「先が読めても泣ける」チャーリー kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
先が読めても泣ける
犬を連れてのロードムービー。しかも犬の余命が短いってことならもう泣かせてくる映画であることは予想がつく。しかも偏屈だった男がその犬によってかわっていくんだから大筋は読めたも同然。あぁ、これがクライマックスの泣きどころになるんだねってこともわかる。でも、わかっていたからどうだというのか。ほら、やっぱり!これが来るよね!なんて思いながら泣いてしまった。先が読めたからといっても泣けるものは泣けるってことだ。
細かいところではちょっとした違和感やモヤモヤが残ったのも正直なところ。もう少ししつけられるだろうよとか、ドッグショーは何を競うものなのかとか、旅の準備があまりにお粗末で最後にあそこまでギリギリの状態になる?とか、あの電話した相手は誰だったのか?とか(あのお店の老夫婦?)。でも、それを許せるくらいにチャーリーが可愛かった。あんな愛情表現されたらそりゃメロメロになって人が変わってしまう。チャーリーにあの演技をさせた人たちがすごい。
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