「Tramblanka」アンジェントルメン ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Tramblanka
ガイ・リッチー最新作という事で鑑賞。
前作では重厚な戦争ものをやっていましたが、今作では打って変わってド派手そうで楽しみにしていました。
1に爆発、2に爆発、3,4に爆発、5に爆発といった感じでとにかくド派手にやってくれていました。
映像内での火薬量と銃弾数と死人の数がとんでもなくて笑ってしまいました。
序盤の船での攻防は待ち構えていた作戦通りに事が進んで爽快でしたし、どこからともなく銃を取り出してバンバンバン、どこからともなくナイフで刺してグサグサグサしながらテンポ良く海に落としていき、艦長の遺体の手で敵さんを煽って砲弾が飛んできても、爆薬のプロが大爆破させるというほんまに4人でやったんかいなってレベルの暴れっぷりでした。
捕まったメンバーを取り戻しにいくために現地に飛び込んでいくところも盛り上がりっぱなしで、百発百中の矢で射抜きまくり、堂々と入っては笑顔で蹴散らしていき、ナイフとか蹴りとか入れられても余裕で受け流したりと強者ムーブの連続で圧巻されました。
しっかりとスパイ要素もあり、作戦を練っては打ち合わせて速攻レッツゴーというテンポの良さで突き進んでいくので、もうこの面々に任せておけば大丈夫じゃんという空気でした。
Uボートを撃退させよという作戦であるはずなのに、もうUボートも勢いでぶっ壊しにかかりそうなメンバーなので、本当に特攻していくんじゃとヒヤヒヤしましたが、そこは作戦に則ってやってくれたので良し。
女性スパイも参戦してきてから画面に華がパーっと舞ったようで素敵でしたし、武力と知力のタッグは最強という方程式が組み上がって頭がパーンってなりました。
史実ベースではありますがストーリーはあってないようなものであり、基本的にはアンジェントルメンたちが暴れ回る様子をニコニコしながら観るのがベターかなと思いました。
アクション映画にもある程度ストーリーは欲しいというのは、同じ暴れ屋のマイケル・ベイの「アンビュランス」でも感じたのでなんだか運命。
エンドロールでモデル元の人物たちのその後も出され、全員クールな生き様を決めており史実もカッコいいのは流石やねぇってなりました。
007のモデルの人物の活躍だったり、派手にバカやってる感じだったり、映画館サイコー!と心から思えて楽しかったです。
次はストーリーもしっかりしたやつが観れたら嬉しいな〜と思いました。
鑑賞日 4/15
鑑賞時間 18:10〜20:15
座席 I-12