劇場公開日 2024年10月4日

「実際の内戦ってこんな感じなんだろうなって映画」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0実際の内戦ってこんな感じなんだろうなって映画

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

この映画は戦場カメラマンや報道記者の立場から見た視点の映画になっています。
正直どっちが勝っているとか負けているとか、どっちに正義があるのか無いのかはあまり関係ないです。勝ってスッキリ、アメリカ万歳の映画ではありません。
時は現代?アメリカ中央政府のやり方に反旗を唱える州が出て分裂し内戦が勃発。
内戦からどの位の時間が経ったか分からないけどどうも大統領率いる方が不利らしい。
大統領に取材をするべくニューヨークからワシントンD.C.に向かうベテラン戦場カメラマンと駆け出しカメラマン、若手報道記者とベテラン報道記者の四人組が車で戦場や難民キャンプを取材しながらD.C.に向かう。途中でリンチ、市民の虐殺、スナイパーに狙われたりの命懸けのドライブ。
彼らは生きてD.C.につけるのか?ホワイトハウスで大統領に取材できるのか?内戦の行方は?
とにかく銃撃戦などは迫力あり。
アメリカ云々では無くアフリカや中東などの内戦や武力闘争の現場を映画で再現した様な映画だ。
そう言った意味でかなりリアルな内戦表現になっている。
ただ武器や兵器は銃以外は最新では無くドローンなども出てこない。
イラク戦争の頃とあまり変わらない戦闘を繰り広げているので戦闘の内容的には現代的では無くなっている。ウクライナの様な戦闘とは異なり市街地の銃撃戦が主体だ。勿論核兵器も無いしF22も出てくるが空を飛んでいるだけだ。

ひろちゃん千葉