「魅力的な役者で見せる人間ドラマが良い」ツイスターズ じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
魅力的な役者で見せる人間ドラマが良い
パニック映画と言うのは動物(怪獣)でも災害でも、人間が受け身でスペクタクル映像を見せるだけの中身空っぽ映画が多い(とくにエメリッヒね)けど、スピルバーグが関わる映画は人間ドラマが基本の上にパニックがあるので、スペクタクルズ性がより際立ってくる。
監督リー・アイザック・チョンは前作ヤン・デ・ボンとは真逆の資質。これが功を奏した。
「ツイスター」シリーズの面白い所は、人間が竜巻を追いかける所。JAWSのサメハンターと同じ。これが受け身になりがちなパニック映画とは一味違うものにしている。
グレン・パウエルはイメージまんまの役。脚本に「トップガンマーヴェリック」のジョセフ・コシンスキー監督が名を連ねているので、キャラに合わせたシナリオにしてくれたんだろうなあ。
でも主役ケイトを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズが一番の見っけもん。親しみやすいキャラでありながらおっぱいも大きいので、どんなキャラも演じられるスター性を感じた。これからが楽しみな女優さん。
コメントする