「いつもより控えめなガイ・リッチー破天荒感」アンジェントルメン ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
いつもより控えめなガイ・リッチー破天荒感
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冒頭の船での格闘&爆破シーンで、
期待通りのガイ・リッチー節だったので、グイグイ引き込まれた。
その勢いは、アップルを助けに島に乗り込んで皆殺しにするシーンまで続き、
こりゃあ面白いぞ〜と思っていたら、
その後の展開がスパイ映画よろしく、緊迫感はあれど派手さは身を潜め、
スピードダウン感は否めなかった。
最初の勢いで最後まで行ってくれていたら最高に面白かったのに!!
キャラはしっかり立っており、
ヘンリー・カビル演じるガスは、敵のコートや帽子をすぐパクるし、
アンダーすを演じたアラン・リッチソンが最強すぎる(特に弓矢をリサイクルしながら射るところとか)し、
リカルド役のバブス・オルサンモクンは最高のスパイだし、
マージョリー役のエイザ・ゴンザレスが最高に美しく、みんな最高!!
史実をベースとしているだけあって、
エンタメにうまく調理している一方、ウィンストン・チャーチルの造形が実にリアルだったりして、
きちんと史実感が出ているところも良かった。
面白く観ることができたが、上述した通りスピード感を保ったまま最後まで行くと
さらに面白かったと思う。
チャーチルが締めるラストも好き。
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トミーさんのコメント
2025年4月16日
ご褒美はあんまり美味しそうじゃなかったですが。
射撃の名手の設定が生かされてないという評がありますが、女のポケットから出したあんな小さなピストルで額を撃ち抜くのは凄いでしょう?

