「戦時下で失われる人間性」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
戦時下で失われる人間性
アメリカで内戦が勃発。その有様を、戦場カメラマンたちの視点で描く。
この映画で描かれる最も恐ろしい部分は、前線の戦闘ではない。後方の、治安が崩壊した状況下であらわになる、人命軽視の残虐性だ。カメラマン一行が遭遇する死地は、手に汗握るほど恐ろしい。
そして、そうした危機を経験した、ナイーブだった若い女性カメラマンが、最後にとる行動の、吐き気を催すようなおぞましさ。
平和の有難みをつくづく実感させる、後味の悪い問題作。
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お主ナトゥはご存じか2.1ver.さんのコメント
2024年10月14日
多分この監督でA24なのは日本の予告だけだと分かりづらいし 単にアメリカの内戦映画って感じで見ると肩透かしってなるんでしょうね!
はるけっとさんのコメント
2024年10月10日
ファランドルさん、コメントありがとございます♪
→ほんとに、リーとジェシーの対比が凄すぎます。ジェシーを応援してても、
リーを応援しててもかなしくなります。そんな感じでした。
トミーさんのコメント
2024年10月7日
共感ありがとうございます。
シビルウォーという題名と内容が違う! というレビューをよく目にしますがどこが! と思いますね。内戦下のPRESSたちがどう変化していったか、ストレートなお話に見えますが。まぁ報道なので自ら銃は取らず戦わないので物足りないと感じるんですかね。