サブスタンスのレビュー・感想・評価
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若さと容貌の価値観とは?
一線を退いたスターというセルフパロディー的な役を演じたデミ・ムーアの熱演に感動です。よくあそこまで演じたものだと思いました。「ゴースト ニューヨークの幻」の時の涙姿はキュートでしたが...分身役のスー(マーガレット・クアリー)のもっとビッグになってやるという野心満々の演技も凄かったです。映画の中のデニス・クエイドが年相応に見えなくて、「彼が再生医療したのかしら?」感じられました。ラスト近くは、ホラーという感じで「遊星からの物体X」になってましたね。
女性の若さと容貌を尊ぶ社会は、今もあると思います。その価値観にとらわれて生きる女性もいるでしょう。(男性もそうですが...)男性も女性もありのままの自分を認めることが大切だと思いますが、なかなか難しいかもしれません。(でも身だしなみは必要です)話はかわりますが、ミスユニバースの選考は、外見だけでなく知性や感性も重視するという傾向のようですが、今だに水着審査が存在していることが、矛盾しているように感じます。(水着でなくて普段着で良いと思うけど)
満たすべきは何処?
又しても
ホラー&スプラッターものと知らずに、、、
失敗した〜!観なければ良かった😭
グロ過ぎて何度もスクリーン観れなかったし
最後のモンスター級のグロさにはチョイ失笑……
老いの辛さは誰しも経験するし、
ただ辛いだけにするのか?それとも、
老いてく中で自分を楽しむのか?
私はもっと自分の身体が動いて、お金にもっと余裕あったら良いなーと思う今日この頃なんですが、
エリザベス、あの年齢にしてはちゃんと動けるし
富も手に入れてて贅沢な生活してて、しかも美人で!!
私からしたらめっちゃ羨ましいんですが。。。
『キャリー』ばりの怨みの血吹き芸
苦しみと哀しみから産まれた『モンスター』
哀しい女性の気持ち代表!なホラーミステリー作品でした。
グロい映像の多さと、あまりの辛い7日間のサイクル(エリザベスとスーのどちらの気持ちも分かるからこそ)で胸が痛く苦しくモヤモヤして頭痛もしてきて
観た事を後悔しつつ帰路に着きました😑。oஇ
素晴らしかった
予告を見た印象では沢尻エリカの『ヘルター・スケルター』みたいな中年女性の美醜がテーマなのだろうと思っていたら、それを遥かに超えてとんでもないところに行きつく。
それにしても肉体が若者であっても中身は50歳で、しかしそれでも若者たちとつるんで遊び狂っている。それがもし自分に起こったとしたらとてもじゃないけど若者たちと遊んだりしたくない。心が若い。心がそれだけ若くて肉体が老いたらさぞつらいだろう。若返っても結局通販番組のダンサーみたいなのも夢がない。もっとスターになれよ。
最後は化け物と化し露悪的にこれでもかと無惨な様子を見せつける。大量出血で死ぬかと思ったらサブスタンスの効果のせいか顔だけになっても動き回るし意識もある。恐ろしい。
ただこういった美醜をテーマにしたものを見ると、男性目線であることで引け目を感じるのだけど、女性自身も美しさや可愛さに高い価値を置いている。感じることはいろいろあるが語る言葉は難しい。
このテーマでやりたいことを無制限に表現の限りやりつくそうという強い意志を感じる。表現とはこうあるべきで素晴らしいことだ。
総じて面白いけれど、食事しながら見るものではなかった
全体として非常にグロテスクな作品だったが、“美”も存在していた。肉体の変容や痛みにまつわる描写は多く、観ていて生理的な不快感を伴う場面も少なくなかったが、それらの表現は単なるショック演出ではなく、意図的に美と醜、快と不快の境界線を揺さぶるものだったように思う。
今回はダイニングシアターでの鑑賞だったが、正直、この作品は食事をしながら観るにはやや不向きだった。私自身は汚いもの以外なら、食事しながらでも問題なく鑑賞できるが、一般的には血飛沫が舞う映画を見ながらサンドイッチを食べるのはどうなのだろう。これをダイニングシアターで上映した理由を知りたい気もする。
印象に残ったのは、エリザベスが元同級生らしき男性から、君は昔と変わらず(世界一)綺麗だねと言われる場面。彼女がその言葉をどれだけ嬉しく感じたかが伝わってきた。エリザベスは熟年の女性だけどこの時だけは少女のように愛らしく見えた。
一緒に年を取ってきた人(同級生)からしたら、エリザベスは本当に昔と変わらないマドンナだったのだろうし、その小さいけれど本質的な幸せや満足を素直に受け入れるべきだった。
この瞬間が一つの分岐点だったように思う。エリザベスはどちらを選ぶべきか、どう選択をすれば自分が幸せになれるか本当は理解していたのではないだろうか。しかし彼女は、結果として別の道を選んでしまう。それはおそらく、個人の本心よりも、社会通念や内面化された価値観に従ってしまったからだろう。
結末は幸福とは言い難いものだったが、その選択の過程には人間らしい弱さや迷いがあり、作品全体に深い余韻が感じられた。
『サブスタンス』は、単なる身体的な恐怖ではなく、“美しさとは何か”“誰が何を見ているのか”といった問いを観る者に突きつけてくる。強烈でありながらも静かに記憶に残る作品だった。
デミムーアが身体をはった演技で教えてくれること
ネタバレあり
デミ・ムーアが全身全霊で伝える、歳を重ねた女性たちへのメッセージが詰まった一作。
特に、ある程度年齢を重ねた女性にはぜひ観てほしい映画。
誰しもが一度は「若さ」にとらわれてしまう瞬間がある。
この映画から「なぜ女性は若さに執着させられるのか?」という根源的な問題が問いかけられている気がする。
背景には、メディアが作る理想像や、
女性を性的にしか評価しない社会の視線、
そして「年齢=価値の低下」とする風潮がある気がする。
だから、年齢を重ねるほど女性は「若さを取り戻そう」と頑張ってしまうのかと。
でも、この映画は“年相応の美しさ”が大事であることを伝え、老いに「抗うこと」の空しさや痛みをも静かに語ってくる。
そもそも女性が「若さ」に過剰にとらわれる背景には、
社会全体に根強く残る男性の性差別的な視線(そうではない男性のみなさんごめんなさい)――
「ババア」とすぐに口にしたり、胸の話など身体的な評価ばかりをする風潮があるのではないかと考えさせられる。
この映画は、そうした社会的構造への強い警鐘でもあるかと。
監督は、性差別や美容整形に対する鋭い視点を持ち、
「美しさとは何か」「若さとは何か」という問いを私たちに突きつけてくる気がした。
※ネタバレあり
冒頭、デミ・ムーアが登場するシーンでは、年齢を感じさせないほどの美しさに圧倒される。
でも、若い女性が現れた瞬間、彼女の肌の質感やシワ、たるみが急に「老い」として目に映るようになる。
それを恐れずそのまま演じるデミ・ムーアの姿が圧巻で、とにかくかっこいい。
映画全体を通して、女性が年齢を重ねることで感じる痛みや不安、若さへの執着、
それらに苦しむ姿がとても繊細かつリアルに描かれていて、個人的には好きなテーマの映画。
想像の100倍やべぇ映画だった
ホラーなのは何となく前情報で知っていたが、想像の100倍くらいとんでもない衝撃作だった。
面白いというかショックが大きい、いや面白いんだけどさ。見終わった直後なのでちょっと考えがまとまりません。
毒毒モンスターが出てくるなんて聞いてないんですけど。
映画館で見終わった後の「何かとんでもないものをみてしまった」会場の空気がすごかった。
自分の前に座ってたカップルは放心状態だったぞ。
メンタルが好調のときしか見たくないけど、人にもかなり薦めにくいけど、気持ちいいくらい後半ぶっとんでて、間違いなく傑作。
母体が死んじゃうところは何かすごく悲しかった。自分を大切にせねばいけないね。
痛々しすぎるけど、大きな警告になってる
ルッキズムという言葉初めて知ったけど、
まさにルッキズムに対する警告の映画ですね。
見た目重視、年齢重視、若ければ若いほど良い
美イコール若さ、みたいな考え方の社会はこのようなモンスターを生んでしまうという…
デミ・ムーアまだまだ綺麗です、妙齢の美です。
でも、少しストーリーにいくつか無理があって
例えば番組一つを外され、プロデューサー1人にトイレで陰口たたかれたくらいであんなに落ちますか・・・
あの薬に手を出す前に、まだまだ別の意味の努力できたと思うんですよね
もう少し、例えば視聴者からもクレームあるとか大失敗するとかないと、説得力に欠けます。
新しいスー役は可愛く上手かった(アンディ・マクドウェルの娘と聞いて、お母さんと似てて感激)。
というか、この子とことん過ぎて引くくらい強い・・・
自分の母体を殺しちゃうなんてね・・・描写も超グロいし、メンタルもやばい。
正直、リセットしようとして2度打ちし、モンスターになる展開からは、私はいらなかったです。
あそこまでは、いくらなんでも。
あの容姿で大晦日のステージに立てるわけがない。周りも気づくでしょ!!
体調悪い人は観ない方がいいと思います。
元気な私でも、この映画、少し吐き気がした…
ゴアの様式
「往年の美女が失われた美貌をとりもどすために禁忌を犯して惨劇を招く」系のプロットはもう昔話レベルの定番だから、どう料理したって「今にそぐわない感」はぬぐえないだろう、とあんまり期待はしてなかったけど、そういう映画じゃないと最初のワインで溺れるハエのシーンで気づかされた。1カット1カットの説得力がすごすぎる。プロデューサーの醜悪ぶりはエビをぐちゃぐちゃ頬張るシーンだけで、十分分かるし、どう説明しても納得できそうもないサブスタンスの存在を、USB一本で実在させてしまう。言葉もテーマもいらないのである。
グロくて悲惨な描写の連続だけど、これを元人気女優の惨劇としては捉えたくはない。最後のシーンで監督は案外エリザベスを美しさの殉教者として丁重に扱ったような気はするのだ。グロをきわめて崇高さを醸し出すのはクローネンバーグ流だけど、その辺りのゴアの美学をしっかり受け継いでいるのではないか。強さは有無を言わせず成り立つのに、美しさは異性に評価されなきゃ成り立たないなんて理不尽すぎるよな。
切ないボディホラー
サントラだけを先に購入して、車で爆音で流す日々が続いておりましたが、やっと鑑賞できました。
傑作です。
監督のコラリーファルジャがハリウッドから一歩引いた目線で描くエンタメ業界は、滑稽でありながら洒落にならないぐらいグロテスクです。「わたしかわいそう」みたいなお説教めいた表現がないのも良いです。
ボディホラーとしては、血が見たくてやってきた私のような人間がキャッキャ言うには十分すぎるぐらいで、実際ちょっと胸焼けしました。CGは最小限で、特殊メイクや血のりで生身の表現が追求されています。特に注射針の場面はどうやったんだろうと思っていたのですが、あれは監督が自分の腕に実際に針を刺して撮影したようです。
映像表現も秀逸で、シャイニング、ザ・フライ、遊星からの物体X、キャリーと、様々な映画からモチーフをうまく持って来ているのも、監督の凄いこだわりがあってこそ。均整の取れたワイドショットに、あまり喋らない人物や、凶器のようにコツコツ鳴る足音は、映像も音響も一級です。
そして、ストーリーの展開は、予告編で想像していた以上に凄まじいものでした。
ジャンルはホラーですが、どこかコメディのようなドタバタ感もあります。
まずは、Amazonの宅配ボックスみたいなところに届けられるキットで、お洒落なデザインはかっこいいのですが、「必ず横になってから使用してください」みたいな注意書きぐらいは、あってもいいのではないでしょうか。エリザベスもスーも、顔面から前にぶっ倒れていて、不安になりました。
ハーヴェイがエビを食べまくる場面もどこか可笑しく、頭を取っ払って体だけをかじり取る描写は、まさに女優を見た目だけで機械のように食い尽くすエンタメ業界のようで秀逸なのですが、「さすがに一回黙るか、なんか飲めよ」と思ってしまってからは、笑いが止まらなくなりました。
※ハーヴェイを演じたデニスクエイドは、この場面のためにエビを2キロ食べたらしいです。元々のキャスティングはレイリオッタで、彼が亡くなったためデニスクエイドになったようですが、この場面はレイリオッタだと怖すぎたのではないかと思います。
エリザベスとスーも、お互いのことを他人のように扱い始める辺りから、なんかコメディぽくなってきたように感じました。
エリザベスは「あいつは好き勝手にしてルールを守らない」と愚痴り、スーは「私は働きづめなのに、あいつは食っちゃ寝しやがってよ」とキレる上に、二人ともそれをコールセンターにぶつけます。コールセンターの人は度々「You are one.」と言い聞かせていましたが、我慢強くて偉いです。
この下りを観ていてふと、君ら記憶は引き継いでないの? と不思議になりました。看護師はじっちゃんバージョンでもエリザベスのことを知っていたので、本来記憶は引き継がれるはずです。しばらくこの疑念は続いたのですが、自己嫌悪が加速して二重人格のような状態になっているのかと思い至ったときに、割と背筋が凍りました。人格が真っ二つに分かれているなら、お互いのことは見えなくなります。
ホラーとしてはドタバタ感が強いですが、心理的な部分は結構怖いです。というか、そっちがメインな気がします。
そして、ただ怖いだけではなく、切ない。
スーが看板を飾る中、フレッドの誘いに結局足が向かないエリザベスは、もう見ていられないぐらいでした。メールでフレッドから届く「Are you okay?」は、友達や話し相手がいないエリザベスに対して劇中でかけられた、唯一の心配の言葉です。
終盤、「あーもうめちゃくちゃだよ状態」になってから、イヤリングをつけたり、一束だけ残った髪の毛を巻いたりする様子は、それまでにエリザベスが通ってきた道を見ている以上、あまりにも切ない描写でした。
そして、自分の名前が刻まれたウォークオブフェイムの上で、ずっと値踏みされ続けてきた肉体から解放されたときの、エリザベスの幸せそうな表情。
こうやって並べて書いているだけでも、泣けてきます。
演じたのが、子供のころから色んな映画で観てきたデミムーアだからこそなのかもしれません。なんだか、フレッドの気分です。
※海外のレビュー動画で言及されていましたが、フレッドが電話番号を書いた紙は健康診断の結果で、彼はコレステロール値がめちゃくちゃ高いらしいです。
スーを演じたのはマーガレットクアリーですが、愛嬌とブチ切れのコントラストが素敵すぎて、この方が出る映画は全て観ようと心に誓いました。確か次はコーエンの「Honey, don't!」です。
鑑賞中は、こんなバービー人形みたいな人だっけと思っていたのですが、スーは胸などを盛って完璧な身体を作り上げたらしく、これ自体が人の求める「あり得ない完璧な身体」を皮肉っているようで、コラリーファルジャはハリウッドに中指立ててるなーと、後からしみじみしました。
2時間20分、普段は電気が点かない頭の奥底に、直に電流を流された気分です。
そして、私が男である以上、その理解にも限界がある気がしました。
スーが隠し部屋を作るためにプロ顔負けのDIYスキルを発揮しているのを見て、「スパークル工務店」でセカンドキャリアを築こうぜと思ってしまったので。
やはり男は、どこまでいっても男なのだなと。
美に囚われた女性が辿る凄惨な結末に目を背けたくなる。
これは...とんでもない映画が誕生しましたね。
7日間で入れ替わらないと何かとんでもない事が起こるんだろうなぁと誰しも想像できるのですが、結構親切に、何が失われるのかは教えてくれるんですよね。それをわかったうえで、それでも止まれない。一つだったはずの自分が、憎むべきもう1人の自分となっていく。老いている自分の7日間の空虚さみたいなものを残酷なまでに映してくて精神的に苦しいものがあった。何度メイクをしても、若きもう1人の自分を超えられないと言う現実。嫌ですねぇ。もう終盤早く終わってくれと願うばかりでした。クライマックスでそこまでするかと。とにかく見応え抜群でした。
ありのままの自分を輝かせて
私の世代からすれば、デミ・ムーアは人気女優。80年代~90年代、多くのヒット作や話題作に出演。ゴシップも多く提供。良くも悪くも“スター”であった。
しかし、今の若い世代でデミ・ムーアを知ってる人はどれくらい居るだろう…?
何せ最後に出演した大規模作品は2003年の『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』。その後も映画に出演はしていたが、小規模作品にぽつりぽつり。無論、主演作など無い。
2000年代に入ってからは人気と活動に翳りが見え始め…。近年は目立った出演作も活動もナシ。
過去の人。閉店ガラガラ。あの人は今…?状態。
男優は老いても身体を張ったアクションでまだまだ第一線で現役バリバリも多いが、女優は…。
人気と若さを失った女優に、ハリウッドに居場所は無い。色々変わっていくハリウッドなのに、これ(男尊女卑)だけは変わらない。
そんなデミ・ムーアが、やってやった!
昨年のカンヌ国際映画祭で熱狂された時から見たかった作品。
ひょっとしたら今年のアカデミー賞関連作品で一番気になっていたかもしれない。
デミ・ムーアの奇跡のカムバックが専らの話題だが、彼女が各映画賞で大健闘した事を称賛したい。
人気はあったものの、演技力は対して評価されず、映画賞とは無縁。“ポップコーン女優”と形容され、絡む映画賞と言えばラジー賞くらい。ノミネートは常連、受賞も何度か。
そんな彼女の演技が大絶賛! キャリアベストの賛辞が飛び交い、悲願のアカデミー賞初ノミネート!
残念ながら受賞はならなかったが、何だかとても嬉しかった。
そもそも実力は充分にあったのだ。それを活かせる作品や役に巡り合わなかっただけ。
それ見たか、アカデミー!批評家ども!
彼女が実力を出し切れたのも、今の自分だからこそ出来たこの役。
だって、自身のキャリアを彷彿させ、セルフパロディにしか思えない。
通りに名も刻まれた人気女優、エリザベス・スパークル。…かつての。
若さも美しさもまだ失ってはいないが、衰え、人気も落ち…。
今唯一の仕事は、朝のエクササイズ番組。
まだ充分美しいが、番組プロデューサーはそうは思わない。ババァを降ろせ! 若くてキュートな娘に変えろ!
女性を見た目と若さでしか見ないプロデューサーは、ハーヴェイ。明らかにアイツでしょう。名前からして。当初はレイ・リオッタの予定だったが、死去により、デニス・クエイドが怪演。
周りに言われなくとも痛感する自分の若さや美しさの衰え。加えて、失職。
悪い事は続き、交通事故…。
大事な身体や命に別状は無かったが、診察室で堪らず泣く。
強い女性を体現してきたデミ・ムーアも実際にこんな泣きたくなる事あったんじゃないかなぁ…と、何だか胸が詰まった。
そんな彼女に、若い男性看護師があるものを渡す。それは“サブスタンス”と書かれたUSBメモリー。
自宅マンションに帰って再生すると、何か薬品の紹介…?
再び若さと美しさを得られる。でも忘れちゃいけないのは、“あなた自身”。
何をどう見たって怪しい…。メモリーをゴミ箱に捨てる。
が、どうしても好奇心と謳い文句に逆らえず、記された番号に電話を…。
謎めいた声から指示を受ける。あるものが届けられ、指定された受取場所へ。これまた怪しそうな廃墟、ロッカー。
入っていたのは箱。その中には、奇妙な器具の数々…。
何をどう見たって完全に怪しい。間違いなく、何かの違法物。
が、やっぱりどうしても好奇心と突き動かす何かに逆らえず、使用。
薬品を投与。途端に、激しい目眩からの意識不明。身体に激痛。
背中が裂け、自分の中から“もう一人”の自分が現れた…!
あくまで何かの形容かと思ったら、文字通りの描写。
ギャー! エイリアン!?
ではなく、もう一人の自分。エリザベスが“母体”なら、こちらは“分身”。
しかし“分身”は、若く美しい。
確かにあの紹介メモリーが言うように、若くて美しい自分を手に入れた。…トンデモねぇー方法で。
にしてもこのトンデモねぇー設定を思い付いたコラリー・ファルジャ監督。イカれてるくらいの“狂才”。
女性監督なのに(そもそもこの言い方も差別的なのかな…?)、長編デビュー作はバイオレンス。本作でも強烈なグロゴア描写。この“誕生シーン”なんてまだまだ序の口。それはさらに恐れを知らぬほど過激になっていく。
ホント、久々にトンデモねぇー映画を見た。いつもなら映画を観た後何かランチでも食べようと思うのに、あまりの衝撃とおぞましさにちょっと遠慮したほど。
それでいて、男尊女卑の業界や女性へのルッキズムなどしっかりと。強烈なブラック・コメディとして。
刺激的な編集やカメラワーク、脳天にガツンと来る音響や音楽。
好き嫌いはっきり分かれる。劇薬レベルの作品に衝撃を受けるか、一切何もかも受け付けないか。この作品を見て“普通”と感じるのならば、マジで精神病院に行く事を勧める。
監督の狂才に、世の男性映画クリエイターたちは恐れろ。
それらビジュアル面だけじゃなく、二人の女優から熱演/怪演を引き出した手腕。
それに応えた二人の女優。
何度言ったっていい。デミ・ムーアが凄い…! いや、よくこの役を引き受けたと言うべきか。
だって一歩間違えてたら晒し者になっていたかもしれないし、ヤバい意味で後世に語られていたかもしれない。
しかし女優デミ・ムーアは、今の自分に出来る全てを、この役にぶつけた。さらけ出した。衰えも、哀れも、醜さも。
コラリー・ファルジャは今の彼女から、凄さ、美しさ、何処か可愛らしさも引き出す事に成功している。昔から変わらぬ長い黒髪姿、ホント今でも充分美しいよ。
そんな彼女が…。あんな姿やあんな事に…! 中盤のおとぎ話もびっくりの老婆姿は元より、終盤は私の常識の範囲を越えた。
デ、デミ・ムーアが…! 仮にもあなた、かつての人気美人女優ですよ!
ホントよくぞ引き受けた。演じるとかではなく、それを凌駕した。恐れ入った。
まあ役のブッ飛びさが勝敗の原因になったのかもしれないが、これでオスカー逃したの…!? 『ANORA/アノーラ』のマイキー・マディソンのアグレッシブな快演も良かったが、私だったら何の迷いも無くデミ・ムーアに一票!
にしても、ブレンダン・フレイザーやキー・ホイ・クァンはカムバック受賞を果たしたのに、何故デミ・ムーアは…。何だか以前のエディ・マーフィやシルヴェスター・スタローンの時と同じようなものを感じる。
双方に違いは…? あるのだ。これまたアカデミー賞の変わらぬ“偏見”。
マーガレット・クアリーが助演女優賞ノミネート落選した事も信じられない。
出番が少なかった『教皇選挙』のイザベラ・ロッセリーニより相応しかったのでは…?
彼女もまた、今の自分に出来るもの全てを。
若さ、美しさ、セクシーさ、キュートさ。
あの勝ち気で挑発的な美貌、艶かしいくびれやヒップを見よ。
私を見て!…と言わんばかりに。
体当たりの熱演。彼女も終盤、おぞましく“変貌”。
彼女もホントよくやったよ。
誰かに似てる…と思ったら、アンディ・マクダウェルの娘だったのか…!
マーガレット演じるもう一人の自分、スー。
若さ、美しさ、キュートさ、セクシーさと、母体エリザベスの業界の酸いも甘いも知り尽くした経験を武器に、瞬く間にスターに。
エリザベスを蹴落とし、朝の新しいエクササイズ番組を務め、視聴者や関係者を虜にする。
最初は上手くやっていた。
が、“サブスタンス”には厳守ルールが。
一週間交替。エリザベスとスー、一週間でその都度入れ替わらなくてはならない。
スーで動いている時、母体エリザベスは…? 避けた背中を縫合し、脱け殻状態。
一週間でまたこの身体に戻らなければならないから、一週間分の栄養剤を投与しておかないといけない。
分身の若さを保つ為に、母体から成分を抽出しなければならない。
色々面倒臭いが、これらは絶対厳守。例外は無い。
映画をたくさん見てると分かる。こういうルールって、破られる為にある。押すなよ!…と同じ。
映画的には破られてこそなんぼの展開だが、もし破られたら…。今以上の最悪の事態に…。
一時の性欲に負けて、スーは“一週間ルール”を破ってしまう。
エリザベスから“8日目”の成分を摘出。一時のその場をしのぐ。
が、エリザベスに戻ったら…。“8日目”の副作用か、指が老化。
それまでお互い“共有”してやっていたのだが…。次第にその拮抗が…。
スーは成分を取りさえすればと、ルールを破り始める。
エリザベスは引きこもるようになり、暴飲暴食。
お互いに対して、苛立ちや不満を抱くようになる。
順風満帆なスー。スーとして輝ければ輝くほど、エリザベスは…。
それでもある時声を掛けられた知人男性とディナーの約束を。精一杯おめかし。
行こうとした寸前、大看板などのスーの姿が目に入る。
圧倒的な若さ、美しさのスー。
それに対し、自分(エリザベス)は…。
化粧し直す。何度も何度も。隠し切れぬ衰え。
すっかり自信を無くし、怖くなり、ディナーをドタキャン。真っ暗な自室に籠るエリザベスが物悲しい…。
次々仕事が舞い込むスー。遂には、大晦日の生放送特番のMCに抜擢。
スーとして保つ為に、エリザベスから成分を必要以上に摘出。
エリザベスの老化は止まらない。白髪となり、片足が腐敗。
大事な生放送特番前日。成分を摘出しようとしたら、摘出出来ず。エリザベスの身体が枯渇。
結果、エリザベスは…。頭は禿げ、皮膚はしわしわ腐り、猫背姿の醜悪な老婆に…。
エリザベスは全てを止めようとする。怪しい製造元に電話。
このその都度その都度の電話対応の声も無感情でゾッとする。
送られてきた薬品をスーに…。
が、投与した所で後悔。あなたが必要。
蘇生処置を行い、スーは息を吹き返す。
これまで入れ替わりだった二人が初対面。最悪の場で。
エリザベスが自分にした事が分かり、スーは激昂。
エリザベスとスーの取っ組み合い。二人の女性の争いに見えるが、自分自身の殺し合い。何と、醜く…。
スーはエリザベスの顔をガラスに何度も何度も叩き付け、蹴り上げ蹴り上げ、殺してしまう…。
急いで生放送特番スタジオへ。ギリギリでメイクも衣装も済ませるが、スーの身体に異変が…。母体であるエリザベスを殺した事により、分身のスーの身体も壊れ始める。歯が抜け、爪が剥がれ…。
切羽詰まったスーは生放送直前に抜け出し、自宅マンションへ。藁にも縋る思いで“一回のみ使用”の薬品に手を出す。
再び目眩からの意識不明。激痛。スーの背中が裂け、現れたのは…!
ここからはご自身の目で見て衝撃を受けて下さい。
若さと美しさに執着する女二人のスリラーから悪夢的ホラーへ。そしてクライマックスは、戦慄のモンスター/フリークス・ムービーへ…。
ジョン・カーペンターかデヴィッド・クローネンバーグか、奇っ怪な世界に迷い込んだような…。
あんな姿になっても、ライトの下へ。
どうなるか分かっているのに、それでも何かを求め、欲したいのか…?
突如現れた“化け物”にスタジオは悲鳴。
阿鼻叫喚と『キャリー』匹敵の血のショー!
おぞましいのはその姿もさることながら、エリザベスの顔が浮き出ている所。
スタジオを出、街をさ迷うが、肉体に限界が来て、崩壊。
肉塊の中からエリザベスの顔だけが蠢き出し、ある場所へ。
天にはスター。その場所にもスター。私はスターよ。
そんな幻想的幸せに溺れたまま、エリザベスは…。
若さや美しさを追い求める事は悪い事ではない。
特に女性にとっては永遠のもの。
が、執着し過ぎるのは…。
自分の暗部や醜さが露見。身の破滅。
また、女性に若さや美しさを求める世間も然り。
“サブスタンス”は薬物にも置き換えられるし、世のあらゆる物事への強烈過ぎるメッセージ。
今年一番の衝撃作はまず間違いない。このインパクトを超える作品はなかなか現れないだろう。暫くは…いや今後も忘れ得ない。
しかし、冷静になって気付いた。こんなブッ飛んだ作品でありながら、根底にあるものは普遍的なもの。
ベタ過ぎる言い方かもしれないが、ありのままの自分を輝かせて。
あ ぜ ん .... あ ぜ ん ‼️‼️‼️
ただただあぜん、昨日見たのにこの投稿しなかった、いや、出来なかったのは、ただただ唖然として、今日も一日、数々の場面が頭をよぎっていたから。こんな映画が見たことなかったし、あとあと色々考えさせられる。忘れたいが、脳裏に焼きつけられた、この衝撃。Have you ever dreamt of a better version of yourself ?
カタルシスは全くないが名作
エンタメ要素やカタルシス、感動といったものは期待してはいけない映画ですね。
敢えて登場人物やストーリーを極端にデフォルメして描くことで、ルッキズムの怖さ、言葉による呪いの怖さを極限まで高めた映画だと思います。また、デフォルメにはフィクションであることを強調する意図もあるように思います。現実にはこんなアホばっかりじゃないよね、フレッドみたいなまともな人もいるからね、ということですね。誰でもそう感じられるようにしとこう、と。
解釈や説明のようなものはほとんどないので、読み取るスキルは必要になると思います。
そういったスキルがないと「こいつら全員アホすぎる」で、終わってしまうと思います。ただのB級ホラーになってしまう。なんでアホなんかな、どういう狙いがあるんかな、と行間をホジホジするとようやくホラー以外の面白いところが出てくる。魚のアラでも食べてるかのような感覚。
自分も、言葉による呪いをかけないよう気をつけないと。
自分が、呪いにかからないよう強くならないと。
と、思えたのが収穫でした。
プチネタバレになりますが、本作にはちょいちょい「夢オチ」が使われています。エリザベスの思い込みから、より過酷な現実を妄想してしまうんですね。なので、ラストも夢オチだったらいいな、と思いました。伏線らしきものはチラホラあったようにも思うので。
万人にはお勧めできない。全く。
でも、映画が好きな人には見て欲しい。
しんどいけど、得るものはそれなりにあるはず。
凄すぎ…
何か凄い物を見せられたな、という感じでした。想像をはるかに超えてきましたね。
観る前のイメージとしては、ホラーとは言っても人間の本質的な怖さを描くような「心理ホラー」みたいなものかなと思っていました。「美」に執着する女性の執念を徹底的に掘り下げたような…。
実際確かに美に対する執着心が描かれてはいたのですが、それがとても「グロ」く「エグ」く「凄まじ」くて、どんどん「クリーチャー」化していく主人公の鬼気迫る様相に圧倒されっぱなし。デミ・ムーアさんが素晴らしいスタイルを維持していることよりも、演技の素晴らしさに畏怖の念すら覚えました。
「物体X」やら「ザ・フライ」やら「キャリー」やら色々なホラーの名作のオマージュが見られましたが、それらが次から次へともうぐちゃぐちゃに織り交ぜられてラストのほうなんてカオス状態で一体何を見せられてるんだ?と頭の中が真っ白…じゃなくて、加色混合、なんだかもう訳が分からん、画面の中の観客同様唖然呆然としながら見入ってしまいました。得体の知れないパワーみたいなものも感じましたね。
これまで数多映画を観てきましたが、まだまだこのような驚かされる作品に出会えるなんて嬉しい限りです。
まだまだ、ハリウッド映画は伊達じゃない
最近のハリウッドはリメイク、続編、実写化ばかりの印象が強くて、洋画離れが進むのも理解できなくないけど、デミ・ムーアを主演にこんなクレイジーな作品が制作できるなんて!ハリウッドの地力をみた感じ。というか、ハリウッドじゃないと作れないんじゃない?
オープニングで、エリザベスの歩みをウォーク・オブ・フェイムを使って描いたシーンの秀逸さに引き込まれたと思ったら、ラストシーンで回収するなんて素敵すぎる。
白黒を基調としたバスルームとポップなスタジオの対照的な色彩、サブスタンス社の製品デザインのシンプルさなど、スタイリッシュな映像に心を掴まれる。
何よりもラスト30分くらいからのぶっ壊し具合が最高。キャリーなどのB級ホラーを彷彿とさせる救いようのない破滅の中にある、シェイクスピアで言うところのfool。見事に男たちが作る下品で薄っぺらな番組と、若さと美を求めるショービズの世界を滑稽なものにしたのは痛快の一言。
THE FLY以来のカルトSFホラー爆誕か?
...と思って観てましたよ。ラスト10分までは
カルトって意味では、そうなのかもしれない強烈な個性があって嫌いじゃないんだけど
名作として語り継がれるレベル、とまでは...? って感じデスかね
ややステレオタイプ過ぎる雑な描き方ではあるものの、(上辺だけの)美しさや若さだけに価値を認めて執着する前時代的なマチスモ的世界感、ーというかこれ10年どころか30年前の価値観では?ー の悲哀を、SF設定で描く寓話みたいな感じのストーリー...
どういう結末に持っていくのか?と興味津々だったですが、まさかのスプラッターホラー展開!!
これはこれでB級ホラーとして見事に成立してるんですが、最近はつい、"ハリウッド的に良く出来た良作"を期待する癖がついてしまって、素直に映画が観られなくなっているのかも
と、反省してしまいましたね
デミ・ムーアさん主演で話題!ってことで、勝手にメジャー風の高尚な仕上がりを期待してしまったんですね
まぁ、監督の勝手だけど、あのまとめ方にしちゃうと、デミ・ムーアさんの体を張った熱演が浮かばなれない気もしましたけどね
まさかの展開に呆気にとられて、最後は笑けてきました。こんな映画もあっていい、って思います。これこそ映画館で映画で観る楽しみってことですね
まるでサイボーグなデミ・ムーア
ゴースト/ニューヨークの幻を見た時、デミ・ムーアのキュートなルックスとハスキーボイスに一目ぼれして、1セント硬貨の名シーンでの美しい涙には魂をわしづかみにされたものでしたが、G.I.ジェーンでのマッチョぶりに、あれっ?と思い、久々に見た今回の映画では、まるでサイボーグのような風貌に驚いてしまいました。あの顔ってリアルに整形なのでしょうか? 頬のひきつったような感じがなんだか痛々しかったです。もしこの映画の特殊メイクならそれはそれでリアルな感じがしてすごいですが、多分本当にあんな顔なんでしょうね。
映画の内容もぶっ飛んでいて、脱皮のように上位互換の体が生まれてくるというアイディアは面白かったです。しかし、意識は自分自身のものと思っていたのにその辺があいまいでよくわからなかったところが疑問でした。でも、ラストのスプラッターシーンは、なんだか監督が思い切りぶちかましてやるって意気込みだったのがわかって、痛快でもあり、思わず笑ってしまいました。
想像とは違う
宣伝の印象では、加齢と共に美の衰えを感じ若さへの嫉妬から若返りの薬に手を出した愚かさが起こす悲劇。
という感じなのだがそれは前振りみたいなもので、このストーリーの悲劇はその薬の効き方で、別人格の若者が発生してしまうこと。2人は一体で7日間毎に交代しなければならないというルールがあるのだが、本人の若い頃というわけではなく全くの別人格なので、何とか自分の方が長く存在したいと、特に後から生まれた若く美しい方が野望を抱いてしまうことから起こるトラブル。主人公エリザベスの場合、若い方のスーがえらく暴力的で、シーンは徐々にホラーじみてくる。
(一番目立つ指の)右手人差し指がおばあさんになってしまった時に中止すれば良かったのに…と思うが、かつて美しくチヤホヤされた人気者だったキラキラ(スパークル)の日々が忘れられない主人公には、その結論は出せなかった。
野心が過ぎたスーがエリザベスの栄養を吸い上げ過ぎた結果、骨格すら変形してせむしのようになったエリザベスも目を覆う容姿だったがそれで終わらず、2度使ってはいけない液を注入したスーは顔、頭部、胸などの体の部位やかずがめちゃくちゃになって、それで盛大な大晦日のテレビショーにドレスで登場し、会場のセレブたちがキョトンとする。それでも終わらず、エリザベスっぽい顔の部分の周囲に蛸のようなものが付いた物体が、冒頭に設置工事をされていたエリザベスのウォーク・オブ・フェイムに辿り着き覆うのだった。
とにかくデミ・ムーアが自身の体を晒した体当たり演技なので、これでオスカー取れなかったのは何故だ?と思いつつ観ていたが、終わりになるにつれB級映画の臭いが強くなり、作品のせいかもね、と思いはじめた。年寄りの役だけどデミ・ムーア自身は60歳くらいと考えるとやっぱりきれいよなぁ。
しかし終始一貫して明確に言えるのは、プロデューサーにしろ向かいの部屋の男にしろスーが連れ込む男にしろ大晦日のショーの廊下ですれ違うオヤジどもにしろ、男どもがとにかく、バカ!ということ。女は怖い、ではなく。
刺激的な作品です。
なかなか刺激的なサイコスリラーでしたね。ストーリー的には予想通りかなと思いましたが、エロさとグロさは想像以上でした(笑)。ただ2人のバトルシーンで終わっていたほうがスッキリしたエンディングになっていたように思います。非常にB級感の強い作品ですが、好き嫌いがハッキリ分かれるでしょうね。個人的には大好きです。
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