劇場公開日 2024年6月28日

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「犬好き必見かな」チャーリー りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5犬好き必見かな

2024年8月18日
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鑑賞方法:映画館

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南インドのマイスールで溶接工として働くダルマは、子供の頃に両親と妹を事故で亡くし、天涯孤独で人付き合いもせず、職場でも近所でも変わり者と言われ、ビールとタバコとチャップリン映画だけを楽しみに生きる日々を過ごしていた。そんな彼の家の前で、ラブラドール・レトリーバーの子犬がバイクに轢かれて怪我をした。皆が放置するから、ダルマは仕方なく子犬を獣医の所に連れて行き、手当をしてもらい、お金を払って帰ろうとした。すると、獣医から、飼い主が見つかるまで4日間だけ預かって欲しい、と頼まれ、仕方なく家に連れ帰った。何人か飼い主候補は居たのだが、ダメで、子犬はダルマの家に住み着くようになった。孤独だったダルマと子犬はいつしか心を通わせるようになり、子犬にチャーリーと名付けた。イタズラ好きのチャーリーに振り回されながらも楽しい毎日を送っていたある日、チャーリーが血管肉腫で余命わずかであることが判明した。ダルマはチャーリーが雪好きだと知り、チャーリーに本物の雪景色を見せるため、サイドカーにチャーリーを乗せてインド北部のヒマラヤを目指す旅に出た。無事命あるうちにチャーリーに雪景色を見せる事が出来るか、という話。

メス犬でチャーリーならシャーロットなのかな?
仕事を休み、途中で資金不足となりバイクまで売ってインド南部から北部国境付近まで、2,600km以上有るみたいで、日本だと鹿児島の佐多岬から陸路青森の大間港までと、フェリーで北海道へ渡り稚内くらいの距離感らしい。そんな距離をバイクといえ犬に雪を見せる為だけに行こうとする行動力が凄い。
フィクションらしいが、溶接工らしくサイドカーを自作したり、悪徳ブリーダーが登場したり、嫁に逃げられた黒い犬を飼ってた親切な男との交流が有ったり、デーヴィカと一緒に旅したり、なかなか面白いストーリーだった。
犬好きにはたまらなかったと思う。
近所の少女が可愛かったのと、動物愛護施設の職員・デーヴィカ役のサンギータ・シュリンゲーリが美しかった。

りあの