劇場公開日 2024年6月28日

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「インド映画、確かに長い」チャーリー ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 インド映画、確かに長い

2025年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

癒される

初めて見たインド映画。
インド映画の特徴として踊りがある、歌がある、長いというのが自分の中にあったが動物ものということでチャレンジ。
以外や、踊りはないし歌もバックで流れるだけ
ただ、長かった。2日に分けて視聴。
前半はチャーリーと主人公のが仲良くなるまで。後半はチャーリーと雪を見に行くというロード・ムービー。
その間に犬と少女によって主人公の人間性が変わっていくという所が面白い。
悪徳ブリーダーによる近親交配と虐待でチャーリーは癌だと医者から告げられる。このシーンは泣ける。
ええ加減ぽい医者と思っていたけれどちゃんとした良い医者だった。
動物愛護委員会メンバーのデーヴィカとは恋にまで行かず(デーヴィカはダルマのことが好きになってたかも)ラブストーリー感はなかったがその分、犬と人々のおりなす数々のエピソードは心打つものがあった。
最後にチャーリーはラルゴの腕の中で死んじゃうが後ろの建物の中から犬の赤ちゃんの鳴き声が。
後で知ったが旅の途中で知り合ったタミル人愛犬家ヴァムシナダンの愛犬ブラッキーとチャーリーの赤ちゃんだった。
チャーリーはダルマを心配して残していってくれたんだろうか?
できすぎた話かも知れないが二人の間にはこれくらいのことはあっても不思議で無い愛を感じる。
赤ちゃんもチャーリーと名付けられ、いたずら好きも一緒。色が違うだけ。
おかげでラルゴも一歩前へ進めたのではないか。
それにしてもチャーリーの演技、動きだけで無く目から伝わる感情といい素晴らしかった。
時間の余裕があるときはまたインド映画にもチャレンジしたいと思わせてくれる映画でした。
近所の女の子がラルゴが公園で逃がしたチャーリーを見つけてきて背中に背負ってラルゴの家まで担いできたシーンが一番面白かった。

♪エルトン シン
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