「デイジー・エドガー=ジョーンズが本作でも魅力的」ツイスターズ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
デイジー・エドガー=ジョーンズが本作でも魅力的
ニューヨークで自然災害を予測する仕事をしている気象学の天才ケイトは、故郷オクラホマで巨大竜巻が連続発生している事を気にしていた。彼女は5年前の学生時代、故郷で竜巻の研究をしてた際、巨大竜巻に遭遇し恋人含め3人を亡くしたという悲しい過去を抱えていた。そんな時、学生時代の友人で巨大竜巻からの生存者・ハビから連絡があり、竜巻研究の協力のため1週間の約束で故郷へ戻ることになった。ケイトはハビや新たに出会ったストームチェイサーでYouTuberのタイラーらとともに、新たな方法で竜巻に挑む、という話。
竜巻はアメリカで何度か見たが、渦が巻きつつ地面にタッチダウンするかどうかで、被害の大きさが全く変わる事を教えてもらった。現に、渦は巻くけど地表には到達しなかった竜巻の赤ちゃんも見たことがある。
そして、家を建てる際、必ず地下室を作り、その目的が竜巻対策だと聞き、竜巻に対する備えの重要性を肌で感じたものだ。
そんな経験をして、本作品を観ると、地下室へ逃げ込む人が少なくて違和感を持った。竜巻に対抗するハピらの活動は素晴らしいのだろうが、ストームチェイサーなんて危険な商売?してる人たちもどうかと思った。実際にこんなイカレタ人達が居るのだろうか?
竜巻のシーンはどうやって撮影したのだろうかと思うほど迫力有った。
それと、竜巻の英語だが、ツイスターというよりトルネードばかりだったように思う。わざと規模の小さい竜巻に使うツイスターにしたのかな?
ケイト役のデイジー・エドガー=ジョーンズはザリガニの時にも思ったが、本作でも美しく魅力的だった。グレン・パウエルはチャラいだけかと思ってたら、意外に知識豊富でカッコ良かった。
追記 8/4
2度目は4DXで鑑賞。
夏の暑い日に、雨や風を感じれる4DXは涼しくて最高だった。
ただし、4DXは吹替しかなかったため、デイジーの声が聞けなかったのが唯一残念な点だった。
やはり、デイジーの生の声が聞ける字幕版が良いと思った。