「アッサリとした雑な印象のコリアン・ドリーム映画‼️」ボストン1947 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
アッサリとした雑な印象のコリアン・ドリーム映画‼️
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1936年のベルリン・オリンピックのメダル獲得が、日本人扱いになってしまった韓国の二選手が、戦後の47年、若手選手ソ・ユンボクとともにボストン・マラソンに挑む・・・‼️韓国映画だけにもっとドロドロした展開かと思いきや、爽やかすぎるコリアン・ドリーム映画だった‼️映画はボストンに旅立つまでの前半と、ボストンについてからの後半に分かれます‼️それぞれの人間ドラマとユンボクの母親の病気、そしてボストンでの保証金の工面が描かれる前半‼️母親がいきなり病床で登場するのでそこまで胸に響かないし、保証金の問題もアッサリ解決‼️後半は太極旗の問題とマラソンのシーンなんですが、私が気になったのはマラソンのシーン‼️ランナーとキスをすると結婚できるキスストリートや、心臓破りの坂の設定もイマイチ活かされていない‼️しかもランナーであるユンボクを客観的に描写してあるため、心臓破りの坂や観客の犬によって転倒した際などのユンボクの感情描写がないため、なんとも感情移入しにくいシーンとなってしまったのは残念ですね‼️上映時間が1時間48分と長くないため、もうちょっと時間をかけて場面描写や感情描写に力を入れて欲しかったです‼️
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