シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
他国の戦争に介入してばかりの米がもしも分断してしまったらというお話
いや今でも州格差激しくて充分分断してますけど
正直地図で勢力図解説無いと分かりにくいと思いました
ほぼ戦場カメラマンのお話、それも迂回してる間にまんまと特ダネ逃してしまったという
ただ人が死んでいく中でも撮り続けるという厳しいお仕事なのは伝わった しかも実際もあんなにやれ危ないと引っ張り回されているんですかね
期待したような展開はラスト30分だけだった
大統領ってもっと警護固くて上手くトンズラだと思うんだけど...
清々しいまで合理的な戦争(戦場では)A refreshingly rational war (on the battlefield)
銃の音の硬さに驚いた。
主人公は、カメラマンを始めとする記者たち。
描かれる戦争は、
理念は感じられず、
現場においては
それぞれが
【合理的】に行動している印象を受けた。
全然良くないが、
内戦のような状況で
ジェノサイドが起こるのは
現場における合理性な気がしてきた。
敵を皆殺しにする事で口を塞げる
その連続にしか見えなかった。
内戦なので敵味方の区別が難しいわけで。
ラストは見方によっては
ショッキングだけれど、
最も【合理的】な結果とも言える。
その場にいた主人公たち、
【合理的】な観点からすると、
描かれてはいないが
ラストシーンの後、
果たしてどうなったんだろう?
と考えてしまった。
The hardness of the gunshot sound startled me.
The protagonists are journalists, including a cameraman.
The war depicted,
I felt no ideology behind it.
At the scene,
each person seemed to act
in a “rational” manner.
Although it’s far from good,
in a situation resembling a civil war,
the occurrence of genocide
started to feel like a form of rationality on the ground.
Killing all the enemies to silence them,
it looked like just a series of that.
Since it’s a civil war, it’s hard to distinguish between friend and foe.
Depending on how you see it,
the ending is shocking,
but it could be said to be the most “rational” outcome.
From the perspective of the protagonist and others present there,
if we consider it from a “rational” standpoint,
though it’s not depicted,
I can’t help but wonder what happened to them after the final scene.
実はオモシロ系?
リーおばさん千キロの旅?
【本文にネタバレ無し】もうHPの段階で事前に考察できる パンフレット買えばなおさらだ❗️でも話と画面がつまらない【個人的な意見です 人による】
イャぁ 結論から言うと 『プライベート・ライアン』『地獄の黙示録』『戦場にかける橋』
知ってる人間からすると
画面がオモロ無い なんか局地戦で 戦争感が中途半端 でちっとも面白くない。
スピード感も俺としてはイマイチなかった。
そう、この映画は基本ロードムービーかも
ケイリー・スピーニー の実質的な主役感も ゲロ もハンパない
本当の主人公のダンストさんと言うより
実生活での夫
オスカー俳優ジェシー・プレモンスさんの『どこのアメリカ人だ❗️❓』的なセリフが全てかも 【予告編動画にあり】ネット時点でホームページHP時点で 枠組みはほぼほぼ書かれてます。
有料🈶パンフ にはコラムがいくつかあるが 1つはホームページにも重複掲載 つまり事前周知❗️
もう 反 🃏 反🃏 でウンザリ←コレもHPでほぼほぼわかるが 映画の内容と関係なし❗️
過去の事件なんて知らんがな
あっ ほぼ99%の人は予習してないから
画面だけなら 単なる内戦映画です。内容自体は映画館でご確認を❗️いろいろあります❗️是非スクリーンで❗️
ただ 局地戦すぎて 画面が超つまらなかったし
この動画の時代に 戦場カメラマンもなんだが
邪魔になるから 戦場カメラマンは 超しらけた😒
過去の戦場カメラマンもそうじゃがな せいぜい『最前線の最後列』ダヨ❗️嘘くさい【コレは全て 単なる粗い個人的感想】
でも 最後の結末❓❓と ケイリー・スピーニーのゲロ は感じ入った❗️是非劇場映画館で❗️
ほんとに制作背景知りたいなら 少なくとも ホームページは全読破して❗️
余裕にある人は 有料🈶パンフも 良いですよ❗️
皮肉なことに 有料パンフ🈶は 高得点
A24は こう言う作品は初心者🔰カモ🦆と感じた個人的に
予想に反して満員🈵
惹きつける力があるのだろう 俺はわからなかった こじんまり感だけ感じた
どうでもイイけど アメリカ音楽 にこだわった ようだけど
最後の 延々と嫌がらせのように続く エンドロール 歌も🎤『もっさり感』が半端なく これは字幕だけになったら脱出おすすめ
最後のエンドロールだけは何も得るものは無い 虚しく感じた
なんか 旧日本軍の太平洋戦争WW2以前の日中戦争中国侵攻みたいな 線ではなく 点を感じた スモール&少しショッキング
人によりますので 是非 ご覧ください。 俺が合わなかっただけです。
1379km
内線が勃発したアメリカで、戦場カメラマン志望の若者の成長と、彼女を支えるベテラン記者たちをみせるお話。
14ヶ月もの間表に顔を出さない大統領にインタビューする為、NYからホワイトハウスに乗り込もうと企てるベテラン記者たちに、23歳の若者が同行を申し入れ巻き起こっていくストーリー。
人の醜さや残酷さをみたり、それを淡々と取材する先輩記者をみたり、体験したりしてというところで成長していくお話しで、立場や設定は違うけれど、何だか超マイルドな地獄の黙示録という感じ。
なかなか面白い話しだったけれど、ラストのパイセンとの行は、それを撮ってる姿に何を感じさせたいのか…そこからの流れをみるとなんか違和感というか、作り手と個人的な印象にズレがありそうな感じになった。
それにしても大統領ポンコツ過ぎね?
アメリカ人が見る映画
新しい戦争映画
正確には戦争映画ではないかもしれない
戦争映画にありがちな開戦理由やどちらかの正義を問われる事がなく
主人公達は一発の銃弾も撃つことがない、何が正しいのかは全く分からず
首都ワシントンD.C.を目指す下手なホラーより怖い地獄めぐりみたいな
ロードムービー的映画
正義も無くなり無関心だったり逸脱したものも出てくる混沌
オチといいまさにアメリカというものの最後でありこの先はもう分からない
最近はスッキリ勧善懲悪のドッカン映画が多かった洋画の横っ面をひっぱたく様な
映画でとてもいい映画だと思います。
(逆に言えば戦う映画やら爽快感を期待してる層は回避を奨励かも)
なるべくいい音響施設の映画館での鑑賞をお勧めします
小娘
が死ねばいいのにと思った。
こういうコメントは良くないのだろうか。
だが、若い女性とジャーナリストの嫌なところを集約したような小娘だった。
私はジャーナリストと称する人種は大嫌いだし、
若い女性とも可能であれば仕事はしたくない人間だ。
それはこういうことが起こりうるから。
女性であることを利用してあほな男に取り入り、
先輩女性に尊敬してますぅなどど甘言を弄して取り入り、
最終的にはそれらを踏み台にしてのし上がろうとする。
まさにそれを体現した女だった。
ラストで額を打ち抜かれるのが彼女だったらどれだけ小気味良かったことだろう。
だが、死んだ先輩女性もそうしてのし上がったのかも?
ストーリーも酷かった。
なぜ内戦が始まったのか全く分からず、
まるで中東のそれのようでプリミティブで民主国家の欠片もない。
いくら何でもアメリカでこれはない。
観ていてずっとどことは言わないが中国の悪意を感じざるを得なかった。
中国資本の映画?
昨今の世界情勢を見るに付けアメリカがこうなったら、
世界少なくとも日本は終わる。
それを切望する勢力のプロパガンダ映画としか思えない。
今日こそポジティブなレビューを書けると思って足を運んだのに、
期待を裏切られすぎた。
あなたも内戦の最前線に立つことになる
なんの前情報も入れずに観に行ったら、いきなり撃たれてしまった。
心構えが無くなんとなく風刺戦争映画っぽいんだろうな、などと思っていたが、現代の本物の内戦に、いきなり自分ごと立たされてしまう。
戦場カメラマン志望の23歳の女の子も、実のところは全然分かってなかったんだろう。
IMAXで見たおかげで、本当に内戦の最前線に立たされたような臨場感。恐怖と怒りと悲しみと、世界で繰り広げられている戦争もリンクして、こんな世界にしたのは誰だ?と、こみ上げてくるものがある。
彼女とともに、心構えのないまま最前線にいたつもりなのに、彼女はいつの間にか私たちを置いて行く。
覚悟がないなら観るな。覚悟がないなら戦うな。覚悟がないなら…
覚悟を持って世界の指導者が観るべき、そういう映画でした。
【ネタバレ注意です】戦争してる国の指導者に観てもらいたい映画でした。
トーホーシネマズにて、TCXスクリーンDolby-ATMOS字幕版で、10月5日11:55〜13:55の回で視聴しました。
幕間の予告編からも気になっていた作品であり、期待度高めに劇場へと足を運びました。
前半は、後半の為の時間という感じだったので、退屈な時間が多かったです。予告編の雰囲気が微塵にもなかったので、騙された…?と思ってしまいましたね。笑
中盤にかけては、戦争による治安悪化や政府軍VS西部勢力(と思われる)の武装民間人の戦闘、唐突に政府軍VS西部軍の戦闘に巻き込まれたり、戦争を楽しむ系のキチ西部軍に会ったりと、戦争をリアルに描いており『映画を作ったというより、実際の戦争をドキュメンタリー』したかのような感じでした。死亡シーンもリアルできつめなので注意が必要です。
後半〜クライマックスにかけては、映画を終わらせにいっており、中途半端で不完全燃焼ということもなく、とてもよく考えられていました。戦闘車、戦車、ヘリコプターもカッコよくて良かったです。海外なら旧式兵器を買い取れるはずなので、実際のものなんでしょうかね?
ただ一つ残念なことがありましたね。なるだろうなとは思ってましたが、リー・スミス(役:キルステン・ダンスト)を殺す必要ありました?ジェシー・カレン(役:ケイリー・スピーニー)が最後に成長して、リーからジェシーへと時代が変わったというのを描きたかったのは分かります。ただ、身近な人が自分のせいで死んだのに平気でいるのを見ると、急に現実に引き戻されてしまいました。映画だな…と。
ドキュメンタリーは好みではない自分が良かったといえるような作品でした。星5を言い渡せます。見てない人は一回でいいから見てほしいな。色々と考えさせられましたよ。
戦争してる国の指導者に観てもらいたい映画でした。
制作意図は高く評価していい作品
感想
2024年11月5日にアメリカ大統領選挙が実施される。核となる二大政党、現政権の民主党。パワーオブバランスの原則論からいくと次期政権は共和党という概念は21世紀の今日、日々、刻々と変わっていく世界の政治状況を見る限り全く通用しないものとなっているのは明らかである。現に今回の大統領選挙の二大政党の支持率を見るとその差は僅差であり、ここだけを見るとアメリカの世論が二分されているように感じる。
大統領候補者の資質の判断やアメリカ本国内における人口増加によるダイバーシティの深化が進み多元的思想に基づく経済行政運営などは合衆国と言うだけのことはあり、法律、政治、経済、文化思想における分野に於いてまで50州分の考え方が明確に別れてきているのも最近の傾向である。
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それにしてもこのような映画がいつかは出来るのではないかという予想はしていたが、やはり創ったな。という実感で制作が米映画界のダイバーシティ深化の代表とも言える問題作連発のA24。今年の春、全米でたった2館で公開されながらも2週間全米興行収入1位を記録したというニュースを見て絶対に観ておかなければいけないと感じ、映画館に足を運んだ。
世論分断どころか、現政権に対して21世紀のシビル・ウォーを起こしたカリフォルニアとテキサスの西部連合(WF)。そして連邦から離脱したフロリダを中心にした他州連合の第三勢力までもが絡み全米を巻き込む、WFよる現政権に対しての戦闘が展開されている状況。戦線はWF優勢で末期状態。ニューヨークから内陸部を経由して無法地帯となっているアメリカ東海岸地区を南下、陥落寸前のD.Cを目指して大統領に直接インタビューを試みようとするロイター(ユダヤ系創業者。現実の非米国報道会社名が映画内で使われていたのもショック!)通信の雇われ報道記者の主人公達の視点を中心に世界中の紛争戦争におけるジャーナリズムの意義とは何かを考えさせるのかと話の途中まで考えていた。
しかし結論はそこにジャーナリズムの意義などを感じさせる余裕さえもない、怒りと暴力の応酬による権力装置の奪還の瞬間しか描かれていなかった。まさに硬直化し、泥沼化した人間の姿を冷淡に克明に記録する記者と使命(大統領殺害)を全うするのみに執着する兵士の姿しかなかった。最後に大統領のコメントが聞けそうになる落ち着いた展開があるのかと思わせる雰囲気はあるのだが、弁解の余地無くあっと言う間に生命が奪われてしまう。人間性の俗悪な低次元な部類の振る舞いで歴史が形創られてしまう恐怖が語られる。人間性を優先して行動する本人自身が抹殺されてしまうという理不尽な世界を描いていたのだ。現実的で極めて冷徹な恐怖である。後味が必ず悪いのがA24制作全作品の特徴である。
製作・脚本・演出・映像
政治的な圧力もかかったと思われるテーマを臆する事なく勇気を持って創り上げた心意気は◎。
設定的に統治機構の重責を担う連邦警察の廃止やカリフォルニアとテキサス、民主党の牙城州と共和党の保守本流の中心州の連合と武力闘争など現実的に考えられない設定であり、話はあくまでもリアルなようで原則論としての政治的視点からはズレる大担な状況設定であった。脚本のみの出来は深く突っ込めない事情もあったのだろう。⭐️3程度の出来と感じる。
実際のところ2024年10月現在ではテキサス州の民主共和双方の支持率は極僅差で共和党優勢であり共和党絶対優位ではなく民主の想定外大逆転もありうると空想された原因となっているのかも知れない。
演出的には厭世観とジャーナリズムの真迫観が感じられる描写でありドキュメントを観ている様であった。軽率に描かれていたアジア系ジャーナリストがホワイトプアそのものの考え方を持つヤバい白人(ジェシー・プレモンス)に射殺されるシーンもショックで目を見張る。製作者であるA24の勢いの強さを感じる。
映像はVFXの進歩により現実に想定される映像として遜色のない出来映えとなっている。◎
配役
報道記者達の出身と出自がアメリカそのものを反映しており興味深い。全うな人間性を併せ持つ報道記者であるリーをキルステン・ダンストが今までにない役どころとして淡々と地味に演じている。新進ジャーナリスト、ジェシー役のケイリー・スピーニーも人間的に一皮剥ける過渡期の役を上手くこなしており印象的であった。また気がおかしくなるのを必死に抑え、大統領に最後のインタビューを試みた南米系のジョエル役ワグネル・モウラも印象的で記憶に残る。更に老練で常識的な人間性でほぼ現在の政治的主流意見を持ち合わせている黒人のサミー役の名優スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンも素晴らしい演技で良い味を出していた。
現実としてのアメリカの統治機構は大統領統率の形は取られているが、司法、行政的に見ても三権の分立は厳しく守られていて、簡単に分離独立を一つの州が唱え実現するのは難しいだろう。しかし映画の中で描かれる個人主義に基づく極端な保守白人優位思想などは多民族国家の中でこれから問題が大きくなる可能性があり注視していく点として描かれているところは評価できる。
作品として流動的な政治状況と様々な現体制の意見に臆する事なくひとつの主義主張を映像化した事と俳優陣の素晴らしい演技に敬意を払って2024年現在の評価としては⭐️4とした。
IMAX鑑賞
結構良かったです。
シビル ウォー アメリカ最後の日
この映画は観る人によって色々な意見と云うか評価が出ると思う。ジャーナリストのを題材にした面もあるし,とにかく人間の残酷さが描かれている作品でもあるね。死が他人事になる過程は残酷だよ!映画の中盤で「どこのアメリカンだ?」って。考えてしまう重要なセリフ。
監督さんがどの様な意図で作品に想いを込めたかは分からないけど内戦理由は差ほど関係無いのでしょう。また,戦争にうとい日本人には理解出来ないところもあるかもしれません。
キルスダンストンさんは上手く演じていましたよ!
面白いです!フィクションを創り出す圧倒的な力を感じます。
平日、朝9時からの劇場鑑賞。1〜2割程度の入りで中高年男性が一人で来ているのがほとんど。アーミールックの人もいたりして軍事マニアか戦争映画ファンなのでしょうね。
ところが映画は、後半残り45分ぐらいまで、戦場記者たちの道行きが割と淡々と描かれる。もちろん戦闘シーンもあるのだけど、何やら「マリウポリの20日間」のようなドキュメンタリー風。
でも安心してください。ニューヨークから出発した彼等が最前線のシャーロッツビルに到達する直前、というよりは赤いサングラスの男(ジェシー・プレモンスなんですね。いや嬉しい。)に遭遇したところから一気に筋運びのスピードが上がります。「地獄の黙示録」のようにヘリが勇壮に飛び立ち、「プライベート・ライアン」のように派手な市街戦があります。
ちなみに赤いサングラスの男に対して、ジョエルが最初、嘘をつきます。大学の取材に来たと。これはシャーロッツビルに名門バージニア大学があるから。
さて、この映画の凄まじいところはフィクションを創り上げるにあたっていままでのアメリカ映画のタブーを楽々超えてきていることです。
一つ目はアメリカに内戦が起こること。
二ツ目はアメリカ合衆国が戦争に敗れること。
三つ目は戦争に敗れた合衆国大統領が処刑されること。
一つ一つはSF映画とかで設定されたことはあるかもしれないが三つ揃ってということはまずない。
内戦がいかなる経緯で始まったのか、どのように推移したのか、大統領がどんな国家指導をしたのか、ほとんど詳細は明らかになりません。
わずかに言及される西部連合はカリフォルニア州とテキサス州から構成されているという話、その両州が組むはずはないというレビューもありますが、そんな細かいことはどうでもよろしい。またドラマ部分が基本的には新人カメラウーマンの成長譚でややぬるいってところもありますがそれも別に関係ない。ドラマが乗っかっているフィクションの状況設定が有無を云わせぬ迫力を持っているからね。
この映画の観るべきところはフィクションの骨格部分をつくったA24という映画会社の企画力と突破力です。メジャー映画会社にはおそらくできなかったでしょうね。
追記
戦場ジャーナリストについて触れているレビューが多いので一言。
中立、公正であるべきという教科書通りのジャーナリズムを体現するのはサミーとリーの2人。でも大統領と対面する以前に命を失った。最後まで大統領を追うのはジェシーとジョエルの2人。彼らはすでに大統領を処刑する意図の兵士たちと一体化してしまっている。ジェシーはカメラを銃のように扱い、兵士のような身のこなしで。ジョエルはジェシーをかばいながら踊るようなステップを踏んで。
そう最後のシーンは、ムッソリーニやチャウシェスクのように、民衆が大統領を殺すシーンである。
アメリカの大統領は、国父という以上にアメリカそのもの。だからこの映画ではアメリカ人によるアメリカ殺しが描かれる。そして、そこにはジャーナリストも加担しているのである。
センスは受け継がれる(プレスの心得)
キルティンダンスト演じるプレスの戦場名カメラマンである。ある少女と出会うことで戦場でのカメラの技術的とプレスの心得を少女に教えていく。ある時仲間の車と鉢合わせして少女は楽しそうに仲間の車に乗り込んで先に車路を飛ばして乗っていく。
プレス章なしだったので、案の定兵士に捕まってしまう、目の前で仲間(香港人)を射殺されてしまう。プレスだと言って助けに行くが、兵士もきがおかしくなっており、
助けにきた仲間の出身地を聞き1人が香港だと言うと容赦なく射殺されつしまう。
最悪のトラウマを植え付けられる写真プレスマンを目指す少女。
間一髪全員射殺されると思った瞬間、車内に残っていた高齢者のお爺さんが車でおかしくなった兵士を引き殺して事なきをえたかにみえたが、残りの兵士の銃撃により、高齢者のお爺さんは銃弾に撃たれて、出血してしまう。急いで仲間の兵士がいるキャンプ場へ向かうが、出血多量でなくなってしまう。
そして大統領がいるホワイトハウスへむさうのだが。
このけつまつは劇場にてご覧ください。
※内戦のシーンがかなりリアルなのでおきおつけください。
※ポストカードがもらえるところがあるようです。
ゾンビを内戦に置き換えたヤツ
どちら側のアメリカ人か
予告を初めて観た時から楽しみにしていました
でも予告から想像していたのとは全然違っていました
悪い人達によるアメリカの内戦を良い人達が解決するヒーローもの、よくあるハリウッド作品かと思っていました
でも全然そうじゃなくて、戦場カメラマンの4人組を中心にアメリカの内戦が描かれています
戦場カメラマンの視点なので、なぜ内戦が起こったか、どっちが悪いか、そういうのはストーリー外です
「PRESS」と書かれた防弾ベストを着ていても撃たれないわけじゃないのに、激しい銃撃戦の中にも入って行くカメラマン、そこまでの使命感ってなぜなのでしょうか
撃たれた人を助けるより先に写真を撮るカメラマン
それがカメラマンのやるべき事だけど、写真を撮るより助ける方が優先するべき事と思ってしまう私はそこが受け入れ難く、だからあのラストの2人の行動に「何で」とずっと心に引っかかったままです
そんな戦場カメラマン、敵かわからないのに「相手が撃ってくるから撃つ」という兵士、それが戦争というものなんでしょう
終始セリフがあまりなくとても臨場感がありました
悲惨なシーンも多く、そんなシーンなのに軽快な音楽が流れたりして、そういう違和感が効果的だったと思います
何よりも心に残ったのが「What kind of American are you?」と、何事もなくごく普通の日常を過ごしている服屋の店員さん
私はあの店員さんだと思いました
これは警告映画
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