「IFだけどリアルな恐怖感」シビル・ウォー アメリカ最後の日 オットさんの映画レビュー(感想・評価)
IFだけどリアルな恐怖感
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アメリカで内戦がもし起きたらという話が土台。
戦慄の血生臭い吐き気を催すほどの戦場風景。
いったいどういう理由で内戦状態になったのか?
想像するしかないが、戦争の恐怖感だけは充分すぎるほど伝わってきた。
以前アメリカの分断が深刻で内戦の可能性すらあるという
都市伝説めいた話を小耳に挟んでいた。そして今、大統領選真っ只中。
銃社会、人種差別、移民問題など見ているとありえなくもないよね?という
政治的な警鐘なのかもしれない。
戦場カメラマンに成長していくジェシーのどこまでもスクープを追う
後半シーン。顔が完全に変わっていたし戦争に取りつかれてるかのようで
リーの表情と対照的で興味深かった。
この映画、音が凄かった。BGMのチョイスも絶妙。
だからシリアスなんだけど音のお陰もあって最後まで一気に観れた気がした。
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