「ドタバタのち虚無感」グランドツアー La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
ドタバタのち虚無感
1910年代。結婚を迫る女性から逃れようとアジアを彷徨うビルマ勤務の英国公務員のお話です。日本を含めて描かれる東アジアのモノクロ映像はノスタルジックで、ヨーロッパの人が見るアジアの反映とも映ります。しかし同時に、現代の光景も挟み込むぶっ飛び様で、虚実の混じるラブコメとも映りました。でも、最後には「やはり人間は一人なのだ」の風が静かに吹き渡り、切なくなるのでありました。
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1910年代。結婚を迫る女性から逃れようとアジアを彷徨うビルマ勤務の英国公務員のお話です。日本を含めて描かれる東アジアのモノクロ映像はノスタルジックで、ヨーロッパの人が見るアジアの反映とも映ります。しかし同時に、現代の光景も挟み込むぶっ飛び様で、虚実の混じるラブコメとも映りました。でも、最後には「やはり人間は一人なのだ」の風が静かに吹き渡り、切なくなるのでありました。