シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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リアリティーの無いドキュメンタリー映画
予告と本編のイメージが違う映画としては、個人歴代トップ3に入る映画だったと思います。
アメリカの分断が生む内戦という、現在の世界情勢から考えるとテーマとしてはちょうどいいリアリティーを描けるはずだと思うのですが、思ったより政治に踏み込んだ話の映画ではなく、単に少女の成長物語だったところが残念でした。
若干、おじさん目線の説教臭いストーリーが続きますが、セリフそのものは悪くなかったように思います。
映画を観た後の感想は「やっぱりアメリカ人は戦争が好きなんだなぁ」でした。
映像美にこだわりすぎてストーリー展開は☓
赤サングラスが光る映画
Primeで配信されていたので鑑賞。派手な戦闘シーンは少ないが印象に残るシーンが多く、緊張感、リアルな音響、不気味さと見応えのある映画だった。
戦争映画と思っていたが内戦の中でジャーナリストの心境の変化や覚悟、成長を映したロードムービーの色が強い。
ただ終盤までぐっと引き込まれたのにワシントンに入ってからの展開が呆気なく兵士よりカメラマンが前に出たり、ツッコミどころが多く、お決まりの展開だったりと少し残念。
終盤はもったいない感じがするが、前線に近づいていく緊張感や人々の戦争との向き合い方などがリアルで面白い。
とくに赤サングラスの男とのシーンは展開は予想出来ても絶対に来るだろう不幸な結末に胸が苦しくなる。
命より使命
アメリカの内紛映画だと聞いていたので、
またド派手な戦争映画かと思っていたら、
戦場カメラマンの視点で内紛の怪し気な空気を感じつつ物語が進んで行き、何が起こってるかよく分からないけど
とてもリアルな映画だった。
大統領のインタビューを取るために1500キロかけて
アメリカを移動しつつ、
その場その場の異なる雰囲気を描いているのが、
とてもアメリカ的で、
今の分断されたアメリカが行き過ぎると本当にこうなるん
じゃないかととても恐ろしかった。
内紛映画であると同時に一人の若きカメラマンの
成長映画でもあって、
怖くてシャッターも押せなかった少女が
尊敬するカメラマンの元で
背中を見て、言葉を聴き、
不条理を経験し、仲間の死に直面し
歯を食いしばってカメラを構え、
そしてラストのなんとも言えない、
決して後味は良くないけど、
成長を感じる命より使命が前に出たら戦場カメラマンたちのあの凄まじいカットのパワーったらなかった。
期待してなかったけど、とても良い映画だった。
プライムビデオで見ました。
概ねストーリーが頭に入っていたので、内戦とは、こんなものだろうな。と特に驚くことなく、納得の内容でした。
まず「情報」がどこから出てくるのか?信頼出来るのか?中立なのか?一切不明か小出しにしか出て来ないでしょうから、自身の五感を信じて行動するしかなくなるでしょう。
日本だって、戦闘にはならないレベルでも、情報隠匿やら暴露やらの応酬で市民は自身の感覚から判断し行動するという相似の出来事は起きているように思います。
この映画で見たかったのは、女優のキルスティン・ダンストさんでした。映画「スパイダーマン」ではメリー・ジェーン役で出演しており、だいぶ時が経っていますので、どんな女優さんになったのだろうという興味がありました。がっちりとしたアメリカのおばちゃんになっていて期待は裏切られませんでした。ほぼノーメークで髪も束ねただけ。立ち寄った洋装店でワンピースを試着して、どんな気分だったのだろうと想像してしまいます。あのシーンは印象に残りました。
PRESS
戦場カメラマンの視点で戦時下の残酷さ描く
ジェシーの身勝手な行動が癪に障る
この映画の意味は日本人にはよう分からん…戦場カメラマンという仕事のドキュメンタリー
この映画の意味は日本人にはよう分からん…。現在の政治情勢や対立を思い起こさせるような鬼気迫るものがアメリカに住む人には感じられるんだろうが、さっぱりわからん。「お前が言うアメリカ人ってのは“どの種類のアメリカ人”なんだ?」というセリフは今のアメリカ人は刺さりまくるセリフなんだろうが、実感をもって受け止めることはできない、アメリカ人じゃないから。爆破されるリンカーン記念堂も強いショックを呼び起こすものなんだろうが、分からんものはわからない。この映画が刺さるってことはよっぽどアメリカは危機的状況なのかなと思うだけだ。
その部分を差っ引くとこの映画は戦場カメラマンというクソな仕事の一部始終を映したドキュメンタリーにしか見えなかった。自分が普段見てるニュースも戦場カメラマンという仕事のおかげなのだけど、人が死んでるのにお構いなしにカメラ向ける仕事はやっぱりクソだ。戦場という場がそもそもグロいのはそうだけど、歴史の記録だとか個人の死に様の記録だとか高潔なことを言ってもやっぱりクソはクソだ。なんともいえないモヤモヤしか残らない映画だった。
ぶっちゃけインテリぶってるだけの凡作
触れ込みや内容は面白いのだが、ところどころで監督か脚本のインテリぶろうとして大きく躓いている部分が目立つ。
報道を主体にして報道マンのあるべき姿!みたいなのを描こうとしているが、報道ドキュメンタリの映画など腐るほどあり、そのどれにも追いつけていない中途半端さ。戦争映画としても半端で、迫力もそこまでではない。
そもそもアメリカで内戦が起きたら?という触れ込みなのにその内戦事情がほとんど語られておらず、その内戦により世界や国民にどういった影響があったのかも出てこないのでパッとしない。設定が宙に浮いてるのだ。単に撮影場所がアメリカなだけの中途半端なクオリティのドンパチが続くだけで伝わってくるものがない。
差別による殺傷非殺傷も描き方が雑で、真摯さがなく、これもまた何も感じさせない。空虚なのだ。シーン一つ一つに制作陣のカッコつけたい感がにじみ出ており鼻につく。
ボロカスに書いたのだが、触れ込みやタイトルで失敗しているパターンと取れなくもない。普通によくあるA級手前の予算で作ったドンパチ映画として構えずに観れば、決して駄作ではないだろう。しかし凡作以上になることはまずない。
現実に起こりうるアメリカ二極化
当初、『エンド・オブ・シリーズ』の様な、アメリカ政府転覆を狙う、テロリストとの攻防を描いた、強いアメリカ・アクション大作と思っていた。しかし、内容は全く違った。アメリカの19の州が連邦政府から離脱し、政府軍とカリフォルニアやテキサス州を中心とする西部勢力との内戦を描いた作品。その戦闘の最前線で、命を張ってスクープを狙うジャーナリストが主人公の物語。映画というより、戦場ドキュメンタリーを観ている様な感覚だった。
先日、アメリカ大統領の座を巡る選挙の末に、あのトランプが返り咲いた。これは日本人の感覚では考えられない事。当初、接戦と言われていた選挙も、明けてみればトランプの圧勝。しかし、今のアメリカは共和党と民主党という二大政党による主導権争いと言うより、トランプ派か反トランプ派の二極化になっているように思う。
この物語の様な事も、決してフィクションとして片づけるのでなく、移民問題や社会格差、ウクライナとロシア、ガザとイスラエル、シリア内戦などの世界情勢を鑑みた場合、一触即発のアメリカが抱える社会問題が山積しているのも事実。アメリカ第一主義のトランプ政権によって、どう舵を取っていくのか、世界中が注目している。
物語は、各地での激しい内戦の中、大統領が政府軍勝利を確信した演説をするシーンから始まる。しかし実は、西部勢力軍によってワシントンは陥落の一歩手前。ジャーナリスト・リー・スミス達は、その陥落の様子と大統領の最後のインタビュー・スクープを狙い、戦闘の最前線に向かう。その途中、究極の内戦状態にある人々の狂気と恐怖を目の当たりにする。同じアメリカ人同士が、相手が誰ともわからずに発砲している戦場、アジア人だからということだけで、いとも簡単に射殺されるジャーナリスト仲間、多くの人々の遺体を、トラックで大きな穴に埋めるシーン等、胸が締め付けられるシーンが、次から次へと映し出されていく。
銃弾が飛び交う戦闘シーンの映像や効果音はとてもリアルで、自分が戦場に居るかのような臨場感と恐怖が伝わってきた。と同時に、こうした恐怖が今も世界中のあちこちで起きている事実から、目を背けて居はいけないと感じた。
主演には、かつて『スパイダーマン』のヒロイン・メリー・ジェーンを演じたキルステン・ダンストが、スクープを狙うジャーナリスト役を務めている。当時の面影は全くなく、銃弾の恐怖に心揺れながらも、ジャーナリスト魂を決して失くさなかった、戦場カメラマンを演じていた。
プレス・ウォー 新旧下克上!
まぁ、前振りと題名で期待しながら予備知識無しで鑑賞しましたよ。ところがどっこい、想像してた内容を見事に裏切ってくれました、悪い意味でね。普通に南北に分かれて、南北それぞれの視点でウォーする内容で良くない?人間の心の葛藤や闇を描いた評論家の受け狙った、緊迫したプレス視点なんて期待してないんだわこっちは。やたらと上映時間短いから変だな?とは思ってたが、まさかこんな内容だとはね。
ディスってしまったが、プレス視点で観る映画としては中々優秀で、自分の命を救ってくれた仲間を振り返らず、最後はプレス魂で特ダネゲットや写真家として成長する様は必見ではある。しかし、ドンパチを期待した約100分の時間を返して欲しいが正直な気持ちかな。あとケイリーが成長して美人になったなーって事と、キルステンが老けて太ったなー、って思ったのは自分だけじゃないよね?
アメリカはすべてに怯える青年のようだ。
近未来のアメリカという国を表すにはちょうどよい映画だ。
科学技術の進展に全力を注ぎすぎて人間の深層した魂を置き忘れてしまった国民のなれの果てを圧倒的なくそみたいなリアリズムで描いて見せていた。発端は些細な暴力だったんだろう。内戦の始まりはいつだってそうなのだ。合衆国だということを忘れ始めて道に迷ってしまった為政者は力づくで物事を推し進めるしかなくなってしまうものなのだろう。信念は純粋なアメリカ人。その意味など考えもしない人々は二者択一の考えしか抱けなくなさってしまうものなのだ。この世は神が創造したものだと信じて止まない。人間は思うほど単純に作られてはいないのだ。あと数年後にはこの映画が描く通りのことが起こるような気がする。
戦争映画?ロードムービー?モキュメンタリー?えっ成長物語か?
公開当時は映画館で鑑賞したいとマ王は張り切っていたが、どうしても時間の都合が付かず結局は観る事が出来なかった本作😐
しかしアマプラで無料公開という情報を手に入れたマ王は朝から鑑賞に励むくらい映画好きの優等生なワケで、土曜日だというのに洗濯機を回しつつアマプラを弄ってたのよね🤣
さて本作の感想だが、レビュータイトルに書いた通りの内容となってる😑
戦争モノとしては手温い、ロードムービーにしちゃ短い、報道モキュメンタリーとは言い難い🤔
要は視点が定まらない映画なのである🌀
いやね、コレが初戦争映画で初ロードムービーで初モキュメンタリーという方だったら別かもしれん💨
面白かった、と素直に評価すると思う😬
でも目の肥えた方々からすれば、置きにきてる、という感想になるんじゃないかと😅
結局は一人の報道カメラマンの成長記なのか、とのオチに、んじゃ一体この映画は何を言いたいの?、というクエスチョンしか残らなかった🫤
奇しくもアメリカ大統領選では共和党が支持するドナルド・トランプ氏が次期大統領として選ばれた。
過去の手の平返しでクビにしたトランプを再び大統領に選ぶ米国国民の思考が理解出来ないマ王だが、本作はまるで将来起きるであろう内戦みたいな映画として構成されてるので、早い話が民主党側のプロパガンダなのよコレ。
全米市民に対して、トランプ選ぶとこうなるかもよ、と宣伝してる映画だから今作に関しては【映画】としては成り立って無いのが正解。
マ王は、映画ではないナニか、に対しては評価しないのがポリシーなんだけど唯一、成長物語として捉えるのならギリ映画なのかも、との考えに着地しての点数にしました✨
別に内容が悪いというではないが、政治色が濃厚過ぎるのよねぇ〜
まさか、アメリカはこの映画を観て反発した結果が大統領選に出たとは思いたく無いけど、マ王はトランプに最後まで大統領をやらせてあげればイイと思ってる立場なんよ😁
歴史って進行形で評価するモンではない✋
100年200年経ってから考察される事象なワケで、分岐点かもだけど最悪なんて答えは後付けの結果論なんだから、何をするか何を残すかを見届けなきゃアカンと思う次第だ👍
日本人もそうだけどリセットボタンを早く押すから政治は混乱するのよ(まぁ主に押すのは政治家だけど)
マスコミが垂れ流す情報を鵜呑みにするだけではなく、現場に足を運んで目で見て耳で聞いてシッカリと判断した上での結論を自分でしなきゃホンマはアカンのさ🥸
テレビやスマホからではカロリーは伝わらんしマスコミが編集した情報は伝えたい部分が切り取られてる可能性が高いからね🤗
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
死亡フラグ丸わかり度★★★★☆
民主党プロパガンダ度★★★★★
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