「戦場カメラマン」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ちょんまげさんの映画レビュー(感想・評価)
戦場カメラマン
今実際に起こっているアメリカの分断(それ以外の世界も分断されていると思いますが)の果てにはこんなことも起こりうるだろうという、あんまり他人事に思えない恐怖がまずありました。
技術的に優れた映画でありながら、主人公たちがフォトジャーナリストであることから
実は肝心なところがスチール写真で表現されたりします。とてもとても重要なあるシーンで
この映画は連続性のある活動写真である事をやめて実に中途半端な瞬間を捉えた写真を映し出します。
決定的瞬間というものは決して格好の良いものではない、そんな作り手の思いがほとばしってくるようで、とても力強いと思いました。それだけで信用できると思いました。
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