劇場公開日 2025年7月25日

私たちが光と想うすべてのレビュー・感想・評価

全118件中、21~40件目を表示

3.0インドの日常と恋愛事情

2025年8月26日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

インド・ムンバイの病院で働く看護師プラバと年下の同僚アヌはルームメイトで、プラバは親が決めた相手と結婚したものの、ドイツで仕事を見つけた夫からはずっと連絡がない。一方、アヌにはイスラム教徒の恋人がいるが、親に知られたら大反対されることがわかっていて隠していた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァディが高層ビル建築のために自宅から立ち退きを迫られ、故郷であるラトナギリの村へ帰ることになった。彼女を村まで見送る旅に出たプラバとアヌだが、海辺で倒れてた男を助けたプラバはその人を夫と間違われ・・・さてどうなる、という話。

インド映画の特徴的な歌や踊り、アクションの無い作品で、全体的に暗くてちょっと退屈だった。
異宗教での恋愛、ヒンドゥーのカースト、住んでるところの立退問題、都会と田舎の格差、色々含まれてるのはわかるが、プラバとアヌ以外の人たちの顔がわかりにくかったのと、主人公の2人にあまり共感が持てなかったので退屈だった。
こういうインド映画も悪く無いとは思うが、もう少しキャストの選定や演出を工夫してインド以外の外国の人にもわかりやすくしたら良いと思った。
男は顔が黒くて皆髭面じゃあ、ダンスもアクションも無かったら区別が付きにくい。

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りあの

3.0東京の孤独に通じる

2025年8月26日
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寝不足仕事帰りで観てはいけない、5回くらい寝落ちしかけた…
とはいえ、とても幻想的な画面にうっとりしつつ…
そういえばこれインド映画だったな、あまりこういうインド映画は観てないかもな

人がぎゅうぎゅう、夜景がキラキラな最初のシーンからこの雰囲気、日本に置き換えて日本版作れそうなくらい、東京でもしっくりくるな、
と思ったのは少数派ですかね。
いや、すごく東京の人々でもおかしくないストーリーですよ。

ドイツの配偶者は電話すら出ないのか?どういう経緯で結婚したの?親とか関わってるのかな?とか、
勤務先の病院は忙しいのか暇なのかよくわからないし産婦人科?と思ったら老人も診てる??
二人で休暇取れるということはそこまで多忙ではないのかな?
とか、環境的に謎なところもありましたが

遡って見た英語のレビューで、インドの3種類くらいの言語を話している、そのニュアンスが伝わらないのが残念と書いている方がおりましたが、その言語を使う意味とかまで理解すればより解像度が上がるのかもしれません。

あと音楽が、Y2K時代にシカゴ音響系好きだったのですが、その辺りを彷彿させる音でとても好みでした。

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kogeru

3.5ムンバイで生きる

2025年8月25日
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こころ

4.5うまく言えないけど、とても良かった

2025年8月23日
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特別な何かがあるわけでもないし(終盤チョット、イレギュラーあり)、
感動するとかいうものではないが、とても良かった。
言葉にするのは難しいです。
出演者たちは普通の女性たちで、楽しんだり、悩んだり、考えたりしている。
それはごく自然体で、特別なものでもない。
一言で言ってしまえが、監督が素晴らしいのでしょうね。
それと、音楽も凄く良かった。
こんないい映画はなかなか出会えるものではないと思う。
フォーチュンクッキーともに最近のヒットです。

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ぜん

3.5静謐さの中に見た微かな光

2025年8月23日
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鑑賞方法:映画館

舞台はインドのムンバイ。
主人公プラバは看護師をしていて仕事の同僚でルームメイトの
アヌのふたりを中心に描いている。

プラバは結婚していて夫はドイツで働いているらしいが、
どうにもその縛られっぷりが見ていて痛々しい。
インドの文化の一端を、あらためて認識することとなった。
アヌは明るい性格で、今どきの女性と言えるだろう。
それゆえ彼女の生きづらさを様々な場面で感じるのだ。
特に男性とのコミュニケーションについては、周囲が閉鎖的な考えをしているため
息苦しさが観客である私にも伝わってきた。

場をラトナギリに移してから、少しばかりの自由さをアヌの行動から感じ取ることができるし、
私の好きなシーンである、おばさんとのアヌとのインドの楽曲にのって踊るシーンにおける
アヌの表情はこちらまで明るくしてくれる。

一方、プラバは海岸に打ち上げられた男性を胸骨圧迫と人工呼吸で蘇生させたことから
その男性を夫と間違えられるわけだが、
夫と見立てての男性との会話は、現実世界における夫に対する気持ちが率直に出たのだろうと思う。
決別したいとの思いが。

プラバはムンバイにいたときには考えられなかったであろう、意識変革が起きる。
アヌと彼氏を祝福するのだ。
そのシーンがカラフルに彩られた電球に照らされ、これがタイトルの“光”とオーバーラップし、
きっと希望の光なのだろうと思った。

じんわり心に沁み入る良作だ。

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ひでちゃぴん

3.5素顔のインド人‼️❓

2025年8月18日
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最近、スペインやイタリア、そしてインド映画、趣きがいつもと違い、良い出逢いだと感じた、インド映画といえば、歌と踊りとアクション、国内の事はわからない、いつもインドといえば、カースト制度で苦しみ、火炙りなどの惨殺などのニュースで怖い国、そう感じてた、でも、十数億人の世界、いろんな世界があるとは想いを巡らせど良くわからない、でも、この映画が普通のインド人かはわからないが、インドの一端は垣間見れたと思う、どんな世界でも愛はあるんだろう、空と海は繋がる地球、ありがとうございました😊😭

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アサシン5

5.0堂々たるカンヌグランプリインド映画。

2025年8月17日
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インド映画でこんなのは初めて見ました。
まあ自分が知らないだけで、他にもあるのかも知れないけど。
結局、心の琴線に触れる映画が撮れるかどうかというのは、国籍とか関係ないですね、
当たり前か。

わかりやすく絵になるようなものなど一つもない日常の中に、豊かな詩情にに溢れた場面を切り取ってみせる、感性と、技術と。
なんなんでしょうね、この才能は。
素晴らしすぎてため息が出る。

私たちが光と想うすべて、このタイトルのとおりの何かが、映画の中にそのまま入ってました。
本当にそうなので。
ああ、確かにこういうものを光と想うかも、ていうものがほんとに入ってるんです。
この映画いっぱいに。
言葉で説明しようとしてもどうにも説明できないものを、よくもまあこの登場人物たちが微妙に複雑に絡み合う一つの物語の中で、純度高く描くものだなと。

最後のシーン、もし自分と似たような感想を持つ人がいるならきっとそう思うと思うんだけど、ああ、このタイトル、いいじゃん、その通りじゃんと、しみじみ思いながら見ていました。

映画を見てこんな風に感じることが、自分にとって一番幸せなことの一つであるのは間違いないので。
そういう時間をたくさんくれた新宿のシネマカリテさんが閉館してしまうのはなんとも悲しいですね。。

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sokenbitea

3.5外国の今の異文化をこういう映画で知れるのもいい

2025年8月17日
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北枕寝二

3.5静謐な光と影

2025年8月17日
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しずかに切りとられた日常のままならなさが、起承転結があるようでないような感じが、まさに人生だなあとおもう。
なにかを考え、なにかを得ようとするときに、まず宗教観やムラ意識が前提としてある不自由さを、きっと私は理解できない。
でも、この毎日をただただ続けていくなかでの漠然とした不安や、この毎日をふとぶち壊したくなる衝動は理解できる。
自分のほしいものを自覚するのってけっこう難儀だよなあと思った。

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kikisava

4.0生活感と俯瞰性の無理のない混ざり具合

2025年8月15日
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働く2人の女性(20代&40代)に焦点を当てた実録風ドラマ。

映像に自然な美意識があり、全てのシーンが会話のやり取りを含めてとても良い。ムンバイでの生活者の視点を垣間見れるのも新鮮。

ただこの映画はある時からある時までの切り取り的な作風なので、物語の帰結感は薄めでした。

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石岡将

4.0インド映画らしくないが良作

2025年8月15日
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激しいスコールと人口密度の高さから湿度を感じ、インド料理屋や雑貨屋のようなスパイスと香水が入り混じった匂いを想像しながらムンバイの町並みを見た
ルームメイトと住む部屋には洗濯機もないし前時代の様な恋愛事情、そして宗教
高層ビルの為の立ち退き
彼女達は孤独だ
だが「何とかなるよ」と言い合いながら明日を生きるのだと思えるのが良い

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木曜日

3.0侮るなインド映画

2025年8月15日
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インド映画といえばTheエンターテインメントだと思って観るとビックリ仰天。
繊細な演出で、社会風刺や人間模様をしっかり描いている。
この手の映画はどちらかと言うと飽きる、眠気を誘う等あるが、ストーリーがしっかりしていて、飽きさせない。前半と後半でちゃんとメリハリを付けているし話にのめり込める。
後半の海の男の演出が上手く、そう喋る演出はなるほどと思う。
ラストの飲み屋のシーンもかなり良い。

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るい

3.0心の中で描く「光」は、いずれ現実を変える火種へと育っていくのだろうか

2025年8月14日
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知的

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Dr.Hawk

3.0眠くはなるが、新しい一歩を踏み出そうとする姿は感動的

2025年8月14日
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実はこの映画、最初に観たときに映画館でがっつり寝てしまった。あらすじでさえわからないくらいに。モヤモヤが残っていたし、猛烈な眠気に負けてしまったことも悔しくて再度鑑賞することにした。再度鑑賞しても思うのは眠りに誘う映像だということ。序盤の淡々と進む感じや、後半であっても少し長いと感じる間があったりで気を抜くと寝てしまう。眠気になんとか耐えてリベンジを果たすことができて安心した。
さて内容だが、インドのムンバイに住む三人の女性の物語。のはずなのに、冒頭で出てくるのはその三人とは関係のない男女の語りだったりする。ここらへんがわかりづらい。ムンバイという都市に住む人々のことを描こうとしているということなのか。他にもストーリー展開が親切ではない。少したってから、あぁ、そういうことなのかと理解する感じ。浜辺で助けた男性と過ごした夜のくだりも、まぁわかりづらい。他の人のレビューを読んで、やはりそうだったのかと納得した。流れてくる音楽や映像はそれなりにいいと感じただけにもったいない。
ただ、個人的にはそんなに低評価にもできない。ムンバイで暮らす女性たちが抱える閉塞感や生きづらさを完全に理解できるわけではない(インドの宗教観とか文化をちゃんと理解できていないから)が、居場所を見つけようとしたり、新しい一歩を踏み出そうとする姿は感動的だ。あの最後では今後の彼女たちに大きな変化が待っているわけではないのだろう。でも、古い慣習やしがらみに縛られずに前に進もうとする彼女たちが楽しそうでとてもまぶしかった。二倍の料金を払ってまで観る価値があったのかは疑問だが、少なくとも自分の中にあるモヤモヤを解消できたので満足している。

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kenshuchu

4.0孤独な人を映し出す鏡のような輝き

2025年8月13日
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KaMi

2.5難しい

2025年8月13日
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悲しい

知的

私にはちょっと難しくて、退屈な感じだったかな。

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むーらん

4.0インドで生きる女性の生きづらさ

2025年8月13日
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日本に住む我々が知る由もなし。

人口1900万超のインド最大の都市ムンバイ。南アジアを代表する大都会ながら、そこに生きる人たちは様々な因習に縛られている。

ルームメイトの看護師プラバと年下の同僚アヌ。世代も考え方も違う二人の間にはかなり距離がありそう。

ドイツで仕事を見つけた夫から何年も連絡がないけど新たな恋に踏み出せないプラバ。

彼氏が少数派のイスラム教徒で親にも紹介できないけど常に結ばれるチャンスをうかがっているアヌ。

後半は二人が人生を変えるきっかけとなる旅。二人の間に確かな友情が生まれた。彼女たちの新たな人生がスタートしそう。

ポジティブな空気に包まれて気分よく家路についた。

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エロくそチキン2

3.5現代インドの超リアル

2025年8月12日
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驚く

ボリウッドらしくなく、タブーなシーンがあって大丈夫?!と思っていたら、なるほどね。インド単独製作ではなかった、という…

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印刷局員

1.5ストーリー 3 演技 4 芸術 3.5 エンタ 3 総合 3.5 ...

2025年8月12日
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ストーリー 3
演技 4
芸術 3.5
エンタ 3
総合 3.5
何を切り取って映画にしたかったのか分からなかった。大自然景色もいいけど…インドの方はなんでも青空の下なのねー!

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林秀吉

3.5どんな状況でも光は差す

2025年8月11日
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癒される

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うすたら