「待ちに待った公開」シビル・ウォー アメリカ最後の日 naokiさんの映画レビュー(感想・評価)
待ちに待った公開
早速観て来ました。
最初、映画秘宝という雑誌で議事堂が爆発してる画像を観た時に“なんだ、この映画は!?”
ただ「シビル・ウォー」とだけで、
Googleで調べてもアメコミ映画としか出てきませんでした。(同名のアメコミ映画とは無関係です)
なかなか情報が入ってこず、
日本での公開は、まだ半年先と・・・
そして待ちに待った公開2日目に
大阪EXPOの IMAXで観覧しました。
主演がキルスティン・ダンストなら期待大MAXなのです。なぜならラース・フォン・トリアー監督の「メランコリア」が傑作だったからです。まぁ終末観ただよう女優さんなのでしょうか。今回は円熟味が増した演技が素晴らしい。ケイリー・スピーニーも良かった。(エイリアンではシガニー・ウィーパーの呪縛から逃れられなかったかな)しかし今一番勢いある若手女優さんですね。
音楽はターミネーター調の低音を効かした
ダダダーンというのかと思いきや、
カントリーとラップとは!?
これが意外としっくりくる。
ガーランド監督は緩急のつけ方が上手く、
交響曲を聴かせるように場面を展開していく
のですが、ただ車の飛び乗り場面は、いただけなかったですね・・・その後にあの壮絶な展開になろうとは!?
あそこから長調から短調に変わったような気がします。
ジェシー・プレモンス演じる兵士(自衛軍?)の狂気が強烈すぎて肝心のクライマックスであるワシントンD.C.での攻防が飛んでしまったような気がします。
「レザボアドッグス」のマイケル・マドセンが
登場したとき以来の不気味さがありました。
見終わった後「シビル・ウォー」のポスターを
見直すとNY港に空母て・・・(盛ってるな)
80年代に映画少年だった世代のトラウマに
「メガホース」という映画ポスターがございました。戦闘機にバイクを従えた空母のような巨大装甲車メガホースが荒野を疾走!・・・映画ではジープぐらいの大きさだったそうです。