「絶賛の意味がわからない。致命的に見づらい映画。」私たちが光と想うすべて ザ・アナキストさんの映画レビュー(感想・評価)
絶賛の意味がわからない。致命的に見づらい映画。
物語の内容や登場人物やムンバイや田舎の風景は素晴らしかった。音楽も良かった。それなのに始まって1分もしないうちに見るのが苦痛だと感じた映画は久しぶりだった。とにかく画面が暗い!荒い!電車の中や車の中から見せるムンバイの風景も目で追うのが大変な速さ。おまけに撮影監督はピンボケが大好きらしくやたらピンボケしてくる。せっかくコントラスト強めな美しい色なのに全く活かしきれてないし時に色が薄くなる場面でムードがぶち壊されて集中するのが本当に大変だった。リアリティを追求した結果照明が少ない為夜のシーンは何も見えない。
かなり不潔だと感じるシーンもかなり多めだったが生活感を出す為にやったんだろうなと思う反面インド映画に必要な描写とは何なんだろうと強く考えさせられた。
幾つか考え抜かれたシーンにおーっ!となったのとエンディングはとても好きなタイプの映画だった。残念!
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