腫で余命わずかであることが判明した。ダルマはチャーリーが雪好きだと知り、チャーリーに本物の雪景色を見せるため、サイドカーにチャーリーを乗せてインド北部のヒマラヤを目指す旅に出た。無事命あるうちにチャーリーに雪景色を見せる事が出来るか、という話。
メス犬でチャーリーならシャーロットなのかな?
仕事を休み、途中で資金不足となりバイクまで売ってインド南部から北部国境付近まで、2,600km以上有るみたいで、日本だと鹿児島の佐多岬から陸路青森の大間港までと、フェリーで北海道へ渡り稚内くらいの距離感らしい。そんな距離をバイクといえ犬に雪を見せる為だけに行こうとする行動力が凄い。
フィクションらしいが、溶接工らしくサイドカーを自作したり、悪徳ブリーダーが登場したり、嫁に逃げられた黒い犬を飼ってた親切な男との交流が有ったり、デーヴィカと一緒に旅したり、なかなか面白いストーリーだった。
犬好きにはたまらなかったと思う。
近所の少女が可愛かったのと、動物愛護施設の職員・デーヴィカ役のサンギータ・シュリンゲーリが美しかった。
印×犬=名作確定 な筈だった…
良い映画ではあるが、、何か物足りない。でも冗長。
ドッグコンテストのくだり要る??!
犬を飼ったこともあるし、評価も高いし、きっと感情移入しまくり号泣必須ムービーかと思ったが、一滴も涙が出なかった!
氷のように冷たい女…?いや囁かないで頂きたい。
先が読めるから泣けないのか、l
印映画に求めているのはド派手なアクションであることに気づいた一作でした😅
(RRR・PATHAAN大好き人間)
今年度の主演女優賞は彼女で決まり
いくらインド映画とはいえ必要以上に長すぎですが、その分愛らしい"彼女"を堪能できたのでヨシとします。審査員がイヌ好きなら、今年度の主演女優賞は"彼女"で決まりでしょう。
インド映画は好きなんだけど、 長過ぎるからいや でもこれはそれほど...
インド映画は好きなんだけど、
長過ぎるからいや
でもこれはそれほどでもなかったし、見た
ワンコと出会えて良かったね
主人公は、最初から応援したくなる人だった
近所の女の子も、
力になる女性も良かった
とにかく感動させようとしてくるフィクション
良い話で感動する映画ではあるが、フィクションであり作られた話です。
視聴者を感動させる術を次々と放ってくる。
熟知しているという良い面があれば
いちいち感動の押し売り感があってひく場面もあった。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
私が気になったのは「犬にはまると独身」ということだ。
相手が犬じゃなくて人間の女性ではダメなのだろうか?
犬が名演技
偏屈な男が犬を助けたことから変わっていくほっこり映画。
後半は犬と共にヒマラヤに向かうロードムービーに。
よくある構図の話ではあるものの、犬の名演技ですっかり二人(?)の愛にやられてしまう。
インド映画らしく尺が長い。途中の競技の件は無理やりな感じで必要なかったような…
強引な部分はあるものの、ペットを飼っていたことのある人には刺さる作品だと思う。
🐕🦺は3日飼えば
偏屈男と無邪気なレトリバーのコンビ笑いあり涙ありで良かった ダルマさんが人間的に成長するストーリーでもあり ダルマなだけに開眼したんかな ただ旅路も最初は良い人ばかりで楽しかったけど、途中路上生活みたいになっていたのが辛かった ガソリン切れるのは予測出来るだろうし、雪山登山も軽装だし何かと無謀過ぎるのが目についた 途中のドッグショーも賞金出て旅費の足しにでもなるんかな?と思ったけどあれれだった
レトリバーってもっと子沢山なんだけどなぁ
旅路も上映時間も長くて途中皆さん自主インターミッションでしたけど、総じて面白かったです
きっと最後のアレがこの映画の一番伝えたいところかな
ダルマさんが変わった
人嫌いで孤独に淡々とした毎日を過ごす男と、悪徳ブリーダーから逃げ出してきた犬が心を通わせていくが、そのワンコには実は…といった物語。
お祭り会場を滅茶苦茶に破壊する筋肉達磨のどこに惹かれたのか分からないが、懐いてくるチャーリー。
やんちゃだがとても可愛らしく、見ていて癒されるチャーリーだが、その体には…。
余命わずかなチャーリーに雪を見せたい一心で、お金も殆ど無いままにヒマラヤを目指すダルマ。
道中出会う人々の親切心や、なんやかんや見守ってくれる地元の人達の描写にはホッコリしますね。
偏屈な男が犬と出会って人間らしくなっていって、最後には…という展開はベタと言えばそうですが、チャーリーの可愛さも相まって胸に迫るお話ですね。特に犬を飼ったことある人には涙ものですね。ワタクシも久々に涙がこぼれました…。
そして、犬登録場(!?)の場面で流れてた、犬の鳴き声をミックスしたBGMは面白かった(笑)あの曲欲しい…。
インド映画らしく、やはりちょっと長いな〜というのはあるし、よくわからないとこもあったりしたが、心が暖まるロード・ムービーとして面白かった。
大型犬はかわいいね
そんなに泣くか?ってくらい嗚咽。
うちにも大型犬がいて、14歳とちょっと生きて老衰で亡くなった。なので犬種は違うけど、前足でちょんちょんとアピールするのや、ハグした時の首の収まりとか、うちの子と重ねてしまった。
食生活は無茶苦茶、というか犬にカレーはダメじゃないか、部屋も荒れ放題。とはいえチャーリーはダルマといるのが一番幸せだから、謎の家に引き取られた時の表情がなんとも言い難い。
最期はだいぶフィクション要素強めだけど、チャーリーには最高に幸せな結末。
ふたりでいこう、どこまでも。
どこまでも行けたら幸せだろうなぁ。
会いたいな
偏屈な男と保護犬
オープニングから犬とチャップリンへの愛が伝わり微笑ましく、動物に優しい心の綺麗な人が作った映画だと分かります。
犬好き、動物好き、だけじゃなく、普通に映画が好きな人が観ても面白いと思う。
よく出来てる。
欠点は長すぎる(笑)
面白いなーと退屈せずに観てたけど、さすがに終盤は少しダレた(笑)
でも、いい映画だし、犬や動物に優しくという気持ちにホレた。
最後に表示されたメッセージも最高です♪
5つ星つけたいぐらい(笑)
ペットが欲しい場合は、ペットショップじゃなく保護犬や保護猫を飼いましょう。
身勝手な人間のせいで、毎日すごい数の犬や猫が殺処分されています。
あと、杉本彩さんも涙ながらに訴えていたが悪徳ブリーダーは地球のゴミだと思ってます。
映画スコアは、85点ぐらい。
人間には犬が必要だって常識なんだよね
犬との幼女の組み合わせで泣くからもう終わりだよ何もかも…
しつこかったり長かったり演出がくどかったり何がしたいんだよなシーンもありましたが犬映画だからもうなんでもヨシ。
犬がこの世に存在しているだけでヨシ。
でもあと一時間は縮められたと思いますね。
歌と長さが特徴のインド映画にそれ言っても仕方ないですがね。
ペットロス者には… 人間のエゴも垣間見れる作品
交通事故で家族を亡くし一人になってしまった人付き合いが苦手な真面目な男性と繁殖場から逃げ出したメス犬の話 なんとなく先はよめるロードムービーだが、単純明快な僕は何度か泣いてしまった… ペットロスを経験している人にはかなりグッとくるのかも
前のおばさんが映画の途中でもペチャクチャしゃべっていたのを隣の女性がキレて怒って😡⚡いたのが印象的
おばさん連中は本当に困った😖💧生き物です…
悲しいだけのお話ではない、心に残るストーリーでした。 家に帰って犬...
悲しいだけのお話ではない、心に残るストーリーでした。
家に帰って犬を撫でまくりました。そんな気持ちになる映画です。
犬の表情はCGかな⁇と思いつつメイキング動画を見たところ、実際に表情が豊かで朗らかそうな犬で、それを上手に撮っている事に感心しました。
犬は豪雪には埋まる埋まる
#涙活チャレンジ
ひと昔前なら先回りして号泣しちゃうほど涙脆かったはずの自分が最近だとどんな映画を観ても全然涙が出なくなってしまったことに気が付いてしまった…。 この映画はトレイラー時点で涙誘う要素満載だったし、先日の我らがジャッキーの新作映画でもお馬さんで泣けたから再度わんこで泣けるかチャレンジ🍀
【結果】ぐすん💧5(泣くよコレ)
映画について箇条書き👇
・賢いのにいたずらっ子なわんこ『777チャーリー』。
・飛び跳ねる姿がめちゃキュート💕
・バイクのサイドカーで旅するロードムービー
・でも実は主人公の『ダルマ』の成長物語。
・ダルマの姿を身近な人に重ね合わせて見ていたおかげで、めちゃくちゃ感情移入してしまった……
チャーリーとダルマの愛の物語
「動物もの」の映画🎞、感動せずにはいられませんでした😭✨
チャーリーとダルマの、心が通い合っていく様が感動します。チャーリーは、本当に演技が素晴らしいですね❗️監督さんは、ワンカット、ワンカット❗️犬だから、大変だったんじゃ無いんですかぁ❓
後は、インド特有の派手な音楽と、乱暴さ、あり得ないベタな所は、自分は苦手でした。
もっと、シンプルに、人と犬が心が通いあう様を、自分は観て感涙したかったです。
ワンコは最強
人付き合いしない、悲しい過去を持つ主人公に一生懸命寄り添い、人生の素晴らしさに気づかさせる、これもつらい過去を持つワンコチャーリー。いろんなことがあり、最後はいい感じで最後を迎えます。犬と人間の愛情物語です。
犬の「演技」が最高!
「あらすじ」を見ただけで、どんな映画か予想できる。
「これ、泣く映画だよね」と分かっていながら、やっぱり泣いちゃう。
2時間40分と(内容のわりに)長い映画だが、それを感じさせないのは、犬の「演技」のおかげ。
表情とか仕草とか、
「これ本物?それともCG?」とか思いながら見てた。(どっちだろう?)
ハリウッドでリメイクされるかな?
メキシコとかフロリダからカナダとかアラスカを目指す‥とかね。
とにかく元気いっぱいの愛くるしいチャーリーの演技ぶりが見事。中に人が入っているかと思うくらい芸が細かく、仕草が可愛いいのです。
本作は孤独な男とやんちゃなラブラドール犬が南インドからヒマラヤを目指して旅に出る姿を描くロードムービー。
5年以上の歳月をかけて撮影され映画大国インドで「サンダルウッド」と呼ばれるカンナダ語映画として歴代5位の興行収入を記録しました。主演のラクシット・シェッティとしては歴代最高額の興行収入を記録した作品です。
歌って踊り、観客を楽しませ、感情にも訴える、そんな大ヒットが記憶に新しい「RRR」のように近年、日本に紹介されるインド映画には娯楽大作のイメージがついて回ります。けれども、違った形の良作もあるりです。この作品は、BGMとして歌は流れますが、踊りなしの王道のロードムービーです。とりわけ犬が好きな人は、涙なしには見られないででしょう。
●ストーリー
南インド・マイスールで暮らす男ダルマ(ラクシット・シェッテイ)は、職場でも自宅の近所でも偏屈者と言われていました。彼は過去の悲劇がきっかけで周囲との関わりを避けていたのです。
毎日イトゥリ(発酵蒸しパン)ばかり食べ、酒と煙草とチャップリンの映画だけが日々の楽しみに生きる孤独な日々を過ごしていました。
ある日、ダルマは野外パーティの騒音に苛立ち、ステージに乱入して強引にパーティをぶち壊します。
そんな彼の元に、ある日悪徳ブリーダーのもとから逃げ出してきた一匹のラブラドールの子犬が、放浪の末にダルマの住む街へやってきます。このワンちゃんも、あのお祭りの夜、爆音のステージに悩まされるのですが、ダルマがステージをぶち壊したことでダルマを気に入り、彼の家の前に住み着こうとするようになるのです。
犬嫌いのダルマは追い払うとしますが、ある事故がきっかけてこの犬と心を通わせるようになるのです。そして、子犬に「チャーリー」と名付けて迎え入れます。やんちゃでイタズラ好きのチャーリーに振り回されながらも楽しい毎日を送っていたある日、チャーリーが血管肉腫で余命わずかであることが判明。ダルマは雪が好きなチャーリーに本物の雪景色を見せるため、お手製のサイドカーにチャーリーを乗せて、インド縦断となるヒマラヤを目指す旅に出ます。
●解説
とにかく元気いっぱいの愛くるしいチャーリーの演技ぶりが見事。中に人が入っているかと思うくらい芸が細かく、仕草が可愛いいのです。そして心からダルマを頼り、愛し、時に心配する心情が伝わってきます。チャーリーを演じたラブラドール・レトリーバーの感情豊かな名演が本作の最大の見所です。
ほかにも見所がたっぷりで、ダルマが愛して止まないチャップリン映画へのオマージュの数々も面白いところ。ヒマラヤ山脈を目指す旅路では、南インドの緑あふれる町並みから、青い海が広がる海岸線、地平線の先まで続く荒野、そしてヒマラヤといったインド各地の多様な景色も物語を鮮やかに彩っていて、地理的な豊かさが感じられる映像も堪能できます。
道中、色々とあって迎える結末に驚きはしませんでした。但し、悪徳ブリーダーによる劣悪な飼育環境や近親交尾による子犬の増産によって、難病やガンにかかる飼育犬が増えている問題など、痛烈なメッセージを目の当たりにし、ハツとさせられます。感動だけでは終わらせない、世代問わず心に響くであろう一本です。
犬嫌いのダルマと、人間不信になりかねない虐待を受けたチャーリー。本来なら絶対に交わることなんてあり得ないひとりと1匹が反発しあいながら互いに愛情を育み、ともに生きる喜びを取り戻し、灰色だった世界が輝きだしていく姿に感動できました。
全40件中、1~20件目を表示