「娯楽アクション作品ではない。冷たい報道物」シビル・ウォー アメリカ最後の日 Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)
娯楽アクション作品ではない。冷たい報道物
「エクス・マキナ」「MEN 同じ顔の男たちMEN 」のアレックス・ガーランド監督作品。
予告編では近未来戦争アクション風で娯楽要素もあるアクション作品かと思いましたが、実際は冷徹な目線の戦争報道物でした。
大統領の演説から始まり国内クーデターの結末までを報道記者目線で描いた力作でした。現実のアメリカ国内でクーデターが起きたらありえそうな世界観で楽観的な人から無関心な人までリアルな仮想現実の戦時下を描いています。
しかし個人的におススメ度は低いです。人間同士のつながりを拒絶した描き方は戦時下の狂気というよりリアルな恐怖を感じました。
見ていて不快なシーンが多く感動する作品ではなかったです。
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