「Dメール、ならぬDテレフォン」マーク・アントニー uzさんの映画レビュー(感想・評価)
Dメール、ならぬDテレフォン
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舞台となる時代や設定など、どこかレトロな時間SFという点に惹かれて鑑賞。
バカ映画というのは理解するけど、ちょっと杜撰さが目立ちすぎ。
まず、チランジーヴィが夜遊びに行くのに“電話”を持っていく意味が分からない。
更にその後に事故った車が20年後に修理中?
電話越しとはいえジャッキーどんだけ声マネ上手いのよ。
設定の矛盾も多く、最初の破綻は幼いマークがエーガンバラムに家を襲撃されるくだり。
撃退後に電話してるのは「同じ日にはかけられない」というのに反している。
終盤にマークとマダンの2人が記憶を引き継いでるのもおかしい。
何より、冒頭では電話を切った瞬間に奥さんの足が治ってたのに、翌朝にならないと反映されない時も。
これじゃ最初に丁寧に説明した意味がない。
話としても捏ねくり回し過ぎで、ダンスシーンもサスガに過剰。
そのため全然展開が進まないし、ダンスのクオリティも振り付けの魅力も今ひとつ。
散々ダレさせた挙句、ラストバトルもかなり冗長。
ハチャメチャやるのは大賛成なんだけど、あんなにダラダラやられたらスカッとしないよ。
アナコンダ砲も、砲身長すぎて近距離隙だらけだし。
「初回だけ浮く」ってのは何か意味あった?
アントニーの方が“マシ”ではあるが、どっちも糞ギャングだからマークとラムヤ以外どうでもいい。
どっちかが死ぬ前提で争ってたけど、共存する選択肢はなかったんですかね。
ダンスだけでなくアクションにも女性が絡むシーンが多かったのは、新鮮でよかった。
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