劇場公開日 2024年10月4日

シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価

全778件中、101~120件目を表示

4.5アメリカとは

2024年12月1日
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怖い

難しい

独裁化したアメリカ国家とテキサス・カリフォルニア州のWF軍の内戦を描いた近未来作品。
冒頭からトランプ感満載の独裁大統領が出てきて、監督の意図がバシバシ伝わってきます...笑
アメリカとは、ジャーナリズムとは...と色んなことを考えさせられる作品でした。
また、緊迫感のある戦闘から自然の美しさ、カメラフィルターによる切り取りなど、色んなカットが盛り込まれていて映像としても素晴らしかったです。
特に素晴らしかったのは終盤の森が燃える戦場のシーン。(若干火垂るの墓味があって、戦場を美しいと感じてしまうことへの罪悪感も相まって、心が震えます。。。)

主人公のリーが「これまで色んな戦地から戦争はだめと警告してきたつもりなのに祖国でこんなことになって、ジャーナリズムって何だったの」と嘆くシーンがありますが、服屋の店員やリーの親達が「見ないフリ」をしているように、世界中がそういった悲惨なことから目を背け続けた結果、色んな争いは今も起こり続けているのかなと思いました。

また終盤、武装した男達が「お前はどんなアメリカ人?」と問い、出身地だけで生かすか殺すかのジャッジをするシーンがありますが、まさに差別主義を濃縮したようなゾッとするシーンでした。
あの男にとってのアメリカとは何だったのだろうと考えては、人種の坩堝であることがアメリカのアイデンティティではないの...?そもそも「アメリカ人」にとってのアメリカとは...?と日本人の私には想像が難しく見終わった後もぐるぐると考えてしまいました。

作品の全体感として、フィルター越しに淡々と切り取っていく雰囲気があり、
グロいシーンが多い割に拝観後は意外としんどくならないところも良かったです。

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ぞの

1.0腑に落ちない映画

2024年11月22日
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わいつー

4.5何が正しいか、ではなく

2024年11月19日
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何が正しいか、とかではなく戦争は良くない。
戦争は良くないが、対立、分断は避けられない。
対立、分断に際し、不正義がなされたら戦うしかない。
何が正義で、何が不正義なのか誰が決めるのか。
だから、何が正義なのか、とかでもない。
非暴力不服従も圧倒的な暴力や無関心の前では無力。
そんな袋小路の中でジャーナリズムって、、、
ジャーナリズムのONとOFFの対比は分かるけど、、、
最後のテイストも、世の中がこんな感じなので、納得できない感も含めて、だって現実こうでしょ?と突き付けられた感じがする、

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そうたん

4.0現実問題を風刺で描くことには大成功

2024年11月18日
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でも、それを作ったアナタはどう思ってるの?と聞きたくなる映画だった。風刺のような世界観をドライな目線で切り取る主人公達。彼女達にも葛藤はあるが、それすらもドライな距離感で描くため、心に迫ることが無いままラストを迎えてしまった。A24に一般的なエンタメを求めるわけではないが何か欲しかった。モヤモヤが残る。それが作り手の狙いですと言われたら、そっすかと返すしかないんだけど。正直、ダンストがラストで取る行動はそうすると分かっていたし、それを受けた新人がああすることも分かってた。だからなんか物足りねえって思っちゃった。あまりにも前半が良過ぎたから。ケレン味のある入り口の割には出口はフツーなんだって感じ。全部、欲を言えばってことなんですけどね。

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jirou

4.0ラストが惜しい

2024年11月17日
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第二幕までは文句なく面白かった。ただ、ラストでビビってた主人公が急に元気になる理由がわからなかった。突然「戦場ジャンキー」の血が騒いだってこと? いくらなんでもそれは唐突すぎる。
もっと前段階でビビってて、なにかきっかけがあって立ち直るとしてくれないと。そこが減点材料。

話の構成としてもピークが第二幕終盤の「あいつ」の「あのセリフ」なのもどうだったか。ていうかあのシーンしか覚えてないでしょ、みなさん。5年後もあの名台詞は語り継がれると思う。
それだけインパクトのあるシーン、セリフが第二幕にきてしまって、その後激しい戦闘シーンがあったとしても「事後処理」に感じてしまったのは私だけだろうか。

監督は「ジャーナリズムの価値」をテーマとして挙げていたが、もしほんとにそれを描こうとしてるんであれば計算は狂ってる。見終わって一番心に残るのは「戦場ジャンキーになる記者たち」だ。主人公の相棒も、弟子も撃たれた主人公を一顧だにせず進んでいく。
あ、テーマがずれてるのは別に映画の評価とは関係はないが。

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水原秀策

5.0おもしろかった! そして、つまらなかった!

2024年11月14日
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Piroshi

4.0もしかしたら起こり得る現実の1つ

2024年11月13日
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怖い

難しい

きっと、いざ戦争となると、ほとんどの人が無関心かつ傍観者になるものの、気がつけば日常は消え去り、緊張の合間に狂気が潜み、終わりの見えない混沌が続いていく。それを更に傍観するような映画だった。
また、ジャーナリズムの業の深さを描いていたようにも思う。
あと個人的には演者も選曲も好みであった。
昨今の世情を踏まえると味わい深い作品だと思う。

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cue

3.0結構深く考えれる映画

2024年11月13日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりにキルステンさんをみたような気がしました。
僕の知ってるこの人はスパイダーマンの時から進んでないので、時が経ったなぁ。と感じられました。

また、本作はアメリカでの内戦をテーマに、現地に赴くジャーナリストたちを主軸として物語が進んでいきます。

途中、色々と思うところもありましたが総じて楽しめたと思います。

登場人物がそこまで多くなく、わかりやすいのも良かったです。

しかし、FW?WF?が私は知らなかったので、そこだけ知識のない自分を恨みました。

銃撃シーンなどもあり、迫力もあったので楽しめました。

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しんじ

3.5怖い、現実の様だった

2024年11月12日
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アメリカの党が良く分かっていないので、不安になりながら観たが、そんなの分からなくても理解できた。
実際に現実にも戦争は起きている、アメリカだってどうなるのかわからない。
ジェシー・プレモンスが怖かった。

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hanataro2

4.0伝えたいその先

2024年11月12日
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怖い

難しい

耳に優しい音楽が流れる
自然の緑は生き生きとして小鳥が囀っている
この素晴らしき世界
人々は泣き叫び銃声と爆破の音が止まらない
兵士は叫び続け多くの血が流れ命が何人も何十人も何百人も何千人も散ってゆく
シャッターを切る音が無数にする
リアルタイムで世界に流れる
何千年も前から変わらぬ風景が目の前で起きている

何がほしい、どうしたいの?
恐怖が戦意になり興奮し喜びになり精神を食い荒らす

何を守る、人を殺してまで

この素晴らしき世界はどこまでも続き終わりなどないのだろう

欲望の中に「戦争」も入っているならそれも受け入れなければならないのか

とても恐ろしいものを見てしまった

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カルヴェロ

2.5アメリカにはすみたくねー

2024年11月11日
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怖い

難しい

一貫した消化不良感はなんだったのかと思ったが
たぶん
内戦がどんな背景で起こったのかまるでわからなかったこと

監督はアメリカが嫌いなのかな?
戦闘シーンはリアリティあふれていたけどそのぶんぐろい

日本人でよかったあ
と思わせてくれてありがとう

アメリカにはすみたくねーです

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ひゃくあり

3.0馬鹿には難しい映画でした。

2024年11月10日
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たらこ

4.5タイトルなし

2024年11月10日
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「シビル・ウォー」は、戦場のリアルさと報道の意義を深く掘り下げた作品です。観ている間、スクリーンから伝わる圧倒的な緊張感に釘付けになり、音響や映像の美しさに圧倒されました。特に、音楽の使い方が印象的で、A24らしい独特の雰囲気が作品全体を包んでいます。

戦場での報道カメラマンという異質な存在が描かれる中で、戦争の残酷さと報道の意義が強く問いかけられます。武器を持たずに前線に立つ報道者たちの姿には、無力感と同時に崇高な使命感が漂い、観る者にその矛盾と葛藤を強く訴えかけます。

「シビル・ウォー」は、戦争をただ描くだけでなく、伝えることの難しさや意義を問い直し、観る者に深い余韻を残す作品でした。

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世帯主

3.5地獄の黙示録 ver.A24?

2024年11月10日
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Duchamp

2.5アメリカ人には面白いのかもしれないけど

2024年11月10日
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悲しい

正直、で?、という映画でした。
政治的な分断が進むと、アメリカですら(トランプならありえなくもない?)内戦が起こるかもしれない、という映画。
私はアメリカ人でも無いし、二党政治の分断も実感ないし、そもそも3つのエリア?に分かれて内戦になって大統領が殺されるという映画のリアリティが全然なく、内戦になった背景は全く説明無いし、なんで2党制なのに3つに分かれた?くらいの、実感はない内容でした。
身近な国民同士が殺し合うことに若い女性ジャーナリストとして慣れていき、恩人の死を見捨てて目の前の撮影を優先するシーンは、人間の恐ろしさを表現してるのかもしれないけど、その手の表現は他作で数多とあるし、ウォーキングデッドを見た方が非常時の人間の恐怖を感じるかもしれません。
アメリカ大統領選に合わせて興収を狙った?
銃もなければデモも投票もあまりしない日本人には関係ない映画なのに、なぜ話題になっているのでしょう。

「おまえは、どんなアメリカ人なんだ?」
「香港出身の記者です。」
バキューン
中国へのアンチテーゼなのかもしれないけど、設定がわからないだけに全非白人を想起させるし、設定の軸がないのでシーンごとの意味があるのか無いのかわからずに、ただ人が簡単に殺されることの本能的な不快感だけが揺さぶられる映画でした。

わざわざ映画館で観なくても、テレビドラマな感じで観ればよい程度に感じました。

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suupaamann

5.0アメリカってやっぱスゴイ

2024年11月9日
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怖い

興奮

観たほうが良いと言われて映画館の上映最終日に滑り込み鑑賞。

緊張感の上に作品が乗っかってるような映画。
緊張感、ハンパない。
最近では一番集中して見たと思う。
全く隙のない映画だと思いました。
この映画は自動的に集中を強いるような映画なので、私は2時間以上は観てられないなと思いました。

映像がカッコ良い、美しい。『決めの画です』って言ってる画って、中途半端だと嫌な感じになることがあるけれど、この映画は全くそれがない。
画の美しさが、現実ではない世界の、狂った世界のリアリティーを底上げしている感じがしました。
特に気に入ったのが正面アングルをとても効果的に使ってる所で、ホントやるなって感じでした。

音の演出が素晴らし過ぎる。
映像と音で「これでもか!」って感じで,、緩急をつけて来ます。

役者は当然のごとくうまく、細かい演出も効いていて、ある意味ベタな展開なとこも多いの
ですが、それを上手に入れてきてくれます。
言葉でなく画で色々と説明をしてくれるので、とてもテンポが良く、映画らしい映画やなと思って観てました。

アメリカの新しい大統領が決まった日にこの映画を見てたことが何か感慨深いです。
この映画の制作が決まったと頃の一番近いアメリカにとっての戦争は内乱だったのでしょうか。
この映画で描かれてる世界は私にとって身近な現実ではありませんが、この現実は世界の何処かにある現実なんだと思わさせてくれる説得力の塊のような作品です。

観てる途中に思い出した映画は、エイリアン、トレスポッティング、プラトーン、イージー・ライダー、ユージュアルサスペクツなどで、全くジャンル違いなものもありますが、作りのテイストみたいなものがこれらの作品に似てる感じがしました。

観始めた時は「お腹すいたな~」なんて思ってましたが、途中から完全にお腹すいたの忘れて魅入ってました。

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93q2q2

4.0何かがあったMJ

2024年11月9日
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「ザ・ビーチ」も「28日後…」も「MEN」も好き。何よりも「エクス・マキナ」が大好き。だったら飛び付けよ!ってな話ですがズルズル引っ張ってようやく鑑賞。で、やっぱり好きだなぁこの人の語り口。若手が勢いで「見えなく」なっていく様との対比で「見える」様に戻っていく主人公に、自分の中の"何か"を掻きむしられて終始ザワザワしておりました。「パージ」寄りの感じを想像していたので暫くは「ん?」て感じでしたが、穏やかじゃないのにどこか穏やかに映るロードムービーな作りは流石だなぁなんて思ったりもして。まぁ、個人的に好きだから甘々なだけかもしれませんけども苦笑
是非とも「マリウポリの20日間」と合わせてご鑑賞くださいませ。

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lynx09b

3.5ゾンビの出ないゾンビ映画(?)

2024年11月8日
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怖い

旅をしながら、いつゾンビが出てくるかわからないドキドキを楽しむゾンビ映画。その“ゾンビ”が“弾丸”になった「ゾンビの出ないゾンビ映画」な印象。

ってゆーか、基本はロードムービーですね。主人公は報道カメラマンなので、カメラマン目線。主人公が兵士とかなら戦争映画になってたかもしれないけど…
その辺が思ってたのと違ったところ。てっきり戦争映画だと思ってた(^_^;)

それにしても、キルスティン・ダンストは、久々に見たらもうオバサンだな。
人の事言えないけど…(^_^;)
逆に(?)、ジェシー役のケイリー・スピーニーが可愛かったので、今後に期待ですね(^^)b

とりあえず、トランプが大統領になったら、こんな事にならないとは言えないので、アメリカ国民には、しっかり考えて投票して欲しいところです(^_^;)

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n.yamada

4.0世界の縮図なの。

2024年11月8日
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もう600以上レビュー上がってるからね、自分用に忘れないように書いておくだけ。
話の軸は有名戦場カメラマンと彼女に憧れる若い子の成長の話で割と普通ですが、アメリカの崩壊の様子がえげつない。映画自体内戦の経緯とか原因とか説明ないけどまああんまり政治のこと興味ないから勝手にやってくれって感じの田舎の人達が不気味に怖い。
そして戦争の混乱に乗じて大義のない人間の凶暴性が私怨や私欲と言う形で爆発してる人達も怖い。
そういう部分をジャーナリストの目を通して客観的に捉えている、、そんな映画です。だから戦争アクションって感じではないよ。アメリカ広いから場所による温度差が極端で、まあそれをもって現在の世界の縮図的に見せるのが本作のテーマって事だな。
選挙の投票率異常に低い日本だとどんな感じになるんだろう?

昔仕事で何度か車でアメリカあちこち回った事あるけど異常に広くて途方にくれたの思い出した。まあ日本の25倍の面積だから無理もないけど。カルフォルニア州が日本とちょうど同じらしい。
本当に殺人一家がいたり、戦争?知らない、、って人がいてもおかしくないと思うよ。
目が届かない広さってホラーだね。

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masayasama

1.5予告に騙された

2024年11月8日
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予告をみて、戦争に特化した映画なのかと思いワクワクして観に行ったら期待を裏切られた。
戦争じゃなくて、ジャーナリスト映画です

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あにき