「事実は小説よりも奇なり。」アンジェントルメン Tabbyさんの映画レビュー(感想・評価)
事実は小説よりも奇なり。
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昨日から落ち込んでいたので、今日はなにも考えないで観られそうな映画をと思い「アンジェントルメン」を観に行った。007のモデルになった人物の話だと聞いていたので興味もあった。
ガイ・リッチー監督、ジェリー・ブラッカイマープロデュースなので、派手な演出でテンポが良く、爆発シーンも派手で、ナチスをバッタバッタとなぎ倒してスカッとするのだが、実話ベースなのを考えると敵とはいえあんなに簡単に殺してしまっていいのだろうか、と思ってしまった。この作品は、2014年に情報公開された事に基づいて書かれた小説がベースになっている。ミッション・インポッシブルに出てくる「M」も実在したし、007の原作者イアン・フレミングも関わっているのだ。しかしこの人たちがいなければ、007もミッション・インポッシブルもなかったかも知れない。
エンドクレジットでは実在した彼らのその後が次々と流れ、本当にあった事なのだと実感させてくれる。でも大幅に脚色してあって、ほとんどフィクションに近いのでは、と思った。
おかげさまで昨日のことをすっかり忘れて楽しめた。でもあまりにも人がたくさん簡単に死にすぎるので、星ひとつマイナス。
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