シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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アメリカの分断を描いてるんとちゃんかーい
映画館で観なくて良かった
他の映画見に行った時にシビルウォーの予告編見てアメリカ合衆国で内戦とか刺激的で凄い面白そうと思ってこれは映画館で観なきゃと思ってたのですが、思いの他早く上映されなくなって映画館での鑑賞を逃してしまいました。
で、いつの間にかAmazon Prime でやってるじゃないですか!
これは観ないと!
ジャーナリスト映画って情報はいつの間にか事前に知ってました。
それにしても予想外につまらなくて演出も酷く終盤は時間の無駄と思って観るの止めてしまいました(^_^;
アメリカ軍て豆鉄砲しか持ってないの?
素人以下の稚拙な作戦行動、無能集団の作戦を見せられる苦痛、、、全くリアリティが感じられませんでした。
ホントの戦闘はこんなモノじゃないと思ってたけどホントにこんなものなのだろうか???
プライベートライアン見習って欲しい、、、
別にグロい映像見たいわけじゃないです。寧ろ嫌い。まるで緊迫感も悲惨さも無いです。
僕には合わない映画でした。
映画館で金出して観なくて良かった、、、
なかなか骨太
若い女の子の成長譚ね、A24らしいね、と見てましたが、全然そんなところにとどまらなかった、重たかったー。これまだアメリカの景色だから、そうだよねウクライナやイスラエルでも起こってるものね、と冷静に見ちゃうけど、日本の景色で郊外の国道沿いでブックオフとかの看板があったりしたら、もっとザワザワしただろうなと、だからアメリカ人たちには衝撃だったろうなと思うのです。そしてトランプの前任期最後に起こったホワイトハウス襲撃って正直こういうことになっちゃうんじゃないかと思うほど衝撃だったし、この制作陣がそれに着想を得たならものすごい腑に落ちます。まあ専制的な大統領はトランプだし、ホワイトハウスを襲撃したのもその支持者だったから、その反対勢力は戦争起こすほどバカじゃなかったのは幸い。つい最近起こった韓国の戒厳令もなんだかゆるゆる解消しちゃうし、世界って意外と平和に向かうようにできてるのかななんて甘い考えを持ってしまう。もちろんそんなことはなくウクライナ、イスラエルにとどまらずあらゆるところで大小の戦争は起こってる。何をどうしたらいいのか分からないけど、まずはこんな映画を観ることから始めても良いのかなと思いましたよ。
ジャーナリストの視点から戦争の恐怖と狂気を体験できる作品
予告を見て、以前から気になっていた映画がAmazon Prime Videoで視聴できるようになっていたので鑑賞しました。
内容としては、アメリカを舞台に西部勢力が反乱を起こし政府軍と内線が勃発。(ただ、この作品では、何が原因で内戦が起こったのかといった背景は描かれていない。)
各地で激しい武力衝突が起こっているなか、主人公である戦場カメラマンのリーをはじめとする4人のジャーナリストが、一度も取材を受けていないアメリカ大統領の単独インタビューをするため、ニューヨークからワシントンD.C.のホワイトハウスを目指すというもの。
4人のジャーナリストの中に、主人公のリーに憧れ戦場カメラマンを目指す若いカレンがいるが、内戦の悲惨さや狂気を目の当たりにすることで戸惑いや不安といった状態でカメラのシャッターを押す事が出来なかったが、色々な経験をすることでラストでは積極的にカメラに記録を撮っていく成長の姿も描かれている。
この映画を鑑賞して、改めて内線の恐怖や狂気などをジャーナリストの視線から体験することができる映画で、何気ない日常がいかに大切なのかを感じた映画でもあった。
A24らしいライトな社会派映画
製作会社はA24。
映像がスタイリッシュなのと、社会派的なテーマを最後までエンターテイメントにまとめるやり方はいかにもA24といった印象。
舞台はアメリカ。大統領が三期目に突入し、FBIを解体。内戦がおこった。
政府軍対西部勢力と、フロリダ同盟。
有名な報道カメラマンのリー・スミスは記者のジョエル、リーの師である記者のサミーとともにワシントンDCを目指していた。誰よりも早く到着して大統領のインタビューをとるためだ。そこにリーに憧れるカメラマンのジェシーが加わる。
ロードムービー風の作風で、行く先々で戦争の異常な光景が展開されている。
キーワードは「分断」で、コロナ以降のトレンドワードだ。現在の世界のありかたをアメリカの内戦という形で描き出しているという点では現代的だが、下敷きになっているのはコッポラの「地獄の黙示録」だろう。ただ、ああいう狂気に近い凄みはなく、A24らしく幅広い人が楽しめる作りになっている。
それにしても、報道カメラマンは戦闘のど真ん中にいても傷ついた兵士を助けたりしない。ただ写真を撮るだけだ。ロバート・キャパの「戦場カメラマンの一番の願いは失業することだ」という言葉を思い出す。
製作費76億円
興行収入160億円
映画ファンにとってはアレックス・ガーランド監督、キルステン・ダンスト主演、しかもケイリー・スピーニーやスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンといったメンバーは、かなり豪華だろうが、一般的な知名度は高くはないだろう。それでもこの売り上げはなかなかのものだ。
センセーショナルな話題と広告のうまさ。映画を売るアイデアも時代によって変化してきたことを感じさせる作品だった。
自宅鑑賞でよかった
劇場鑑賞しようと思っていた。そのタイミングを逃し続けていたらAmazon Primeに早くも登場でラッキー🤭
しかし、緊張感に欠ける自宅鑑賞では迫力が伝わらなかったのか、途中寝落ちするという醜態💦
一応テレビは65Vでホームシアターによるサラウンド鑑賞はできる環境ですが…。
寝落ちによって欠落した部分、約15分を視聴する気にはなれず、鑑賞続行😅
ダンプいっぱいに載せられた死体の側で射殺の危機にあったシーンは怖かったし、緊張感もあった。自分にはあのシーンが一番の見どころだったかな。
リーが無鉄砲に飛び込むジェシーを庇うのは分かりきっていたし、結局何だったの?って言う感想です。
自分には映画館でお金を払って観なくてよかった、と思う映画でした。
超大国アメリカで内戦!?…
全くあり得ない話ではないかもしれない。トランプ政治は明らかに分断を齎したし、他者を認めない、排斥するような、またそれを煽るような発言、行動は更なる亀裂を生む。馬鹿げた設定とは一概には言えないと警鐘を鳴らしてる気がする。本作は内戦の各地を取材する戦場カメラマンのロードムービーであり、時に新人カメラマンの成長記にも映った。銃弾飛び交う戦闘シーンで兵士達を撮影するカメラマンの姿はかなりリアリティあり、自分も戦場にいる気分になった。自分を助け犠牲になった先輩カメラマンを捨て置き、更に撮影を続ける姿勢は人としてのモラルはさて置き、真のカメラマンなのかもしれない。
こわいお話、分断は容易に起こりうる
こわいお話。
ここに描かれているのは、国家が分断して人々が殺し合うという最悪の状態。
興味深いテーマなので鑑賞したけれど、感想としてはイマイチな映画でした。
爆撃音や銃撃音などはすごい迫力で体感できましたが、肝心のストーリーはどうか?
局所的な描写が続き、全体の対立の構図が見えない。そういうところに違和感のようなものを覚えました。
どういえばいいのか、表面的というか、内戦をモチーフにエンターテインメントとしてデザインしただけの映画というか……。
ショッキングな描写やドンパチに力を入れているけれど、もっと奥深い表現を目指してほしかった。
いってしまえば、深みや厚みが感じられない作品ということになるでしょうか。
だいいち内戦そのものよりも、人々の生死をメシの種にするジャーナリスト、戦場カメラマンという因果な職業のほうに焦点が合ってしまっていて、なんだか期待していた展開とずいぶんちがいました。
さて、ここからは少々脱線して「分断」ということについて書きたいと思います。
昨今のアメリカにおける分断の状況を、我々はどこか他人ごと、対岸の火事のように見ているのではないでしょうか。僕もそうでした。
しかし、ある出来事でそれは決して他人ごとではないと肌身に感じて思わせられたのです。
それは僕が住んでいるH県の知事選挙でのことです。
当初、失職したS藤元知事の街頭演説では、せいぜい十数名の市民が遠巻きに見ている程度でした。
それが選挙の前日になると、元知事を取り巻く人々は何百人という数に膨れあがっていた。
僕は実際にそれらの光景を目にしましたが、その巻き返しの背景を知って、「民衆はかくも簡単に扇動されるものなのか」と驚愕すると同時に、「分断はかくも容易に起こりうるのだな」と、恐ろしい気持ちになりました。
善か悪か、正か否か、0か100か……。そういう二極分化的な考えや、熟考せずに早急に結論を出そうとする姿勢は要注意である。
あまりにも多くの人々が、「〇〇らしい、〇〇だそうだ」という、SNSを中心に流布した真偽定まらぬ不確かな情報に踊らされてしまったのではないか。
そして、“熱狂”というものには十分に注意しなければいけないなとも思ったのです。
戦争でもスポーツの応援でもなんでもそうですが、熱狂という冷静さを失った状態は怖い。気をつけなければならない。自戒の念を込めて、そう思いました。
また、あるテレビのコメンテーターがおっしゃっていた言葉が何度も脳裏によみがえってきました。
「ひとは正義を振りかざすときに、もっとも攻撃的になる」
気をつけないといけないなぁ。
この映画もまったくの他人ごとではないかもしれませんよ。
臨場感溢れるものの
うーん。
なかなか理解し難い映画。しかし意図が分かれば素晴らしい映画。
非常に誤解を生みやすい映画だと思う。
文庫版があれば誤解を招く事も、もう少し減ったのでは。
しかし、意図が分かればストーリー、結末も破綻していない。
これはおそらく「地獄の黙示録」の様にキャストにも鑑賞者にも「ストレス」をかけ狂気の中に取り込まれて行く物語。
「地獄の黙示録」では自国の大佐の暗殺が目的。
「シビル・ウォー」では大統領のインタビューが目的。
その道中でのエピソードでキャストの意識は狂っていく。
監督は「現代版地獄の黙示録」を創りたかったのかも。
節々に分断した理由と思われる解説がつき秀逸なのは大義名分が有った旅の終末を「つまらない一言」まさに三流芸能ゴシップ記者が芸能人に質問する一言。
大統領に崇高な質問と政治的・人道的なインタビューを望んだ彼が何故くだらない質問を投げかけたのか?
それは旅の最中にちゃんと説明している。
「どうせ過去の独裁者たちも中身のない連中だ。会っても失望するだけだ。」
彼は反政府思想・政府思想どちらでもなかった。ただ「彼に失望」しただけだ。
大義名分を抱え歴史の一部を切り取ろうとした彼らの旅。
彼の言動で全てのアメリカ国民の行動、政府軍も反政府軍も意味を問われたはず。
この一言が「シビル・ウォー」を最高の作品にして「内戦」を最高に意味のないモノにした。
余談になるがコッポラ監督は「地獄の黙示録」を回想したインタビューの中でサーフィンで遊ぶキルゴア中佐の人物について触れている。
「現実にキルゴア中佐の様な人間が戦場にはいる。この事が真に恐ろしい事だ」と語っている。深読みすると「シビル・ウォー」では誰が真の恐ろしい人物なのだろう。
私的に謎なのは…「地獄の黙示録」に準えると彼女達は女王を交代したのか?
もう一つは…最後の女性兵士はハリス氏だったのか?笑
最後に「シビル・ウォー」にもちゃんと「葉っぱ」と「武装戦闘ヘリの攻撃」等の数々のシーンが存在した事に件の作品へのリスペクトを感じてしまう。
本年度最高傑作!
今年最高というか、久しぶりに良質なハリウッド映画に出会えた感があります。
内容が素晴らしくて分かりやすい!
シナリオ、脚本100点。音楽30点。キャスティング90点。
特に赤いサングラスのジェシー・プレモンスが素晴らしくて、悲惨な展開はこの映画の最大の見せ場だったように思います。
罪なき人々が殺されてゆきますが、悲惨でありながら美しくもあり、観ていてこれぞ民主主義だなぁ~と思わず唸ってしまいました。
日本の様な生粋の社会主義的、全体主義的な日本人感覚では暴動すら起こりませんから我々とは全く違う真の民主主義アメリカの姿には感嘆いたしました。
冷酷無慈悲なヤバい人達と思うかもしれませんが、この映画に登場する人々全てが善人だと思います。現に日本に独裁的な政党や官僚組織が生まれた場合、もう誰もそれを止める手立てが全く存在しないからです。
感想メモ
惹きつけられる映画だった
アメリカで内戦が起きているという状況の下、それを記録する記者、戦場カメラマンの生き様を描く
分からなくても問題はない、ただ記録すること、作中でリーがそう言っていた通りに”なぜ “内戦が起きているのかは語られない
戦争写真を撮ることでその残酷さを示し、警鐘を鳴らしてきたつもりだったが、戦争が起こってしまった、意義を見失う
赤サングラスの兄ちゃんが怖い
どういうアメリカ人だ?
記者や写真を通じて戦争を見ることで、よりリアルに恐怖を感じた
戦場でスリル、興奮とか不謹慎だよねと思いつつこの映画を娯楽として消費する我々、白人と有色人種、富裕層と貧困層、そういった差別や格差が内乱に繋がりかねないと理解できているだろうか
おじさんの写真を消した時点で戦場カメラマンとしてのリーは終わったんだろうな、ジェシカが自分をかばって死んだリーを写真に収めたのと対照的
大統領を殺して集合写真、これが報道の価値か?
カメラを意識しちゃったら記録じゃなくて記念だよねー
子供のお絵描き。
記者の目から見た内戦
戦時下の火の粉を浴びながらの報道。
真実を伝えることで世の中へ警鐘を鳴らしたい。
一方で極限状態で麻痺していく感覚。
ファインダー越しの現実はあくまで他人事。
画面越しの殺戮は陽気なBGMで映される。
命が奪われる瞬間を収めた写真を見て「いい写真」。
結局本物の恐怖・現実はカメラでは捉えられない。
すぐ近くで起こる悲劇に対しても人は無関心になれる。
ありとあらゆることを画面越しで手軽に見れる現代においては、自国の内戦すら他人事なのかも。
自身に銃口が向けられて初めて自分ごとになる。
その時はすでに遅い。
全847件中、101~120件目を表示











