アンジェントルメンのレビュー・感想・評価
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ヘンリーカビルだとぉー!
主人公、ガス=スーパーマンにはとても見えない!役作りしてきたねえ!「コードネームU.N.C.L.E」の時はまだ、「スーパーマン」キャラの雰囲気残ってたけどね。今回は全くの別人!すごっ!
そして、久々に「ガイリッチー」節が炸裂したね。往年のスタイリッシュさがよく出てた!音楽といい、会話の内容やテンポといい、おおーってなったよ。正直「キングアーサー」とかちょっとなあ、と思ってたし、最近は少し作風が違う感じでね、、、そうそう、こういう作品待ってたんだよ!
そんでね、主人公チームが誰も死なないからこそ滲み出る「ウィット感」があると思うんだよね。仲間が途中で死んじゃったら「復讐」「弔い合戦」って感じで「おしゃれ」じゃなくなるしね。紅一点のマージョリーも良かったね。曲者感漂うというか「峰不二子」っぽさがいいよね!俺は未見なんだけど「ジェントルメン」って作品あるらしいね。今作と対になってるのかな?って少し思った。どうなんだろね?
すたすた歩いて、ぱすぱす撃って、さくさく敵を倒す。このテンポ感が映画ならではのスタイリッシュさにつながってるなあ。
単純に好き!映画らしさを楽しめたなあ!当然、パンフも購入!
2025年度劇場鑑賞19作品目
「Mack the Knife」の歌唱シーンで、どの歌詞がイディッシュかわかる人はすごいと思う
2025.4.7 字幕 TOHOシネマズ二条
2024年のアメリカ&トルコ&イギリス合作の映画(122分、G)
原作はデイミアン・ルイスの『The Ministry of Ungentlemanly Warfare』
非合法のスパイの暗躍を描いたアクション映画
監督はガイ・リッチー
脚本はガイ・リッチー&アラシュ・アメル&エリック・ジョンソン&ポール・タマシー
原題の『The Ministry of Ungentlemanly Warfare』は、「非紳士的戦争省」という意味で、劇中のスパイメンバーにつけられた名称のこと
物語の舞台は、1942年の大西洋沖
スウェーデンの漁船に乗り込んでいるガス・マーチ=フィリップス(ヘンリー・カヴァル)とアンドレス・ラッセン(アラン・リッチソン)は、ナチスのBボートの職質を受けていた
彼らは船内を隈なく捜索し、奥に隠し部屋があることに気づく
そこには仲間のヘンリー・ヘイズ(ヒーロー・ファインズ・ディフィン)とフレディ・アルヴァレス(ヘンリー・ゴールディング)がいて、彼らの発砲と同時に、船上でも銃撃戦が始まった
4人はBボートを制圧し、そこから予定通りの航海を続けていく
彼らはもう一人の仲間であるジェフリー・アップルヤード(アレックス・ベティファー)を救出するためにイタリアのラ・パルマ島を目指していて、合流したのちには赤道ギニアのフェルナンド・ポー島に向かうことになっていた
目的は、そこに停泊しているスペイン船ドゥケッサ号を沈めるというもので、その船はナチスの誇る潜水艦Uボートへの食糧や兵器、燃料などを補給する船だった
Uボートは大西洋の覇権をドイツのものにするほどの性能があり、それによってナチスと交戦中のイギリスはアメリカの協力を得られていなかったのである
物語は、2016年にウィンストン・チャーチル(ロニー・キリア)が公開した文書をもとに作成された原作に倣っていて、いわゆる「事実に基づく(Based On)」の作品になっている
劇中に登場する女優のスチュワート(エイザ・ゴンザレス)も実在の人物で、作戦の立案はのちに「007」シリーズを執筆するイアン・フレミング(Freddie Fox)で、作戦の責任者は「M」のモデルでもあるガビンズ准将(ケイリー・エルウェス)だった
映画で描かれる作戦は「ポストマスター作戦(Operation Postmaster)」で、これも実際に行われた作戦で、1942年1月14日に行われ、映画のようにタグボートで曳航し、引き渡しが行われたとされている
本作は、ナチスに家族を殺された人々が集まって復讐を果たすという流れになっていて、いわゆる無双状態で相手を薙ぎ倒していく様子が描かれていく
ピンチというピンチはなく、ひとり被弾するものの、悲壮的な展開になることはない
相手がナチスだったら何をしてもOK状態に近いので、そう言った一方的な戦争に爽快感を求める人ならばOKだろう
ただし、作戦が成功するかどうかを緊張感を持って見守るというテイストは最低ラインで残されているので、飽きが来ないつくりにはなっていると思った
いずれにせよ、詳しい予備知識は必要なく、ほとんどが映画内で説明されている
007シリーズを知っていれば、イアン・フレミングとMにニヤリとするぐらいものもので、ユダヤの言葉が聞き分けられる人ならば、後半の決定的なシーンの意味がすんなりと入ってくるように思える
ちなみに、あの歌唱シーンにおいて、スチュワートは
「Mack the Knife」という曲をドイツ語で歌うのだが、その歌詞の中で「Yeder Veyst(「みんなが知っている」という意味のイディッシュ語)」という言葉を使ってしまう
それによって、ルアー大佐(Til Schweiger)は彼女がユダヤ人であることに気づくのだが、これがわかるのは言語にかなり精通している人だと思う
映画では、ちょうどスチュワートが歌いながらルアー大佐の膝の上に乗るシーンになるので、見返せる人は気に留めてみたら良いと思う
ちなみに、著作権的にOKかわからないが、YouTubeに該当シーンの動画があるので、自己責任で「Mack the Knife」+「映画の原題」でググってみれば良いのではないだろうか
普通のアクション映画
主人公側の登場人物が敵側を名もなきキャラクターをバリエーション豊かな手段で次々と殺していく作品。
舞台はイギリスとアフリカで、登場人物もほとんどが欧州人とアフリカ現地民といった設定ではあるが、台詞回しやBGMはアメリカンテイストが強い。
良くも悪くも本作の前説や予告動画から想像できる通りの作品であり、想定を超えてこそ来ないものの、期待通りのものは観せてくれる。
いつもより控えめなガイ・リッチー破天荒感
冒頭の船での格闘&爆破シーンで、
期待通りのガイ・リッチー節だったので、グイグイ引き込まれた。
その勢いは、アップルを助けに島に乗り込んで皆殺しにするシーンまで続き、
こりゃあ面白いぞ〜と思っていたら、
その後の展開がスパイ映画よろしく、緊迫感はあれど派手さは身を潜め、
スピードダウン感は否めなかった。
最初の勢いで最後まで行ってくれていたら最高に面白かったのに!!
キャラはしっかり立っており、
ヘンリー・カビル演じるガスは、敵のコートや帽子をすぐパクるし、
アンダーすを演じたアラン・リッチソンが最強すぎる(特に弓矢をリサイクルしながら射るところとか)し、
リカルド役のバブス・オルサンモクンは最高のスパイだし、
マージョリー役のエイザ・ゴンザレスが最高に美しく、みんな最高!!
史実をベースとしているだけあって、
エンタメにうまく調理している一方、ウィンストン・チャーチルの造形が実にリアルだったりして、
きちんと史実感が出ているところも良かった。
面白く観ることができたが、上述した通りスピード感を保ったまま最後まで行くと
さらに面白かったと思う。
チャーチルが締めるラストも好き。
Uボートを撃沈せよ‼️
第二次大戦中にドイツ軍のUボートを無力化する任務についたならず者たちの活躍を描いたガイ・リッチー監督作品‼️今回の作品はガイ・リッチー監督の映画愛に満ちた作品だと思います‼️口笛とギターをフィーチャーした音楽からしてセルジオ・レオーネ作品のモリコーネの音楽みたいだし、英国軍部の上司がMとイアン・フレミングで「007」ですね‼️ならず者たちが困難なミッションに挑むのも「特攻大作戦」や「イングロリアス・バスターズ」だし、序盤に崖をロープで登るシーンは「ナバロンの要塞」を思い出しました‼️ならず者たちがそれぞれの特技を生かしてナチスをやっつけていくクライマックスも痛快‼️ただ主役のガス役ヘンリー・カビルは少し面白みにかけるんですが、歌や踊りを披露し、女スパイみたいな大活躍を見せるマージョリー役のエイザ・ゴンザレスがめちゃくちゃ魅力的‼️エンドロールで、ガスとマージョリーが後に結婚したと分かって、胸がアツくなりました‼️
【第二次世界大戦時、ウィンストン・チャーチル首相とイアン・フレミングが設立した秘密戦闘機関の面々が、ナチスドイツをガッツンガツンに完膚なきまでにやっつけるヒジョーに爽快な映画。】
<Caution!内容にチョビッと触れています。>
ー 冒頭、”この物語は実話である。”とじゃじゃーんとデカいフォントで出るのだが、内容を見ると、ホントかいな!と思う程、秘密戦闘機関のアンジェントルマン&ウーマンの人たちが行うナチスドイツに対する攻撃が容赦ない。
容赦ないったら、容赦ないのである。
そして、ナチスドイツ兵は、他の映画の様にしぶとくなくって、次々にヤラレルのである。何だか、弱っちいなあ。
まるで、ドミノ倒しのように次々に斃れて行くのである。
超ガタイの良い兄ちゃんは(もはや、いつもの様な役名と俳優名を記したレビュー放棄である。だって、登場人物が多過ぎて覚えきれなかったんだもん。)ウィリアム・テルもビックリのマーキューリー振りで、弓矢で一気に二人の身体を貫通する強弓を次々に打ち放つし、リーダーのガス(ヘンリー・カヴィル:一応、主役らしい)始め、皆、何の躊躇いもなくナチス兵を撃ち殺しまくるのである。非常に爽快である。
助けてあげたのは、少年兵一人じゃなかったかな。
あと、超絶美人のマージョリー( エイザ・ゴンザレス:ウーム、こんなに綺麗な人だとは・・。クレオパトラの衣装、ムッチャ好き。)は、聡明ながらも容赦がない。騙したキーマンの男に正体を見破られ捕らえられるも、隠し持った小型銃で躊躇なく額を打ち抜くのである。
<多数の登場人物が北大西洋上のUボートを無力化するために、ガッツンガッツン、ナチスドイツ兵を殺しまくる非常に爽快な戦争映画だが、実話という事にビックリである。
ガイ・リッチー監督らしきスタイリッシュさも結構あるが、私は脳内フル回転で観て、可なり疲れたっす。
けれども、英国軍に捕らえられた秘密戦闘機関のアンジェントルマン&ウーマンの人たちが、手錠を掛けられて連れ出された所に、ウィンストン・チャーチル首相が重々しく入って来て彼らの手錠が解かれ、テーブルの上には御馳走が置かれ、チャーチルが”君らは、私の直下に入る。”と宣るシーンと、エンドロールで流れるホントの彼らの白黒写真と、授与された数々の勲章には、ビックリしたなあ。じゃーね!>
THE 型破り
“北大西洋上のUボートを無力化する”という任務を命じられたフィリップスと仲間達の話。
ガイ・リッチー監督作品=私のなかでは「コヴェナント」が最近の作品だと好きで。
その監督さんの作品だから間違いないだろと鑑賞したものの…。
ナチスとかこっち系の話は苦手だし、知識がない為、合いませんでした。ナチスをサクサク殺ってる辺りはシンプルに楽しめたんですが途中の話でウトついてしまって。
個人的には男女2人で組んで動いてたスチュアートにスポットを当てて欲しかったかな。
彼女魅力的だしキレイだしポチってたしシンプルにカッコよかったです!
最高の敵、カタキ役です
ナチス。
もうこれでもかってくらい、やられまくってます。
誰も文句言わないので容赦ない。
でもアンジェントルな人たちは、若い水平さんを逃がしてあげる描写を
いれて、対照的。
ガスは、ヘンリーさんハマり役で、楽しんで演じてらっしゃる感じが伝わります。
アップルヤードのペティファーもイケおじになってますねー
映画版のアレックスライダー、スパイ役の時はまだ少年ぽさもありましたが。
ラッセンは肉体ごとCGかと疑いたくなりますが、人体を貫通して木に刺さる、
貫通する矢がもう一人を倒すなんて離れ業の説得にはなっているのかいないのか。
斧がナイフみたいに扱えるし。
むきむきです。
イートン校でクリケットプレーヤーだったKBは、サーの称号もらえたんでしょうか。
ちょっと気になりました。
リアルキャストの紹介には登場しませんでしたから、この人はフィクションかも。
音楽も気持ちいい。
往年のマカロニウェスタンぽい、口笛だの掛け声など、モチーフだらけで
画面にぴったりです。
とにかく楽しめました〜
映画館の爆音で大画面で二度三度観たくなった作品は今年初めて。
ポストマスター作戦のほかの作戦も続編で!
マージョリーが歌詞間違えて、サディストおじさんに看破られるシーン、
勉強不足でいまいちピンとこなかったので、そこももう一度見たいと思ってます♪
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