「ヴァンパイア新境地」アビゲイル シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ヴァンパイア新境地
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どっちかと言うと『フロム・ダスク・ティル・ドーン』系のお話しで、先の展開が読めず面白かったです。寄せ集めの犯罪者集団が大富豪の12歳の娘を仲介人指定の隠れ家に連れ込んだところ、さらった相手がヴァンパイアで隠れ家は彼女の狩場だったと言うオチです。最初はクライム.サスペンスと思わせといて実はホラーと言う、一粒で二度美味しい構成だけど、予告編はネタバレ過ぎですね。ところが、絶体絶命の中、犯罪者達が裏切りや結束を繰り返しながら、最後はヴァンパイアとも手を組むと言うビックリな展開で脚本家のアイデアに感心しました。一方で、ホラー作品らしい残酷描写も満載で、バレエダンス風の格闘シーンやヴァンパイアが爆烈して死ぬシーンなど、作り手が目新しいことをあれこれ詰め込んでいるのもいい感じです。役者では、ヴァンパイア役のアリーシャ・ウィアーが次回作が心配になるほどの大熱演でした。最後にちょっと出てくるマシュー・グードは、妖気を発している感がハンパなかったです。
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トミーさんのコメント
2024年9月17日
共感&コメントありがとうございます。
成程! 体液抜いてあるのでそんなにグチャグチャにはならないのかもしれませんね。ただ逃走先の屋敷が見るからに怪しいアブナイ感じでしたよね。