くすぶりの狂騒曲のレビュー・感想・評価
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厳しい世界
好きですね
お笑い好きの私と映画好きの私、ふたりとも大満足な映画
私は芸人さんが大好きで、これまでに数多く公開された放送された配信された、芸人のドラマを描いた作品が好きで…
その中で今回、タモンズ&大宮セブンをピックアップしてくれたのは本当に胸熱…!!大好きなので、嬉しかった。
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とは言え、私は今のタモンズや大宮セブンしか知らなかった。みんな昔くすぶっていたのは知っていたけど、私が知ってるのは既にきらきらしてる状態だったから。あんなに漫才も平場も面白くてキャラもたってて親しみもあってファンのみんなに好かれてる彼らの、これまでの苦労やくすぶっている歴史を、今回の映画を観て…。なんと言うか…もっと好きになってしまった。
大波本人は、和田さんが俺演じるのはかっこ良すぎやろ…って色んなとこで自虐言ってるけど、見た目こそ違うものの大波の笑いに対する信念や漫才は本当に面白くてかっこいいから、だからこそ和田さんが更にかっこよくみえるんだよ…。と思った。
駒木根さんは安倍ちゃんそのもの。安倍ちゃんの面白いとこ素直さやかわいいところ、人間くさいところ全て体現してて…。和田さんも駒木根さんも凄いよ…俳優って、役者って凄いよ…。
そのほかの大宮セブンメンバーも素晴らしい、ファンとして言わせてもらうけどクオリティが高い…。セブンライブなんて普段のセブンライブ観てる錯覚にすらなったもんね。演技してネタやって笑いとって泣かせて…何重にも役者さんが努力して積み上げて出来たこの作品…。こちらとしても何重にも笑って、そして泣いてしまった。
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男性陣も素晴らしいけど、女性陣もめちゃくちゃ良かった!!辻凪子&永瀬未留…!!!胸が熱くなるシーンを沢山ありがとう。あと、めちゃくちゃ魅力的です…。大宮セブンが満席になり興奮するマネージャー、タモンズをずっと信じ続けたコアなタモンズファンの歌う歌。あーあ、何度ジーンとさせるんだ…。
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高校時代の屋上や、安倍家の感じ、文田のうぃっすシーン、根建の熱い言葉のシーンなどなど好きなシーンが沢山あるけど、やっぱり国道を挟んでの大波と安倍ちゃんのあのシーン。お笑い芸人映画の映画史に残る名シーンだよ。あのシーン大好き、心に沁みに沁みた。
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わたしの周りにこの映画観た人がいないので、観賞済みの各芸人のコメントを読み漁りYouTubeの感想を聴いたりして、ずっと未だに余韻に浸ってます。主題歌の河口恭吾の「悪い恋人」(「夢」を恋人にみたててる最高にジンとくる素敵な歌です)を聴きながら、私は今後もお笑いと映画をもっと好きになってく人生なんだなあと思いました。
二軍の試合みたい
2014年さいたま市にオープンした「大宮ラクーンよしもと劇場」に、東京で日の目をみなかった芸人たちが集められた。なんとか劇場を盛り上げようとするが、客はまばら、コロナ禍の追い打ちもあり、恵まれた環境とは言えなかった。そんな中、すゑひろがりずがM-1グランプリの決勝へ進出し、続けてマヂカルラブリー野田がR-1グランプリ優勝、そして、マジカルラブリーがM-1グランプリ優勝を果たすなど、メンバーたちの快進撃が始まった。そんな中、初期メンバー、タモンズの2人は結果を出すことができず、苦しんでいた。そんな話。
東京で受けないからさいたま?大宮?
ま、その中から人気の出た人も居るから、こういう場は有った方が良いだろう、くらいの感想。プロ野球で例えたら二軍の試合みたいなものだろう。
タモンズが主役だったのだろうけど、売れない芸人を取り上げても、どうなんだろうね。トップになった人の話ならまだわかるが。なので、面白くなかったし、合わなかった。
現役の実在お笑いコンビは映画化に向かない
タイミングって言いたいの?
「大宮ラクーンよしもと劇場」に集められた吉本の売れないお笑いタレントの1組「タモンズ」の話。
7組のお笑いタレントを集めて作られた大宮セブンがなんちゃらと始まって行くけれど、自分はお笑い番組はほとんどみないので顔をみればわかる人もいるだろうけれど、演じているのは俳優だし、名前を言われても???という状況で観賞。
全然ウケす、時には観客ゼロで舞台に立つ彼らのうちの1組が、自分たちの漫才のスタイルに悩み、葛藤し、迷走しという展開で、それ自体は物語としてまあわかるものの、結局なんで売れたの?
売れないお笑いの人達って、騒いだりまくし立てるばかりだったり、面白いと愉しいを一緒くたにしちゃっていたりするしで、言っちゃ悪いがやはり面白くないんだけどね…。
ネタが変わった訳でもなければ、喋りや間が良くなったとかそんな話しもなくて、ただ振り出しに戻っただけみたいな感じなのに…と、なんか釈然としなかった。
ヤクルト笑
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