「自然の驚異に立ち向かう!」ツイスターズ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
自然の驚異に立ち向かう!
昔、スピルバーグ製作の「ツイスター」という映画があったんだけど・・・似たような映画だった気がする。
どちらも竜巻の恐怖を描き、竜巻を研究するために追いかける人達の物語だったような。
今回の作品はドラマ的にも面白かった。(残念ながら昔の作品の内容はあまり覚えてません)
学生時代、竜巻の研究中に仲間(恋人含む?)を亡くした女性が主人公。竜巻から離れた5年後に、昔の仲間に呼び戻されるところから始まる。
最新鋭の機材を使って竜巻を研究するために、彼女の気象をよむ技術が必要だった。
時同じくして、竜巻を追って配信するYouTuber?みたいな連中が現れる。Tシャツなどのグッズを売り付ける、如何にも胡散臭い連中だった。
竜巻が多発する地域ということで、被害にあわれる人達や、壊された街並みを目の当たりに見ることとなる。
竜巻の恐怖を描くFXが、また良いですね。迫力満点です!
人や車が吹き飛ばされる、まさに恐怖映像でした。
【ネタバレ】
最新鋭機材の出資者が、竜巻被害者の土地転がしで儲ける悪徳業者だと判明する。また、胡散臭かったYouTuber?のグッズ売り上げが、実は竜巻被害者の救済に使われていたことも、併せて判明した。
実際に竜巻がよく発生するアメリカなら有り得るかなって思った。
そして、学生時代の研究テーマであった竜巻を手懐ける方法を、再度検証するのだった。
そうだよな。研究の失敗によって、仲間を亡くした責任?恐怖?から竜巻と離れた生活をしていたんだろうけど、仲間が浮かばれないよね。
ラストで、研究の成果によって竜巻が消えた時、仲間の死に報いた気がする。
迫力のあるシーンの連続、ストーリー的にも面白いとは、思ったんだけど、なんかイマイチ引き込まれなかった。
竜巻の被害ってのが身近に無いから、現実味が薄いってことかな。
余談ですが、映画が終わって座席から立ち上がったら、膝がガクガクでした。変に力が入っちゃったみたいです。