劇場公開日 2025年8月22日

パルテノペ ナポリの宝石のレビュー・感想・評価

全57件中、1~20件目を表示

4.0ソレンティーノにしか作れないぶっ飛んだ"わが街映画"

2025年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

驚く

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
清藤秀人

4.0不思議で妖しい世界

2025年11月24日
スマートフォンから投稿

笑える

怖い

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
おばけリンゴ

5.0美しい、イタリアのナポリ、パルテノペ

2025年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

スクリーンの映像が最初から最後まで美しい。
息を呑む美しさ、流れる音楽、パルテノペの眼差しに惹き込まれ、目が離せない。

映画館で観てから時間が空いてしまい、改めて予告やインタビューなどを観て思い出しているが、何と表現して良いのか、兎に角美しい。

時の流れ、自由、愛、パオロ・ソレンティーノ監督のインタビューを観て、改めて感じるテーマ、再度鑑賞したい映画。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
naomi

3.5意味なんてないのかもしれない。

2025年10月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

驚く

斬新

この映画には、ナポリの色んな立場の色んな人生の人物が登場して、それぞれに色々な場面が展開する。
パルテノペという才能に溢れた美しい女性の視点を通して、様々な人間を描いている。
正しいものも間違っているし、間違ったものこそが現実だったりする。
人の人生は時にあらゆる場面に出くわし、あらゆる経験を通し、あらゆる感情を通り過ぎていく。
通り過ぎていくのが人生であり、それにさほどの意味など無いのかもしれない。と、思えた映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
睦月

4.0人生の相反する要素全部載せ

2025年10月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

斬新

先ず、書いておきます。
色々な意味でスゴイ映画ですが、カップルや夫婦で観ることをオススメしません。
必ず気まずくなると思います。

愛と憎悪
喜びと悲しみ
仲間と孤独
神と悪魔
慈しみと蔑み
親和と寂寥
熟慮と理解不能なもの

上記のような人生の相反する要素が全てこの映画には詰め込まれていると感じました。

傑作だとは思うけど「訳がわからん」というのが最も的を得た感想・印象だと感じました。

でも人生って、元々訳が分からないものであって、人間はみんな人生を100%理解することなく人生を終えていくものだと思うので、この映画はこれでいいと思いました。

訳の分からないレビューですいません。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Partagas

3.5ナポリが美しい

2025年9月23日
iPhoneアプリから投稿

難しい

驚く

斬新

主人公であるパルテノぺと舞台のナポリがとても美しかった。ただ、字幕が直訳すぎるのか理解に苦しむシーンもあったが、パルテノぺと同じ様に流れに任せて楽しむようにシフトすれば途中から気にならなくなった。
あと、タバコ吸いすぎ、、、

コメントする (0件)
共感した! 1件)
KS.M

5.0美人という設定の役を実際に綺麗な人が演じれば

Mさん
2025年9月22日
Androidアプリから投稿

それだけで映画は成り立つということがわかった。
ストーリーなどはわからなくてよいので、若い日のパルテノぺが映っていない場面を全て削除して60分くらいにすれば、さらによかった。

コメントする 4件)
共感した! 8件)
M

3.5パルテノペは美しかったが

2025年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

カワイイ

1950年、南イタリアのナポリで生まれた女の子は、ギリシャ神話に登場する人魚の名前であり、ナポリの街を意味するパルテノペと名づけられた。美しく聡明で誰からも愛されてたいパルテノペは、繊細な兄ライモンドと深い絆で結ばれていた。成長するにつれ美しくなっていったパルテノペだったが、彼女が輝きを増すほど、兄は孤独を感じるようになっていき、自殺をしてしまった。その後のパルテノぺは・・・そんな話。

イタリアのナポリはギリシャの植民都市パルテノぺを起源としてるそうで、キリスト教カトリックにも詳しければ色々なセリフが面白いかもしれないが、残念ながらそこまでの知識と教養を持ち合わせてなく、難しかった。
パルテノぺの一生をナポリの歴史に例えているという事らしいのだが、いろんな人たちに征服されてきたという意味なのだろうか。
海の風景は美しかったし、主人公パルテノペ役のセレステ・ダッラ・ポルタは宝石に恥じないくらい美しかった。脱ぎっぷりも良かった。
最初、サブスタンスのマーガレット・クアリーに似てるな、とも思った。
彼女の今後の作品にも期待。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
りあの

3.0ビジュアルと頭が良くてお金持ちでも幸せとは限らない

2025年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 17件)
ひでちゃぴん

4.0シーンの美しさに感嘆

2025年9月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場予告編で見た感想は、主演女優のどこが美しいのか全く理解できなかったコト。ところが本編では美しくキュートに、さりげなく地味にと女優の魅力を最大限に引き出している。しかも風景や何気ないシーンのどこを切り取ってもその構図と撮影手法に感心させられる。ストーリーなどはどうでもよく、シーンの素晴らしさに感動した136分。この監督イイね。

コメントする 1件)
共感した! 5件)
T K

2.5タバコ喫い過ぎ

2025年9月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

女性の夢みる人生(のひとつ)を描いているようにみえるけど、そこはかとないオトコ目線がちょっとめんどくさい。
カトリックに馴染んだ人なら色々ピンとくるのだろうが、よく分からないシーンにモヤモヤさせられた。まあ、これは仕方ないな。
主演女優は残念ながら美人なだけで華がなく、あの「大女優」に呑まれていた。
という訳で、貶してばかりでアレだけど、海の風景は、エンドロールの波の音と共に地中海へといざなってくれた。

コメントする 3件)
共感した! 5件)
ひろちゃんのカレシ

1.5片瀬那奈さんが

2025年9月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

難しい

カワイイ

我々を何処に連れていこうとしてるのか?まるで解らない。ちょいヒキの画角の連続も苦痛。
こんなのに限って目が冴えるんだから。

コメントする 5件)
共感した! 4件)
トミー

5.0美しいナポリの海を背景にして描く美しく聡明なイタリア人女性の一代記

2025年9月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

Buon Giorno!

我々の人生において人との関わり合いというのはとても重要で、かつ、素晴らしいことです。でも、けっこう難しくて厄介なものでもあります。人がまわりの人に何かを求めてもその求めたものがその人から得られるとは限りませんし、同様にして、まわりの人から何かを求められてもその人にその何かを与えられるとは限りません。それでも、それなりの距離感で接することのできる人なら問題ないのですが、相手が家族であったりしたら、たいへんです。

この物語の主人公、20世紀の折り返し点にあたる1950年にイタリア•ナポリで海中出産にて生まれ、人魚の意を持つナポリの旧称にちなんで「パルテノペ」と名づけられた女性(演: セレステ•ダッラ•ポルタ)は幸せになるために生まれてきたはずでした。家は裕福で彼女も美しく聡明に育ちました。でも、繊細な彼女の兄は永遠に求めることのできない身近な存在に耐えきれなくなって自死します。このことがあってから、彼女は父親とも母親とも気軽に甘えたり、甘えられたりする関係ではなくなり、「家族」というのは彼女にとってトラウマになりました。

序盤に印象的なシーンがあります。彼女は浜辺でアメリカの有名作家ジョン・チーヴァー(ゲイリー•オールドマンが好演してます)と出会い、彼の作品はみんな読んでいてファンである旨を伝えるのですが、彼から「あなたの瞳は光を失っている」と告げられます。そう、幸せになるために生まれてきたはずの人生に不幸せが影を落とし始めていたのです。

彼女はまずは女優を目指しますが、結局は彼女の恩師になるマロッタ教授(演: シルビオ•オルランド)に導かれて人類学の分野で学究の道に進むことになります。この教授がなかなかの人格者でとてもいいです。私はすっかりファンになってしまいました。この映画、主人公のパルテノペはもちろん魅力的ですが、それを取り巻く中年以上のおじ(い)さんたちが負けず劣らず魅力的です。前述のチーヴァーやらマロッタ教授やら、パルテノペの名付け親の提督とか、妖しげなならず者の神父とか。

そして、パルテノペが登場人物それぞれと交す会話にも引き込まれます。哲学的な禅問答のようでいて、実はもっと俗っぽくて人生の大問題をかわしながら生きてゆく術がつまっている感じ。この作品のストーリー運びもそれら会話の面白さとともに少しずつ予想をはずして進んでゆくような感じがあってとてもよかったです。

1950年のパルテノペ出生から始まった物語は2023年 彼女が学者としてのキャリアを終えるところまで続きます。家族という概念がトラウマになっていた彼女は結婚もしなかったし、子を持つこともありませんでした。幸せになるための条件に十分すぎるほど恵まれていた彼女は、結局、不幸せな人生を過ごしてきたのでしょうか。恩師のマロッタ教授は彼女に人類学で大切なことは「見る」ことだと彼女に伝えました。海を始めとする美しい自然や様々な人々を見て、彼女は十分に幸せだったのではないでしょうか。

エンドロールでは地中海の波の音が流れます。映画内では地中海の美しい風景が展開されました。でも、そういった自然の力とともに、ちょっと逆説的にもなりますが、人間の持っている力の素晴らしさ、芸術性みたいなものを感じさせる作品だったように思います。

Grazie.

コメントする 1件)
共感した! 15件)
Freddie3v

5.0今年最も美しい映画

2025年9月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全てのシーンがため息が出るほど美しい。
何度観ても全く見飽きないだろう傑作。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たら猫

4.0眼福映画かと思ったらそれを超えていました

2025年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ドキドキ

カワイイ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

5.0「今、考えているところ」

2025年9月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

この映画は私にとって110点 e lode。ソレンティーノ映画で女性が主人公の初めての作品。海の中で生まれたパルテノペはナポリそのもの。屈託なく機転が利いて怖いもの知らず。彼女の未来は明るく眩しい。でもいつまでも幸せではいられない、誰だって同じように。

出会うべき作家と出会ったら全作品を読まずにいられない。パルテノペもそんな女子大生だ。その作家と本当に出会うとは。ヘミングウェイのようにいつも酔っ払っているアル中おじさんがトーマス・マンの「ベニスに死す」の老人作家であれば、パルテノペはタジオだ。その小説と同様、楽園のカプリにも影が忍び寄る、兄の死とコレラ。パルテノペの太陽の笑顔は月の微笑みと涙に変わっていく。

思考の底にたゆたいながら独りでいつも考えナポリの暗部を見て自身も辛い経験をする。自分の指導教授とは、必要で大事なことほどなんでも話せる。パルテノペはいつも考えている。人について考える学問に関心を持ち研究を続けるパルテノペ。指導教授に応募を薦められ就職したトレント大学に定年まで勤めた彼女を私は尊敬する。自分が定年退職したらナポリ大学の自分のポストに来ればいいと指導教授は言っていた。でもパルテノペはそうしなかった。そんな彼女も私は尊敬する。

自信に満ちて屈託なく輝き色々な誘惑を巧みにかわし、一方で失望と暗さを抱え込んで不安でいっぱいになる。どんな女性にも思いあたる。美しく神話的なパルテノペも例外ではない。最後は泣けて仕方なかった。

映像の美しさに息をのんだ。ナポリで生まれ育ったソレンティーノの愛が思いっきりナポリを美しく見せている。まだ行ったことがないナポリ。いつか行ける時が来るだろうか?行ってみたいような、行きたくないような所、ナポリ。

コメントする 6件)
共感した! 19件)
talisman

4.5パルテノぺの美しさに溺れた

2025年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

傑作「グレート・ビューティー 追憶のローマ」のパオロ・ソレンティーノ監督作。

舞台は監督の故郷という南イタリアの港町ナポリ。あまりにも美しい女性パルテノペの生涯をノスタルジックに描いた。

意図せぬ悲劇。
美しいことは罪なのか。

2020年、年老いてなお凛として美しいパルテノぺ。失ったものは若さ。その抗しがたい無常感に激しく感動する。彼女は本当の恋を知らなかったのかも知れない。

パルテノぺを演じたのは本作がスクリーンデビューというセレステ・ダッラ・ポルタ。その美しさに溺れた。ナポリの美しさとともに圧倒的だった。

年老いたパルテノペを演じたステファニア・サンドレッリ、そしてパルテノペと運命的な出会いを果たす作家を演じたゲイリー・オールドマンも記憶に留めたい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
エロくそチキン2

3.5見た目の綺麗さやインパクトとかの雰囲気を味わったり、 主人公の綺麗...

2025年9月3日
iPhoneアプリから投稿

見た目の綺麗さやインパクトとかの雰囲気を味わったり、

主人公の綺麗さを見たり(晩年の女優も含め)、

そういうのなら良いけど、

ストーリーは全然理解できなくて、

途中まではついていけなかった

終盤近くなるとなんとなくわかってきたけど、

ラストはいまひとつかな、

すっきりした感じではあったけど

でも、よく考えたら、

一昔前のヨーロッパ映画って、こういう、

よく分からないけど悪くないかも、的なスタンスだった気がする

コメントする (0件)
共感した! 1件)
jung

5.0妖艶でとても芳醇・贅沢な映像体験!

2025年9月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

眩いばかりの圧倒的な映像美に、イタリアならではの芳醇なエロスが満載、おまけに歴史的・宗教的な豆知識にも触れられお腹いっぱい。青い海と極彩色の対比も、古き良きイタリア映画を彷彿とさせる。随所にフェリーニ、ベルトリッチ、アントニオーニ、トルナトーレ他の巨匠へのオマージュが感じ取られる。主役の女優さんの魅惑的なこと、そしてその老齢期を、私が勝手にイタリアの京マチ子と思っているステファニア・サンドレッリが演じていて至福の限り。もっともっと今作のようなヨーロッパ映画を上映して欲しい。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
羅生門

3.0イタリアの景観が、衣装が良い

2025年9月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

1950年からパルテノペが成長していく時系列で話が進んでいく。
景色というかロケ地をめぐりたい。
ナポリやけど。。。

芸能界や宗教、美と知が揺れ動く。
すべてを理解するのは難しい。

兄心弱すぎ

コメントする (0件)
共感した! 2件)
four7777