劇場公開日 2024年10月4日

シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価

全500件中、81~100件目を表示

4.5信じさせる時間の創り方

2024年10月24日
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鑑賞方法:映画館

間違いなく歴史に残る傑作。
仮想の戦争の世界で、「報道」という目線から描かれた臨場感溢れるロードムービー。

「効果音」が命ともいえる映画なので、劇場鑑賞は必須だと思う。

シーンの緩急の創り方、特に音楽の使い方が神がかってた。凄くユニークなんだけど、ちゃんと気が利いてる。

アメリカの風景、その「画」の一つ一つが美しいこと。余計なセリフを極力削ぎ落として目線や情景を通して語ろうとしていること。

その全ての要素が「信じられる時間」を創っていた。

戦場カメラマンに憧れる少女の剥き身のナイフみたいに研ぎ澄まされた表情があまりに美しくて、何度も息をのんだ。

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にまめおまめ

2.0再現

2024年10月24日
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鑑賞方法:映画館

辛口採点。75点。トランプ氏とハリス氏のアメリカ大統領選挙に乗じた上映だ。ただ、ストーリー的には見るべきものはない。アメリカ国内において内戦が始まるとどういうことが起きるのかをスクリーン上に再現したものに過ぎない。

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でじかめお

4.0戦場のフォトグラフが問うもの

2024年10月23日
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鑑賞方法:映画館

分断はある。差別はある。憎悪はある。そこで暴力が振るわれたら? そこに武器があったら? 話せばわかる、は戯言だと思い知ることになるでしょう。この映画はフォトグラフでそのことを問います。どうやら私たちは戦場のフォトグラフで人間の残酷さに慣らされるばかりのようです。映画は問います。おまえは今日も目にしている戦場のフォトグラフから何を感じて、どんな行動を起こしているのかね?と。

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定点カメラ

3.0悪くはないが…

2024年10月23日
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鑑賞方法:映画館

内戦のアクションモノと勘違いしてたら、ガッツリなシリアスドラマだったな
大まかに書くと内戦時の大統領にインタビューするためにDCへ向かうロードムービー?
描写はリアルなんだけどドラマとしては淡白かなと
ま、個人の感じ方なのでね
またラストが個人的にはハマらなかったかな〜
A24だけにちょい物足りななったかな
面白かったけど

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はいで~

2.5関わらない様にしているの

2024年10月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

米国内戦、という触れ込みだったが…、内容はガッカリ。(早とちりしてたんだろうけど…)
どういう背景からの、どんなキッカケで、なにがこうなって行ったのか?、が観たくて行ったのに。
勃発後の現状とソレを報道で遺そうとしてる姿だった。
反戦映画としてはイイ出来なのかもしれないが、これを観て面白かったとは言いたくない。
狂乱した人々からの恐怖や切迫感、喪失からの虚無感など、ひしひしと伝わるモノは確かに感じ取った。
たまたま、貸し切りロードショーだったが、独りで観たくなかった……。

ジョエルのサイレントでの悲痛の叫びが止まらない。

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奇妙鳥

4.0これが戦争だ

2024年10月23日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

「お前は、どの種類のアメリカ人だ」これが、この映画の一番訴えたかったテーマかなと思いました。
自分の価値と違うものは、抹殺する、起こっている戦争に無関心、若い戦争カメラマンのように、だんだん感情を殺しむしろ目の前の殺し合いに高揚していく、戦場に正義などない、これが今まさに世界中で起こっていることかなと思いました。

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よっちゃん

4.5ホワイトハウス侵攻の場面は、本当に怖い。

2024年10月23日
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悲しい

怖い

もしもアメリカで内戦が勃発したら…という戦争アクション映画かと思ったら、二人の女性戦場カメラマンの目を通して、内戦下のアメリカを客観的に見せていくシリアスな映画だった。

彼女ら取材クルーがワシントンD.C.に向かってニューヨークを発つと、ロード・ムービーが進行する。
そこで映し出される理由なき殺人、無関心を装う市民など、アメリカン・ニューシネマを想起させ、音楽(歌)の斬新な使い方などは『イージー・ライダー』のようではないか…。

ワシントンD.C.へ向かう車に乗っているのは、著名な戦場カメラマン・リー(キルスティン・ダンスト)、リーに憧れる新人カメラマン・ジェシー(ケイリー・スピーニー)、リーの相棒でロイターの記者・ジョエル(ヴァグネル・モウラ)、リーとジョエルの先輩でニューヨーク・タイムズの老記者・サミー(スティーヴン・ヘンダーソン)の4人。
ケイリー・スピーニーは『プリシラ』『エイリアン∶ロムルス』に続く2024年3本目の大活躍。(撮影時期は知らないけど)

冒頭のニューヨーク市街地での暴動・爆破場面から、最後のホワイトハウス攻落の場面まで戦闘シーンがいくつもあるのだが、映像も音もリアルだ。
戦場にいない我々に戦場の恐ろしさを伝える映像として、おかしな言い方だが、本物の映像よりも臨場感がある。…それが演出というもの。
本作の特徴は、カメラマンの目としてモノクロの静止画を挿入したことだろう。
写真はある瞬間を切り取ったもので、それが返って動画よりもインパクトを強くしたりする。その効果を利用して、写真を撮るカメラマンの状況と重ねて見せる手法が上手く、緊迫感を増している。

アメリカには州兵がいたり、州ごとの防衛軍があったりするので、いくつかの州が連合を作るとそれなりの軍備で戦争を起こすことも可能なのかもしれない。
とはいえ、合衆国軍に戦力で圧倒するとは思えない。
この映画では、大統領(なぜか3期目…)がFBIを解散させている(理由は不明)くらいだから、連邦の力が落ちていたのだろう。

終盤の首都攻防の場面では、攻撃ヘリが都会のど真ん中で建物の2階くらいまで高度を下げてロケット弾を撃ち込む。
SF映画なら珍しくない気はするが、なぜかこの映画では衝撃的だった。

この映画をジェシーの成長物語と捉える向きもあるが、肝が据わっていくのを成長と言ってよいのだろうか。
場数を経験しているはずのリーが身をすくませ、興奮状態のジェシーがシャッター切りまくるホワイトハウスのシークェンスは、戦場が狂わせるのは兵士だけではないと言っているようだ。
実際の戦場カメラマンは命が危険なところまでは行かないという話を聞いたことがあるが、戦闘に巻き込まれて亡くなった戦場カメラマンがいるのも事実。
ジェシーがリーを一瞥しただけで、大統領が隠れている部屋へ急いで向かう場面は、本当にショッキングだ。

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kazz

4.0現実に起こりえる不安の体験

2024年10月23日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ大統領選の稀にみる接戦は分断を象徴している。シカゴ大世論調査によればトランプ当選阻止のためなら、暴力は正当化されると考える人が約10%に及んでいて、現実に2回暗殺未遂があった。分断の中迎える大統領選に7割の人が不安を感じていて、大統領選後の暴力を7割が懸念している。

アメリカで内戦が起こったら、同盟国である日本はどうなるんだろうか。
ロシア、中国などが分断招く情報拡散に力を入れていて、選挙後も暴力あおることを考慮するかもしれないというニュースを見て、一層考えてしまう。

わかりやすい痛快な映画ではなく、不安で混沌としてすっきりしない。
すぐに結論は出せないというアレックス・ガーランド監督の提示。
だから鑑賞後に検証してしまう。そういう映画でした。

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しげさん

3.5IMAXで観なくてよかった。

2024年10月23日
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鑑賞方法:映画館

上映されてる近くの映画館が昔からの古い映画館で、IMAX上映はなし…残念。
それでも銃撃戦の迫力などは凄まじかった。
映画という感覚より、実際に戦場カメラマンになって潜り込んだようなドキュメンタリー的な感覚。
仲間が拉致された時の緊迫感は半端ない。
赤い眼鏡の男の異様な雰囲気はヤバかった。
ひとことでも言い間違えたり、男の癇に障るような発言をしたら殺される感が凄い…。

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ほのぼの

3.5何よりも感銘を受けたのは

2024年10月23日
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私服の兵士がゲリラで戦うシーン、銃撃の音にリアリティがあったところ。

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BEERBEAR

4.0忠告

2024年10月23日
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怖い

難しい

この映画が気になってる人がいたら忠告しておきたい。観ない方がいい。映画だとは思えない。そこにいるかのような臨場感と恐怖感。わざわざお金を払ってまでこんな恐ろしい思いをすることはない。

ひょっとしたら明日にでもアメリカで起きるかもしれない。日本でだって起きるかもしれない。そう。ウクライナやガザでは今も起きている現実。この3年間、知らないふりをして毎日生きてきた、そのことに気づかされてしまう。

それでももしも観るのなら映画館で観ることをお勧めする。テレビやスマホではこの臨場感は感じられない。映像と音響が凄い。どうやったらこんな映画が撮れるのだろう。

ストーリーや脚本についても書きたくなるが、観に行く人のためにやめておく。何も知らずに観に行った方がいい。この話の背景ぐらいは映画紹介を見ておいた方が理解がしやすいかもしれない。でも何も予備知識が無い方がいいと思う。

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ぽこ

4.5明解なメッセージ、重厚なテーマ

2024年10月23日
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怖い

興奮

知的

端的に言うと「これが戦争だよ」と観客に見せつける映画。今まさにガザやウクライナで起きていることをアメリカの市街地で再現したのが本作のテーマである。

内戦に至った経緯の説明はないが、それで良いと思う。戦地では善も悪もなくなり、敵も味方も判然としない。暴動や犯罪も加わって混乱を極める。「戦う理由」なんて殺す側の屁理屈に過ぎないだろう。

メッセージも明解だ。戦争の根源は、私はこちら・貴方はあちらと線を引いて叩き合うこと。それはまさしく、普段ネットで罵りあっている私達ではないか。

本作はヒーローが活躍するわけではないし、あえてミスマッチのBGMなど、A24らしい個性的な作風は見る人を選ぶと思う。しかし、途轍もなく見応えのある作品であることは間違いない。

最後に一言。モデル的美人ではないキルステン・ダンストを主役に据え、中年女性の貫禄と葛藤を見せたのも画期的である。

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パンダ

3.0覚悟を決めよ。

2024年10月22日
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鑑賞方法:映画館

先に言っておくけど
覚悟してみろよ!

感動なんてしない
胸糞悪い
でもこれこそが
私たちが目を背け
関わらないようにしてきた
世界のどこかで起きている
非情な現実なのかも…。

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ぐでやま

4.0IMAX

2024年10月22日
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鑑賞方法:映画館

TOHOシネマズ新宿のIMAXで鑑賞。
前述されていた方がいらっしゃいましたが、慣れないと気持ち悪くなるというのは分かります。
さらに前半はセリフばかりで、IMAXの意味がないと思え、少し退屈でした。
それでも風景や街並みを広角で撮った映像は奇麗でしたし、後半から終盤の戦闘シーンや銃撃戦は迫力で、結果としてIMAXで観て良かったというのが感想です。

内容は、国内が分断された意味や目的が分からないというのは、これも前述の通りですが、それを考えてはダメというところです。

主役は報道カメラマンで、ストップモーション的にカメラマンがシャッターを押した写真(静止画)が入るのが工夫された演出で、臨場感を増すことになってとても良かったです。

面白かったというのが観終わった感想です。

IMAXシアターですが、壁一面がスクリーンですから前列の人の座高が高いと視界を隠す部分があり得ます。今回ちょうどよりによって前の人が高身長の人で頭半分が椅子から出る感じで、隠れてしまいました。
TOHOシネマズ新宿の場合(スクリーン11)は、F列がその前が通路になっているので空いていて遮られる心配がないのでおすすめです。ご参考に。
自分でも学習します。

アメリカの東西が戦い合うというのは、来るワールドシリーズのLAドジャース×NYヤンキースの様相ですね。

これはフィクションですが、本当に大統領(元首)を倒してほしいロシアや北朝鮮で本当に起こってほしいと思ったのは私だけでしょうか。

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よし

2.0看板に偽りあり

2024年10月22日
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この映画は近未来におけるアメリカ合衆国の分裂と対立を描いたものではない。さもそうであるかのような題名と予告編であったが全然、違う。
すでに内線はあっているものとして、その状況下でたくましく育っていく若い女性戦場カメラマンの物語である。
まあ、それはそれなりに面白くはあったが、映画の題名と話の内容が合ってない。

アメリカがなぜ分裂し、戦い合うようになったか。政治的な思想によるものか、経済的な理由か。
地域的にどう分かれたのか。二つなのか、三つ以上か。
外国はどう対処しているのか。ヨーロッパは、日本は、ロシアは、中国は、北朝鮮は。。。

なんにも描かれていない。
ならば、舞台をアメリカにせずとも、架空の国の出来事で良かったのではないか。
国家が分裂し内戦を引き起こしたなどという話はいくらでもある。
若者がそこで成長していくというのなら、観る側もそこに没入して楽しめる。
やはり、題名は変えたほうがいい。
でもそうすると、観客動員数はここまで伸びなかったかな。

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ぶっち

4.0アメリカ映画ぽいかな

2024年10月21日
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戦争映画かと思い視聴

間違ってはいないけど、見せ方が違っていた

見た事ある女優が主演で上映中は分からなかった

このサイトで答え合わせがてきた メリージェーンだ

戦争をみせるのでなく客観的に且つ違った角度での描写が良かった

視点が違うのだろうか…

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chanta

3.0見習い戦場カメラマンは最初が肝心

2024年10月21日
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戦場に芸術作品でも撮りに行こうというのか?AF機能があって動画も撮れる携帯の方がまだマシかと。

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さばとら

4.0IMAXでの緊迫感に、米国内戦というシチュエーションが刺さる

2024年10月21日
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IMAXで鑑賞。観た感想としては、思ってたのと違う...!いい意味で。

もっと2陣営の対立を俯瞰的にドラマティックに描くアクション映画かと思っていたが、ジャーナリスト目線で内部から戦争をありありと映した映画であった。

見始めたときはIMAXでなくてもよかったかなあ、と感じつつも、途中からの手に汗握る展開と、終盤の白兵戦の迫力はさすがでIMAXだからこその見応えがあった。

ただ、これだけだと迫力ある戦争映画でおわるが、米国内戦というシチュエーションを入れることで、一味変わってくる。

いまいるのはどちらの陣営なのか、なぜ争っているのか、撃っているのは同じアメリカ人ではないか、など。

言及されるのは地名だけで、内戦になった背景はほとんど説明はされないので前提知識はいるかもしれないが、その想像がふくらむことで考えるきっかけにもなっていた。

本当に戦場カメラマンがあそこまで入り込むんかい、というツッコミと、時にはさまるアップテンポな楽曲による混乱が正直入り込めない感覚はあった。

今の時代に見る価値のある、メッセージ性と映画としての迫力を兼ね備えた見応えのある作品であった。

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ひでぼー

0.5ノイズ

2024年10月21日
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NikonのFE2を使うなら、フィルム巻き上げやフィルムチェンジのシーンがないとダメです。
戦場で電池不要のフィルムカメラを使うのは一理あるけど、それに伴う弊害が描かれてないので全くリアルでない。
最後の連写は絶対無理かと。

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カメラこぞう

4.0いろいろホラーすぎて好き。

2024年10月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

戦争映画のはずなのに、音ですごーく嫌な気持ちにさせてくる映画。音だけだったらこれホラー映画やん。ビックリするような大きな音とかそういうのじゃなく、不安感とか不快感を煽り続ける音響の使い方で、そこはかとなく意地悪。
是非音が良い映画館で見てほしい。ドルビーアトモスが良いんだろうな、IMAXの音響だとパッキリしすぎる気もする。
お話は戦場カメラマンの成長やその対比をしっかりやってるロードムービーで、アメリカ内戦は⋯アメリカ人なら色々脳内補完して楽しめそうだけど、日本人視点で見ちゃうとカメラマンの物語のオマケでした。
グロ苦手な人はキツイかもって描写が結構多い。タイヤネックレスがネックレスじゃなくてスポッとハマってるのタイヤ小さすぎてちょっと面白かった。
キャストはほんとにそこに居そうな人達って感じで良かった。サミー特に好き。山火事のシーンでのサミーが特に良かった。

アレックス・ガーランドは人を不安な気持ちや嫌な気持ちにさせるために映画撮ってるのでは無いかw
あの人の最後の会話は誰と何を話してたっけ。てなる感じとか、こう、人の心無いんかて言いたくなるけど、でもそこが良かったので困る。
過去作も割と嫌な気持ちにさせるの上手いなって思ったし。

戦争映画としても、気合い入ってて面白いんだけど、ほんと、特に音でいやな気持ちにさせられるの、なんなのこれwオモロいw

大統領選挙が近いこの時期に、アメリカの分断の先を語るって設定もなかなかにホラーみが強い。西武勢力が、民主党や共和党支持者が偏って多い州が手を組んでるとかも、その後への不安を残してみたり。うん、全体的にやたらに不安を煽るストーリーだな。ジャンル、ホラーでは?

【パンフレット 税込1000円 本文36ページ A4変形かな?】
写真、あらすじ、キャストスタッフ紹介、プロダクションノート、監督インタビュー、勢力地図、解説や批評6ページは多い気がする⋯。
ジェシーの撮った写真が載ってるの良かった。

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ゆたかちひろ