サブスタンスのレビュー・感想・評価
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ホラー映画、R-15、理解した上で見るべし
大枠のストーリーとしては宣伝通りで見たかったものだけど、予想外にグロさ・痛さが全面に出ていた。特に終盤は面白いのだけれど、そこまで描かなくてもいいのかなと思った。他のアカデミー賞系の作品と違って重い訳ではないので、気軽に見られる映画です。
モデルや俳優が老いて売れなくなり薬物に手だしましたっていう話しなの...
モデルや俳優が老いて売れなくなり薬物に手だしましたっていう話しなのだがその薬物が結構なSF設定になっていてかなり面白い
その中に美に対する執着、嫉妬、賞賛への渇望などのテーマが盛り込まれている
女性に対する視線、扱いに対するカウンターだと思うが、根本的な問題は自分を受け入れるかどうかとかそういうのはおいて、お前たちの求めているのはモンスターだといわんばかりの皮肉も混じった描写の数々がまあ下品
デミムーアがなかなか狂気じみてる怪演というか50代の頃よりBBAの方がパワフル過ぎ(エアロビやってたからか)。マーガレットクアリーも女性像を見事に演じているし、何よりデニスクエイドのステレオタイプで品無いクチャラーがキモくて最低すぎるw
キューブリック味を感じたり爽快だったり中々面白かった
老いを受け入れるって難しいよな
「いつまでも美しくありたい」という女性の願望を皮肉った作品。 本年度ベスト!
まるで「笑ゥせぇるすまん」を実写化したような雰囲気(笑)
予想以上にホラー要素が強く、良い意味で期待を裏切られた感じ。
デミ・ムーアさん演じるエリザベスが若返ると思っていたら、完全に騙された気分(笑)
若返りへの憧れが、やがて嫉妬心へと変わっていく様が見どころって感じだった。
若返りの薬の説明書があまりにも簡素だったり、医師免許もないエリザベスが手順通りにある事を行えたり、薬の宅配ボックスが少なすぎたりと、鑑賞中はツッコミどころ満載だけど結構楽しめた作品だった。
終盤のクライマックスのステージ上のシーンからは良い意味でB級映画に変貌(笑)
もう笑って観るしか無かった。
だけど外見が変わったエリザベスがイアリングをするシーンは女性が自分を美しく見せたい感じに悲しくも切なくなった。
スー役のマーガレット・クアリーさんの美しさと体を張った演技には脱帽。
そして、デミ・ムーアさんがこの作品に出演を決めたこと自体が素晴らしい。
さすがベテラン女優さんだと感じる。
鑑賞中、あの薬の値段が気になって仕方ありませんでした( ´∀`)
看板に偽りなし
映画のキャッチコピーには大抵不満があるんですが、このサブスタンスの「可愛いが暴走して、阿鼻叫喚」というコピーは正にその通りだったと、大満足のニコニコで劇場をあとに出来ました。
「今の時代に、なんちゅうもんを観せてくれたんや…なんちゅうもんを…」
「こんな面白いボディホラーは観たことがない………いや、そやない。何十年か前に観たことがある。面白い、ほんま面白い…」
と、まるで京極はんのごとき独り言を呟きながら、思い出していたのはクローネンバーグ作品や「悪魔の毒々モンスター」に「アキラ」や「ロボコップ」。
特にクライマックスのひどくてグロくて、でも物悲しい“アレ”は懐かしいB級ホラー映画のテイストで、観ているこちらは終始満面の笑みでしたよ。
この役を引き受けたデミ・ムーアとスーを見事に演じきったマーガレット・クアリーも天晴れ。
「可愛いが暴走して、阿鼻叫喚」が看板に偽りなしで、今年のベストに躍り出ましたわ。大満足!
やり切る面白さ、映画館では笑いが。
肉フェチ映画のフルコース
面白かった。長〜いエンドロールが終わって明るくなると、各所でケラケラ笑うカップルたち、という感じ。その多くはここまでやってるとは思わなかった、という感じか。僕もまったく同じでここまでやってるとは、だった。言ってみればピータージャクソンの「ブレインデッド」というか、遅れてきたジャンル映画好きが細部にあれやこれや好きなものをぶち込んで、作り手がめっちゃ楽しんでる感じ。映画祭では盛り上がっただろうな。ザ・フライ、遊星からの物体X、ソサエティ、ZOMBIO、諸星大二郎に大友克洋まで80年代変態SFホラーにアート味を加えて撒き散らす感じ。
加えてなんと言ってもデミ・ムーア。よく出たな。青春のアイコン、トム・クルーズも身体張って頑張ってるが身体の張り具合はこちらも、というかこちらの方が凄まじい。比較対象のマーガレット・クアリも含めてもう完全なる肉映画。もっと言うと尻映画。ここまで尻が映される映画はそうはない。顔ではなく、美も若さも尻なんだというのを監督がよくわかってる肉フェチ映画。一年前の『チタン』とはまた違うフェチ。しかし世界的にクロネンバーグの与えた影響は大きかったことを痛感する。ボロボロの肉から果物のように弾ける肉まで、そして肉を割き、肉を縫い、肉を破裂させるフルコース。
お話は誰もが思う「世にも奇妙な物語」「笑うせえるすまん」的と言うのはやはり「サブスタンス」が説明ないから丸ごと悪夢玉を飲み込んで観た悪夢でしかないのでドラマはかなり薄い。そのためMV映画にしかみえない残念さはある。実際残念だな、と思ってるところではじまるクライマックスの年末番組前夜からのしつこさが圧巻。ぶっちゃけあそこまでいる必要はどこにもない。ないけどステージにあの格好で登らせて、血飛沫を浴びせ、逃げ出させてあそこで終える(オチがきっちり決まるので笑ゥせぇるすまん風)のでやはりなぜか拍手したくなってしまう、そんな映画
I'm pumped up!劇場では理想の位置に収まってね!
大筋はヘルダースケルターだったが、A24超えトンデモムービーだった。自分の身体から出てくるのは、スピーシーズっぽいけど、背中からコンニチハは斬新!しかもセルフ裁縫!
ホラーというより、途中からブラックコメディっぽい。あそこまでいくと笑ってしまった。ラストモンスターがイヤリングつけるあたりでホロっとさせたり、前半のセリフが後半に伏線回収するのが良かった。
客層は、年齢層かなり高め!オッサンだらけ。と思ったら、ケツと毛のオンパレードだからなのね。
劇場内は、年齢層高めチーム→面白い。若めチーム→普通に具合悪くなる、引いてる感じでした。
劇場で前の方に座ったので、クラクラしてきたので、劇場では理想の位置に収まってください。祖母の愛用してるシンディクロフォードエクササイズを思い出した〜。監督の映画リベンジの悪者が両手でパタパタするシーンがあったり、隠れオマージュポイントも良き。しかし、ディズニーの映画館で見るもんじゃなかった〜。あ、エンドロール後無いですよー。セリフに英語のスラングが入っていて全てを理解できないのがつらかった!これ、外国人の意識高い系は、笑わない映画らしい。私は笑っちゃったけど。
美意識の果てがこれか、とは思えなくて
デミー・ムーア様の演技が圧巻❗️
予告編のイメージとは違った。ここまでホラーとは思わなかった。それにしてもデミー・ムーアの演技は素晴らしかった。圧巻❗️
オープニングとラストは今のエンタメ社会、男社会、株主を皮肉る内容は評価したい。
ただ、ホラーにしなくてもこの作品は成立出来たはず。敢えてホラーにしたのは監督の強いメッセージなのかもしれない。デミー・ムーア様には脱帽。0.5おまけ。
面白くない(笑)
空前絶後のホラー映画でした。
デミ・ムーアの女優魂を強く感じる作品。映画では50歳だが、現在62歳。「ゴースト/ニューヨークの幻」があまりにも有名だが、それ以外で評価を受けた作品は知らない。この作品はカンヌで絶賛され、ゴールデングローブ賞も獲った。オスカーは逃したが(皮肉にも今作品では元オスカー女優)彼女にとっての最重要作品になったと言えるでしょう、。
予告編で何度も観てて、おそらくいかがわしい注射とか薬で超若返えるんだろうと思ったが、(冒頭画像のように)卵に何かを注入したら黄身が2つになるような形で、デミ・ムーアの背中から脱皮するという姿にとにかく驚愕。その後の展開はAIが完璧な若き美女を作ったように生まれたスーことマーガレット・クワリーに目を奪われたが、はちゃめちゃなバトルやグロテスクな画像が機関銃のように押し寄せ、なんやねんこの映画は!って感じになりました。
映画としての迫力と斬新性は今期観た映画でトップクラスですが、好き嫌いあるな〜。
あまりジャンルとして観ない映画ですが、。私のホラー映画No.1にしておきます、。
感想難しいが
何かすごいもの見たのは確かである。
スクリーンを見るのがキツくなったのも帰りたくなったのも久しぶりだった。
時間を追うごとにエロティックになりホラーにもなりスプラッターにもなりバイオレンスになる。
「ゴースト」のデミ・ムーアを知っている私の世代からすればBBA扱いされるのは心外だったが物語ははそんな感傷に浸るヒマもなく進んでいく。
「え~まだ終わらないの~勘弁して~」と言う感じでキツさが増していく。
エンドロールが流れるまで落ち着く瞬間がなかった。
採点が低めなのは私の採点の基準が「見て良かった度」だからで、正直この作品は見なくても良い、むしろ見ないほうが幸せの部類だったからだ。
だが矛盾するようだがみんな見てほしい。いろんな感想聞きたい。
そんな作品だった。
追伸, デートには向かないと思う笑
リアルホラーでガツンとぶん殴られる
やってくれたね。大人の寓話の範疇を超えた破壊的ラストに完全ノックアウト。
ルッキズムやアンチエイジングがテーマであることをすっからかんに忘れてしまった。
ジキルとハイドみたいに入れ替わるかと思っていたら、なんと若いバージョンが脱皮して生まれる。もう、SFでもない。
出てきた若いバージョンが、古いバージョンの背中を、魚の干物を扱うように
荒っぽく縫い出す。仮縫いかと思えば、そのまま本縫いしてしまって、もう笑うしかない。
どうせお前らは、意識高いことを再確認しにきただけだろ。そういう上っ面野郎はな、大晦日ショーを見にきた観客と同じショックを与えてやる。
リアルホラーで、ガツンとぶん殴られる作品でございます。
いや〜女性の若さと美に対するこだわりって本当に怖いもんですね〜
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