「新米カメラマン ジェイシー、私が撮らねば誰が撮る」シビル・ウォー アメリカ最後の日 月光仮面さんの映画レビュー(感想・評価)
新米カメラマン ジェイシー、私が撮らねば誰が撮る
クリックして本文を読む
アメリカ内戦の戦争映画か?と思ったが、戦闘シーンは、ラスト30分くらい。(←迫力あります。)というよりも、新米カメラマンのジェイシーが、過酷な状況に適応していく姿を描いているのを主とした作品かもしれない。ジェイシーは、最初は足手まといだったり、気弱な存在であったが、修羅場を何度もくぐることによって段々とその行動に変化が現れてくる。大胆不敵か感覚が麻痺してしまうのか?戦場下においての人間の変わり様が、ある意味怖いくらいだ。(それは兵士にも同じことが言えるのだが)ラスト近くで、「ここで、シャッター押すかよ?」と思ったが、戦場カメラマンというのは、あれぐらいの気合いがないと務まらないかもしれない。今ではウクライナやパレスチナで、カメラマンや記者たちが命懸けで報道しているという現実があるわけだが、この人たちの出番の無い平和な世界が理想です。余談ですが、リー役のキルスティン・ダンスト(サム・ライミ監督のスパイダーマンシリーズのヒロイン)が、いいおばさんになってしまいました。
コメントする