「政治的意図で作られたプロパガンダ映画! よって、くそな映画です。」シビル・ウォー アメリカ最後の日 Qchanさんの映画レビュー(感想・評価)
政治的意図で作られたプロパガンダ映画! よって、くそな映画です。
ふ~ん、なるほど、そういうことか!と冒頭から思った。
この映画が、大統領選挙前に作られて上映されたことが何を意味しているか。
「選挙行動を一定方向に導くため」・・・です。
報道カメラマンは、西部アメリカ=つまりは民主党側、
善良で真摯に状況をとらえようとする誠実な人間集団。
対するワシントンDC側=共和党、というよりトランプ側。
情け容赦なく人殺しをして差別感に満ち溢れた蒙昧な人間集団。
さあ、あなたはどちらを選択するのだ?!と幼稚なまでにプロパガンダ性に染まった作品だ。えげつないったらありゃしない。
それから笑えること。
若い女性が「NIKON FE2」で白黒写真を撮る、という設定。フィルムカメラを使ったことがあればわかるはずです。あの暗い状況で撮れるものではない。バカバカしい。絶対フィルムカメラを使ったことのない人間がシナリオを書いたか、演出におぼれたかのどちらかだ。
アメリカの分断をもっとまじめに描いた映画かと思って期待して観たが、何のことはない,単なる民主党応援のエンターテイメント映画だった。
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