「信じさせる時間の創り方」シビル・ウォー アメリカ最後の日 にまめおまめさんの映画レビュー(感想・評価)
信じさせる時間の創り方
間違いなく歴史に残る傑作。
仮想の戦争の世界で、「報道」という目線から描かれた臨場感溢れるロードムービー。
「効果音」が命ともいえる映画なので、劇場鑑賞は必須だと思う。
シーンの緩急の創り方、特に音楽の使い方が神がかってた。凄くユニークなんだけど、ちゃんと気が利いてる。
アメリカの風景、その「画」の一つ一つが美しいこと。余計なセリフを極力削ぎ落として目線や情景を通して語ろうとしていること。
その全ての要素が「信じられる時間」を創っていた。
戦場カメラマンに憧れる少女の剥き身のナイフみたいに研ぎ澄まされた表情があまりに美しくて、何度も息をのんだ。
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