シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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もうすぐ終わってしまいそうだったので、駆け込みで映画観に すごいも...
もうすぐ終わってしまいそうだったので、駆け込みで映画観に
すごいものを見てしまったのではないか
少なくとも今年1番良かった映画だけど、これまでの人生でもトップクラスと言っても過言ではない
ジェシーの成長譚でもある
死体や暴力の前で、最初はロクにシャッターも切れなかったジェシーが、最後は兵士が銃を撃つように真っ直ぐに被写体を捉え、自分を命懸けで助けた瀕死のリーに目もくれずに被写体を追う
クライマックスのシーンでは、他のプロフェッショナルたちと一緒にプロフェッショナルとしての仕事をこなすのであった
他の用事をキャンセルしてでも観るべき映画
観る時はなるべくいい映画館で、できればIMAX
ルールのある戦争映画、ルールのない内戦映画
戦争映画は観ている人を不快にしないようにルールがある。
しかし、この映画を観て内戦とはルールのない戦いなのだと痛感する。
ルールとは降参して手を上げて出来来た人を撃たない、明らかに武器を持たない人を撃たないということだと思う。
この映画では内戦として描かれているため、このルールは通用しない降参した人も武器を持たない人もゲームのように無差別に殺されていく異常な世界だ。
ガザやレバノンでこのような事が行われている記事を読む。
国同士のルールで行われない戦闘はこのような形を取ることになるという事を私達に教えてくれる映画だった。
この映画はテキサス州(共和党支持)とカリフォルニア州(民主党支持)が手を結んで大統領軍と戦うという、ハッキリとした理由はわからないが複雑な状況の世界だ。
選挙にのめり込むアメリカ人を見ると案外ありえる話だと思ってしまう。
内戦の中身ではなく状況を見る映画
このご時世に合ったアメリカが2つに割れて内線を始めたらというストーリーにひかれて視聴しました。そしてA24なので間違いないかなあと思い。
結果、あらすじをちゃんと確認してない私も悪いのですが 、A24らしい映画だったけど私には合わなかったなという感じでした。
リアルに2つに分かれたらどう言う対立構造になり主義主張が生まれるのか?という対立の中身を期待していたのですが、その辺の描写はなく、対立した結果いかに今の生活が壊れ悲惨な戦いになるか、またその状況をジャーナリスト視点で、若いジャーナリストが育っていく過程を使って描く映画でした。
なので内戦は話題を呼ぶための手段でジャーナリストの現状をいかに伝えるかに腐心した映画だなという印象です。
そのストーリー自体は結構予想通りなものでしたが、戦争のリアルさとか悲惨さはよく描けていたと思います。もう見たくないくらいには。
音楽の使い方や場面の魅せ方、飽きさせなさはやはり上手くてよい映画だったのだと思います。
イングランド人が合衆国の内戦を描くと此処までつまんないもんになるんだな。
旦那の色眼鏡の演技は良かった。
内戦になったらエイジアンが真っ先に殺されるんだろうと思ってたら
その通りでメリケンやピアンからやっぱり軽く見られてるんだなと。
内戦ってもっとドロドロしたもので物理的に弱い物が餌食になる。
最も残酷なレイプが撮されなかったのは「メリケンは道徳者ですよ」
と、偽善者ぶってるのかね。
大統領選挙前に公開するって、なに、アノ連中の仕業?
音がデカい!
テロや戦争の映画かなと思った人は違うので気を付けて^ - ^
メインは戦場カメラマンのお話と、、と言うかロードムービー!?w
何だそりゃ?と思うかも知れないが、本当にそうなのでハートロッカーみたいなの期待するとアレレ?となる
つまらなくは無かったけど、、
うーんとりあえず音がうるさかったかな
普通の映画より音も音楽もデカめなので結構シンドイです
音響スゴイ劇場やったら耐えられないかも…
演出なんだろうけどさ、ハマってる感じはしなかった
音楽の使い方も、あえてのミスマッチにはなって無かったように思うし、、
そもそもこの映画はゼロ・ダーク・サーティみたいな実話を元にしたお話では無いので、その様な淡々とした演出だと持たないんだろうな…
で、音や音楽で違和感出したり、狂気を演出したり…したのかなと思った
で、超リアリティがある映画に見える人もいるかもだけど、自分はむしろ逆で、全くリアリティを感じなかった
とりあえずはお前ら全員ヘルメット被れ!ってずっと思ってたしw
防弾チョッキも付けてたらアレもこれも無かっただろうし…wって話が進まないかw。゚(゚´Д`゚)゚。
ことの起こった理由とか背景とか、主人公達が何をしたいのかとか、行動の説得力とかがよく分からなくて、こういう場面やフラッシュバックがあったら怖いよねおぞましいよねトラウマだよね、、なシーンの繋ぎ合わせにしか見えなかった(スミマセン、サイコパスなんで)
大体何だよいきなり大統領にインタビューに行く!とかw
それがまずリアリティが無い
しかしまあ完全につまらなくは無かったのは、アメリカ人らしさはあった所かな。。
結局は移民によって出来た、だだっ広い土地のでっかい国なんだよなと
あ、あと、ゲロ!ゲロはどうなったんや!?!w
死が当たり前なのが戦争
戦場カメラマン視点の話であるが故に描かれる物語。
戦争シーンは濃く描かれている。そのギャップとして日常も映しているのだがこれがまたその後の話の残酷さを濃くしている。
プロとして役割を全うする姿は凄いものだと感じるが切なさも感じさせられるような気がした。
新人カメラマンが渡部陽一に
成長するまでのお話…。
予備知識なしで見ましたが内線理由や諸外国の動き等はほとんど描かれない、単に戦場カメラマンが成長するまでのロードムービー的なお話でした。
それにしてもWi-Fiの時代になぜ主人公のカメラはアナログフィルムの白黒だったのか…?
信じさせる時間の創り方
間違いなく歴史に残る傑作。
仮想の戦争の世界で、「報道」という目線から描かれた臨場感溢れるロードムービー。
「効果音」が命ともいえる映画なので、劇場鑑賞は必須だと思う。
シーンの緩急の創り方、特に音楽の使い方が神がかってた。凄くユニークなんだけど、ちゃんと気が利いてる。
アメリカの風景、その「画」の一つ一つが美しいこと。余計なセリフを極力削ぎ落として目線や情景を通して語ろうとしていること。
その全ての要素が「信じられる時間」を創っていた。
戦場カメラマンに憧れる少女の剥き身のナイフみたいに研ぎ澄まされた表情があまりに美しくて、何度も息をのんだ。
再現
辛口採点。75点。トランプ氏とハリス氏のアメリカ大統領選挙に乗じた上映だ。ただ、ストーリー的には見るべきものはない。アメリカ国内において内戦が始まるとどういうことが起きるのかをスクリーン上に再現したものに過ぎない。
戦場のフォトグラフが問うもの
分断はある。差別はある。憎悪はある。そこで暴力が振るわれたら? そこに武器があったら? 話せばわかる、は戯言だと思い知ることになるでしょう。この映画はフォトグラフでそのことを問います。どうやら私たちは戦場のフォトグラフで人間の残酷さに慣らされるばかりのようです。映画は問います。おまえは今日も目にしている戦場のフォトグラフから何を感じて、どんな行動を起こしているのかね?と。
悪くはないが…
内戦のアクションモノと勘違いしてたら、ガッツリなシリアスドラマだったな
大まかに書くと内戦時の大統領にインタビューするためにDCへ向かうロードムービー?
描写はリアルなんだけどドラマとしては淡白かなと
ま、個人の感じ方なのでね
またラストが個人的にはハマらなかったかな〜
A24だけにちょい物足りななったかな
面白かったけど
関わらない様にしているの
米国内戦、という触れ込みだったが…、内容はガッカリ。(早とちりしてたんだろうけど…)
どういう背景からの、どんなキッカケで、なにがこうなって行ったのか?、が観たくて行ったのに。
勃発後の現状とソレを報道で遺そうとしてる姿だった。
反戦映画としてはイイ出来なのかもしれないが、これを観て面白かったとは言いたくない。
狂乱した人々からの恐怖や切迫感、喪失からの虚無感など、ひしひしと伝わるモノは確かに感じ取った。
たまたま、貸し切りロードショーだったが、独りで観たくなかった……。
ジョエルのサイレントでの悲痛の叫びが止まらない。
ホワイトハウス侵攻の場面は、本当に怖い。
もしもアメリカで内戦が勃発したら…という戦争アクション映画かと思ったら、二人の女性戦場カメラマンの目を通して、内戦下のアメリカを客観的に見せていくシリアスな映画だった。
彼女ら取材クルーがワシントンD.C.に向かってニューヨークを発つと、ロード・ムービーが進行する。
そこで映し出される理由なき殺人、無関心を装う市民など、アメリカン・ニューシネマを想起させ、音楽(歌)の斬新な使い方などは『イージー・ライダー』のようではないか…。
ワシントンD.C.へ向かう車に乗っているのは、著名な戦場カメラマン・リー(キルスティン・ダンスト)、リーに憧れる新人カメラマン・ジェシー(ケイリー・スピーニー)、リーの相棒でロイターの記者・ジョエル(ヴァグネル・モウラ)、リーとジョエルの先輩でニューヨーク・タイムズの老記者・サミー(スティーヴン・ヘンダーソン)の4人。
ケイリー・スピーニーは『プリシラ』『エイリアン∶ロムルス』に続く2024年3本目の大活躍。(撮影時期は知らないけど)
冒頭のニューヨーク市街地での暴動・爆破場面から、最後のホワイトハウス攻落の場面まで戦闘シーンがいくつもあるのだが、映像も音もリアルだ。
戦場にいない我々に戦場の恐ろしさを伝える映像として、おかしな言い方だが、本物の映像よりも臨場感がある。…それが演出というもの。
本作の特徴は、カメラマンの目としてモノクロの静止画を挿入したことだろう。
写真はある瞬間を切り取ったもので、それが返って動画よりもインパクトを強くしたりする。その効果を利用して、写真を撮るカメラマンの状況と重ねて見せる手法が上手く、緊迫感を増している。
アメリカには州兵がいたり、州ごとの防衛軍があったりするので、いくつかの州が連合を作るとそれなりの軍備で戦争を起こすことも可能なのかもしれない。
とはいえ、合衆国軍に戦力で圧倒するとは思えない。
この映画では、大統領(なぜか3期目…)がFBIを解散させている(理由は不明)くらいだから、連邦の力が落ちていたのだろう。
終盤の首都攻防の場面では、攻撃ヘリが都会のど真ん中で建物の2階くらいまで高度を下げてロケット弾を撃ち込む。
SF映画なら珍しくない気はするが、なぜかこの映画では衝撃的だった。
この映画をジェシーの成長物語と捉える向きもあるが、肝が据わっていくのを成長と言ってよいのだろうか。
場数を経験しているはずのリーが身をすくませ、興奮状態のジェシーがシャッター切りまくるホワイトハウスのシークェンスは、戦場が狂わせるのは兵士だけではないと言っているようだ。
実際の戦場カメラマンは命が危険なところまでは行かないという話を聞いたことがあるが、戦闘に巻き込まれて亡くなった戦場カメラマンがいるのも事実。
ジェシーがリーを一瞥しただけで、大統領が隠れている部屋へ急いで向かう場面は、本当にショッキングだ。
現実に起こりえる不安の体験
アメリカ大統領選の稀にみる接戦は分断を象徴している。シカゴ大世論調査によればトランプ当選阻止のためなら、暴力は正当化されると考える人が約10%に及んでいて、現実に2回暗殺未遂があった。分断の中迎える大統領選に7割の人が不安を感じていて、大統領選後の暴力を7割が懸念している。
アメリカで内戦が起こったら、同盟国である日本はどうなるんだろうか。
ロシア、中国などが分断招く情報拡散に力を入れていて、選挙後も暴力あおることを考慮するかもしれないというニュースを見て、一層考えてしまう。
わかりやすい痛快な映画ではなく、不安で混沌としてすっきりしない。
すぐに結論は出せないというアレックス・ガーランド監督の提示。
だから鑑賞後に検証してしまう。そういう映画でした。
IMAXで観なくてよかった。
上映されてる近くの映画館が昔からの古い映画館で、IMAX上映はなし…残念。
それでも銃撃戦の迫力などは凄まじかった。
映画という感覚より、実際に戦場カメラマンになって潜り込んだようなドキュメンタリー的な感覚。
仲間が拉致された時の緊迫感は半端ない。
赤い眼鏡の男の異様な雰囲気はヤバかった。
ひとことでも言い間違えたり、男の癇に障るような発言をしたら殺される感が凄い…。
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