アンジェントルメンのレビュー・感想・評価
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薄味なスパイ・アクション映画
第2次世界大戦中のイギリスに設置された、秘密軍事組織である特殊作戦執行部(SOE)とナチス・ドイツ軍との戦いを描いたスパイ・アクション映画。
実話を元にしており、イアン・フレミングも登場するし、主人公は007のモデルとなった方らしい。事実であれば仕方ない面もあるかもしれないが、敵が弱くて、特にハラハラドキドキする場面もあんまりなく淡々と進んでいくので、いまいち盛り上がらない。
紅一点のヒロインであるマージョリーはなかなか魅力的なキャラクターなんだけど、射撃の名手という設定も生きていないし、後半は特にいなくてもよかったんじゃないかと思ってしまう。
ガイ・リッチー監督作としては、前作の戦争映画「コヴェナント/約束の救出」も同じような薄味の印象で、物足りなさを感じてしまうなぁ。最近の作品だったら、アンが付かない「ジェントルメン」の方が好みです。
実話ですって?!
フィッシュ&チップス ウエスタンの通快活劇でした。
アンジェントルメン
The Ministry of Ungentlemanly Warfare
実話らしいのですが、嘘みたいな非常識な兵士達が召集され、007のモデルまで登場です。
消音で殺しまくり、音が出だすとドカンドカンをやりたい放題です。
スカッとするけど、やり過ぎ!
どこがスパイアクションか?
と思ったら、か弱い少年兵隊には逃亡を見逃すジェントルマンでした。
最後はマカロニウエスタンならぬ、
ブリテンウエスタンミュージックでサヨナラさようなら…
それも海賊の国らしく、
ドイツ、イタリアの船を強奪してくるのだから笑えます。
そして、チャーリルから勲章🎖️もらうのだら血は争えません🏴☠️
そんなアクションコメディです。
( ^ω^ )
アンジェントルメン
The Ministry of Ungentlemanly Warfare
「ジェントルメン」「スナッチ」のガイ・リッチー監督が、第2次世界大戦中のイギリスでチャーチル首相もと非公式に結成された特殊部隊の戦いを活写したスパイアクション。
第2次世界大戦中、英国はナチス軍の猛攻により窮地に追い込まれていた。特殊作戦執行部に呼び出されたガス少佐は、ガビンズ“M”少将とその部下イアン・フレミングから、「英国軍にもナチスにも見つからずに、北大西洋上のUボートを無力化する」という高難度の任務を命じられる。型破りな仲間たちを集めて船で現地へ向かったガス少佐は、作戦決行へ向けて準備を進めていくが、思わぬ事態が起こり……。
特殊部隊の創設にもかかわった海軍情報将校イアン・フレミングが、後に作家となり生み出したジェームズ・ボンドのモデルになったと言われる主人公ガス・マーチ=フィリップスを、ヘンリー・カビルが演じた。そのほか、「ベイビー・ドライバー」のエイザ・ゴンザレス、「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」のアラン・リッチソン、「クレイジー・リッチ!」のヘンリー・ゴールディングが共演。「トップガン マーヴェリック」のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが製作に名を連ねた。
アンジェントルメン
The Ministry of Ungentlemanly Warfare
2024/アメリカ・イギリス・トルコ合作ま
ビヨンビヨンビヨ〜ンの音楽
リバイバル映画 間違って入った?とはじめ思った。ケド 最近の作品なのね。
バン バンバンって、 飛び道具で簡単に 敵が死んじゃいますから。
素手で戦うアクション好きには あっけないけど。
サックリ 面白かった。肩がはらない娯楽映画だよこれは。
イアン・フレミングは只者ではないという話
感想
イアン・フレミング、ダブルオーセブンシリーズの原作のキャラクター設定や基本プロットは原作者自身がそれ相応の経験を踏まえないと創造し得ないと感じてはいたが、第二次世界大戦時の実話として英国紳士の鏡とされる大英帝国軍人が作戦行動上非紳士的な規定違反を犯し、且つ組織的にも異端行動を貫きながら世界の歴史をも変える事になった重要なミッションを達成して知られざる英雄譚の中心人物となったジェームス・ボンドのモデルと言われるガス・マーチ=フィリップスと英国陸海軍切っての精鋭中の精鋭であるその仲間達に彼が秘密作戦を指令し、危険をも顧みない一見して無謀な策だが実は全て緻密な計算に基づき構築され、さらに現場での大胆な作戦変更判断をしたというエピソードに改めて驚愕すると同時に想像を遥かに超えてくる話が大変興味深く面白さに満足しながら鑑賞することができた。
寄港地の島に駐屯しているドイツ兵とイタリア船乗組員が弱すぎるというレビューに対しては違う見解を持っている。殺しのプロフェッショナルが何人も集まり一つの目標に向かい計画的に結果を出す姿は監督ならではの趣向でまんざら大袈裟な演出になっている事も多少は有ると思うが、今回はどちらかと言うとよりリアルさを追求したのではないかと観ている。実戦時に船舶強奪後、短時間に一気に双方向(①船舶内にいる敵兵駆逐、②港湾部の機関砲台占拠と歩哨駆逐、高射砲台の破壊)に進出すると決めた場合、音も無く進出するその場に現れた人間は全てサイレンサー付きの機関銃と弓矢で敵をばったばったと忽ち薙ぎ倒してしまう描写は充分に有得る話である。公開されている事実情報を読んだ訳では無いが作戦の詳細な経過と発生した問題についての分析、さらに作戦行動全体についての結論的アナライシスは出ており監督とスタッフは読み込んでいるのではないか。相手が弱すぎるのでは無く、其処の暗闇にいる訳のない敵が突然現れて不意打ち喰らわせてくる雰囲気を映像的に上手くリアルなアクションとして表現していたと感じる。決して寓話的な展開を意図して創り上げている映像だけには見えなかった。
製作・演出・脚本・音楽
製作
「トップガン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」
シリーズのジェリー・ブラッカイマー。
昔はチャラい新進プロデューサーという印象であったが、着実に経験を重ねて今や流石と思わせる名作の製作に顔を連ねる常連のハリウッドの名プロデューサーとなったという印象。
監督・脚本
ガイ・リッチー
「コヴェナント」「コードネームU.N.C.L.E.」
今回は2016年に英国諜報機関(元英国海軍諜報部・特殊作戦執行部)から正式に発表された事実資料を元にして本作の脚本が構成されている。内容としては事実であるだけに話は骨太の内容で各登場人物の会話の一つ一つまでにリアリティを感じられる素晴らしいものであった。演出的にはエンターテイメント性を重視した今時の映像創りでアクションとしても充分なデフォルメが成されていてガイ・リッチーらしい作品に仕上がっている。往年のJ・リー・トンプソンやガイ・ハミルトンの正統なる後継者としての地位を揺るぎないものにしてきていると感じる。新しいダブルオーセブンが製作されるとすれば彼の他にはJ ・ J・エイブラハムズ、またはジェームス・マンゴールドと言った辺りが挙げられるだろうが、ガイ・リッチーは監督として最適任者と勝手に思っている。
配役
ガス・マーチ=フィリップス役のヘンリー・カヴィルはアクション映画での定石俳優になりつつある。
イアン・フレミング役でエドワード・フォックスの息子であるフレディ・フォックスが出ており時の流れを感じた。他、頭脳明晰な精鋭軍人ジェフリー・アップルヤード役をアレックス・ペティファーが演じている。そつがない演技で印象に残る。今後の活躍が期待される俳優の一人と感じる。
音楽
クリストファー・ベンステッド
エンニオ・モリコーネのマカロニウエスタンのostを彷彿させるイメージで斬新な印象を受けた。スラブ系JAZZ曲調の要素があり素晴らしいostだと感じる。
バランス良く面白かったので⭐️4.5
文面追加訂正2025.4.8
安定のガイ・リッチー作品
キレとテンポの良いストーリー展開と派手なアクションで、G.リッチーとJ.ブラッカイマーの看板に期待通りの内容。エンタメ作品として木戸銭ぶんは充分に楽しめます。
物語は、困難なミッション達成のために各分野のスペシャリストが集結するという王道の流れ。チームメンバーでは筋肉ダルマの怪力男と女スパイのキャラがとても立っていたが、その他の作戦参謀や天才爆破の専門家、及び航海士はイマイチ弱かった。続編で見せ場があるのかな。
ただ余りにもソツなくまとまってて意外性はないのが少し物足りないが、これは無いものねだりか。
冒頭とエンドクレジットで語られるように、実際に英国でWW2のときに組織された機関の史実がベースとのことで作中にMとかイアン・フレミングも登場して楽しい。実話についてもっと詳しく知りたくなった。
深く考えずに楽しめる
とても面白かった。
一つ一つの小道具にお金がかかっていて
CGであまり誤魔化してない気がした。
個人的には流血があるのでR15だけど
ませた子はみると思うので、そのくらいで。
アクションぽいけど
会話が、頭の良い人の会話みたいで
謎かけみたい。
もう一度くらい観ないと、よくわからない。
それでも
近年稀にみる、面白い戦争映画だった。
ドイツとの縁は、服くらいしかないけど
大学の先生が、留学した時
ドイツ人は、美味しい物を食べる気がないと聞いた。
本当なのかな。
ドイツの国民食を知りたくなってきた。
船と言えば、昨日の夢で
雪で作られた、溶けない船の夢をみた
夢の中の夢
とても綺麗だったな。
溶けないから、出港できないだったかな。
みんなに見せたかったな。
昔読んだ本に
ドイツの女の子が恋人のために、恋人の母国語を勉強する話があったな。
親に認めさせようと、頑張ってたとか。
それも良いけど
もっと何かできたらな。
超能力ってさ、最強の超能力は思いつかない。
他人を出し抜く能力は、盾とホコみたいで。
でも、何かをなすなら。
僕はこうじゃないかなと思うことはある。
最後に
女性の出番が少ないので
帰りはきつねうどん食べるのオススメです。
アッサリして美味しい。
テンポの良さと音楽・効果音のフィット感が抜群
1939年のナチスドイツによるポーランド侵攻を端を発した第2次世界大戦。当初はドイツが周辺諸国に侵攻し、ヨーロッパ大陸を席巻することになり、さらにはイギリスに攻め込まんとしていた1942年のお話でした。
元々孤立主義を採っていたアメリカも、前年12月に日本による真珠湾攻撃を機に本格的に連合国側として参戦することになりました。しかしアメリカが大西洋を渡ってヨーロッパ戦線に参戦する障害となったのが、ドイツの誇るUボート。軍用艦、民間船をUボートが見境なく攻撃することから、アメリカ軍がヨーロッパに移動するのが難しい状況にありました。そんな状況を解決するためにチャーチル首相が非公式に結成したのが、本作の主役である”アンジェントルメン”でした。邦題は”アンジェントルメン”だけなので、イマイチ意味が伝わって来ませんが、原題の”The Ministry of Ungentlemanly Warfare”=”非紳士的戦争省”だと、主人公たちのミッションが一発で理解できるところです。
で、軍人としてのスキルは抜群なものの、上官に従わないことで有名なガス・マーチ=フィリップス(ヘンリー・カビル)が非紳士的戦争省のトップに選ばれ、彼が選んだメンバー達によって、西アフリカにあるドイツの拠点を攻撃し、Uボートに物資を補給するための船を破壊することに。プロローグで、「本作は事実に基づいた物語である」と出て来るし、実際フィリップスはじめ登場人物の多くは実在の人物のようですが、”アンジェントルメン”の面々の無双な活躍ぶりは、「ビーキーパー」のジェイソン・ステイサムばり。観ていて爽快ではあるものの、”アンジェントルメン”が強過ぎて、正直ハラハラドキドキの展開ではありませんでした。加えて、戦争の結果は周知の事実なので、物語性という点ではあまりのめり込める話ではなかったように感じられました。
ただ、テンポの良さは素晴らしく、また音楽や効果音がストーリーにジャストフィットしており、観ていて飽きないと作品だったのも事実でした。
そんな訳で、本作の評価は★4.0とします。
オンラインウエスタン
ガイ・リッチー監督作品に、勝手に期待しすぎた
ガイ・リッチー印にしては物足りない
男臭いオッサンたちの無双映画。 字幕で「train」が「電車」と訳...
きっとみんな真面目に仕事をしたのだと思います
実話ベースなんだ。
ヘンリーカヴィル
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