「未来パートが酷すぎる」仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク ヤスさんの映画レビュー(感想・評価)
未来パートが酷すぎる
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現代パートは平成ライダーや新ライダーなど見所があり、楽しめるのですが、未来パートが酷すぎました。
何か全体的にチープというか、突っ込み所が非常に多いです。泣ける映画にしたいと脚本家の方が仰られてましたが、どこで泣いたらいいんでしょうか。ダイゴのアップも演技も、劇場ではキツいです。ラスト辺りで小島よしおのノリを出されると、興醒めもいい所です。
なぜ未来の宝太郎を現在の宝太郎が励ましたり、鼓舞してばかりなのでしょうか。未来の宝太郎にも、未来で出てくるキャラのどれにも感情移入が出来ないので、どんな辛いシーンになろうとも、お芝居を見てる気分にしかなりません。親子愛も入れたかったのかもしれませんが、その部分も蛇足にしか感じません。
もっとドラマパートを削って、明らかに短いラストバトルの箇所と、様々なキャラの活躍が見れた現代パートを増やして欲しかったです。
ファンにも、子供達にも、どちらにも不義理な作品だなと感じざるを得ません。
映画での新フォームも大して目新しいことはしないですし、正直レインボーガッチャードやゴージャスで戦えば、今回の敵はあっさり倒せそうなのも残念でした。
ブンブンジャーは非常に面白かったので、そちらとゴージャスが出す平成ライダー、新ライダーガヴの活躍をスクリーンで観たいという方以外には全くお勧めできません。これまでの中でもかなり酷いライダーの映画でした。
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