サブスタンスのレビュー・感想・評価
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フランスホラー豆知識入れておきました🇫🇷
若さは正義❌👎🤮外見至上主義批判🔨🩸🪦
つうかオイオイ🥶これはA24かNEONの作品かよ🤮👍まず女性の監督ならではの表現だったとは思います。
老いの恐怖って部分では敵と同じテーマだったりするんですがアプローチの仕方がサブスタンスは普通に狂ってます🤮この作品て男と女で感想が変わるのと女の人でも若い人と40代オーバーの人だと明らかに感想が変わると思われるし男が見た場合は単に若い女のケツとオッパイ観れて楽しい〜って感想だけだったとしたら正にそういうヤツらに向けた批判なのを分かって居ないって話になるので(デニスクエイドみたいな外見で偏見を言う下品なバカを見てヘラヘラ笑ってるだけとかだったら お前もデニスクエイドと一緒なんだよ気持ち悪いなボケって言う超絶に強いメッセージもあったりすんだよなあ🤮)
あと過去の自分のポスターがこっちを見ていて昔は若くて良かったなあって思わせるシーンが多いしスーちゃんのポスター見て昔の友達に会いに行く前に何回も化粧を💄直して結局行けなくなって発狂するシーンはかなり印象に残る強い演出でしたよ😭
オープニングの🥚の黄身に注射💉して分裂するシーンからの自分の過去の栄誉の🏆記念の石碑で時が流れると風化して老化とともにいずれ忘れ去られていくこの作品のテーマを上手く表現する演出でしたね👍
というかオーロラの彼方へのあのデニスクエイドがこんな役やったのかよってビックリ‼️
まあテーマはルッキズム批判をベースにしてるけどやってる事はフロムビヨンド、ザ・フライ、遊星からの物体X、ブレインデッドのような特殊メイクバリバリのスプラッターホラー作品だしトロマ作品のようなグチャグチャ具合で突き抜け過ぎて楽しかったですよ!(ブライアンユズナの弟子だったら納得なんだよな🤡)
フランスホラー豆知識始めます🇫🇷
🫵ここがこの作品の重要なポイントで🔥フランス映画🇫🇷ってそもそもホラーがポルノ以下と見下されて白い目で見られていた歴史があるんです!今もそうなのかは知らないけど🥹フランスのホラー映画に出演するとか恥ずかしい事でバカにされて下に見られるってのがあってこの作品もアメリカの役者さんばかりだったりするんだろうな🇺🇸)この手の作品をフランスの監督があえて作るってストロングスタイルの猛者ばかりだからアレクサンドル・アジャ(ハイテンション、ヒルズハブアイズ)やパスカルロジェ(マーターズ、ゴーストランドの惨劇)みたいな鬼才が居たりするし(屋敷女もフランスホラーのヤベェやつ)チタンもフランスの女性監督だしサブスタンスもフランスの女性監督だしどうなってんのマジで🤣って言いたくなる度を超えた描写の作品多いしある意味信用できたりするんだよなあフランス🇫🇷のホラー映画は😘(フランス🇫🇷スペイン🇪🇸タイ🇹🇭はホラー映画は凄い作品の割合が高いです!)
あとデニスクエイドがイチイチ若い女最高とか言ってるトイレで手も洗わない食い方もイチイチ汚いゴミクズ野郎過ぎて最高だったしデミームーアはジョーカーのホアキンレベルの演技だし大抵全裸のシーンとかようやるわホンマ😌(とはいえデニスクエイド以外も出てくる男はほぼみんなクソゴミゲボ野郎🤮)
あとスーちゃん可愛すぎかよ🤓
予告の感じではここまで度を超したドロドログチャグチャだと思わないだろうからホラー耐性があるかどうかが運命の分かれ道になってるでしょうね(自分は普通にキモいデニスクエイドに大爆笑しながら楽しめました)
あの年末の舞台でのあのラストの阿鼻叫喚のシーンは度を超え過ぎていて15周くらいして笑ってしまった😂🤣😆(笑いと恐怖って近いモノがあるんだよねえ)
血の量だけでいうとブレインデッドレベルで最近だと死霊のはらわたライジングくらいですかね🩸⤴️
近年だとブッ飛び作品としてはチタンに近いくらいカオスな内容で今年ダントツのとんでもない作品ではありますね!
と言う訳でフランスホラーの女性監督って気合い入って✊🔥⤴️ますね👩🏻🦰👑(この監督の前の作品のリベンジ見ないとダメだなこりゃ)👋🫡
年齢通過儀礼か、誰もが通る道か。美しさに拘る故の苦しみか。
「かわいいが暴走して、阿鼻叫喚」もの凄い作品でした。
デミ・ムーアさんの洗練された完璧な美しさ、鬼気迫る迫力の演技。
マーガレット・クアリーさんの完璧なスーの表現。
そして幅広い縦横無尽な演技に圧倒されました。
デニス・クエイドさんの いぶし銀の凄まじい演技も見事でした。
人は皆、自分の過ぎ去った過去の美しさや功績に輝きや価値を感じる。
経験を積んだり、年齢を重ねながら身に付けた「内面からにじみ出るような魅力、存在感」の価値を忘れて。
どうしても過去を振り返り、失われたものに魅力を感じてしまうんですよね。
後半は凄く怖いシーンも有りましたが、主人公が最後に心の安らぎを得られたのなら、 せめてもの救いでしょうか。
作品を観ながら、色々な思いや自分なりの気付きを得る事が出来ました。
素晴らしい作品との出会いに感謝しています。
それにしても デミ・ムーアさんやマーガレット・クアリーさん、デニス・クエイドさん達 役者さんのスタイル(プロポーション)は見事です。
美しさやスタイルの格好良さって、地道な努力の積み重ねでしか手に入れられないし、維持出来ないんですよね。
だから価値がある。
その時々、各年齢での洗練された美しさ、格好良さを目指し、大切にして行きたいですね。
スプラッター・ホラー
最近のアカデミー賞関連作品に比べれば、展開が気になり、結構面白かった。先住民の悪魔の子を宿した「マニトゥ」かと思いきや、「2001年宇宙の旅」となり、「シンデレラ」を匂わせといて、実は「遊星からの物体X」へ着陸した。個性や性別やアイデンティティの主張とか、生きづらい世の中とか、そんなのどうでもいいと思ってくる。行き着く先がとても気になり、すべてやり尽くした「エリザス」はとても幸せそうに見えた。
まるで鏡に問いかける童話の魔女のように
かつてはオスカーを受賞するほどの元人気女優だったエリザベス。加齢に不安を覚え「サブスタンス」という違法薬品を服用、若く美しいニュースター「スー」を生み出してしまうことから始まるSFホラー異色作。
まず、かなりの血しぶきや痛々しいシーンが多いのだが、だからといって切り捨てられない没入感がある。世界観もまさに80年代B級ホラーフレイバーがかかっている。チープなエアロビダンス&ショービズの雰囲気、ウーファーの効いた効果音、久しぶりにSFXという単語を思い出した。ワケの分からないクレイジーな薬のルール(用法・効用)もシンプル。7日間で母体と分裂個体を交代しなければならない。こうなると物語の筋は御察しである。
御年62歳のデミ・ムーアが50歳の元人気女優を演じているのも面白い。正味50歳当時のデミ・ムーアなら少なくとも若さと美への不安に対する説得力が弱かっただろう。ちょうどいい時に適役を演じているのでは。ハリウッドスターのすっぴん感も出ており加齢のリアリティも申し分なかった。まだお綺麗なのにド焦りするエリザベスをド体当たりで演じている。
以下私なりの解釈。エリザベスは、まるで鏡に問いかける童話の魔女のように、洗面台の鏡を覗く。このままでは自分は忘れ去られる。その孤独と焦燥は、鏡の中の彼女を追い込んでいく。鏡に中に写るのは魔女か姫様か、それとも何も映っていないのか。物語が進むにつれ、心の鏡界線が朧気なっていく有様は見所だ。次第に現実の彼女は、タワマンから見える看板の中のスーとなる。観客は「サブスタンス」のルールの闇に陥ちていくエリザベスを、時折「痛っ」とか呟きながら、冷ややかに楽しんでしまうのだ。そしてこの映画のねらいにのせられている自分がいることに気づく。
最後まで開いた口がふさがらないまま物語は終わる。私には記憶に残る一本となりました。デミ・ムーアさすがっす。
コワイコワイ御伽話
これはホラー&コメディ映画
まさに強烈
採点4.3
コラリー・ファルジャらしい視点で描かれた、見事なサスペンスホラー。
まず
その、若さと美しさに渇望する気持ちが痛いほど伝わってくるのがすごいんです。
早々にデミムーアの裸を見せて「今でもこんなきれいなんだ、女優ってすごいなぁ」と思わせた後、マーガレットクアリーの肢体を見せ“努力などではどうしたって届かない”事を視覚的に、男性の我々にも分かるほど壁のように突き立てます。
届くとこにあるなら、禁忌に触れるのも分かる気がしますね。
これは女性監督ならではですね。実にうまい。
母体と分身のアイディアも斬新で、実である母体をそのままほったらかすのもリアルな演出でした。
薬品の主やその成分なんて部分に触れないのも、何でも良いから求めてしまう心情にうまくリンクしていましたね。
後半はグロい描写が多く、自身のポスターを使った姿はかなりのインパクト。
ステージでの血飛沫は塚本作品を感じさせ、そのラストに至っては「物体X」や「ジョジョ」を思わせるほどです。何よりクローネンバーグっぽいテイスト。
ムーアの新境地ともいえる名演と、見事な脚本と演出。
求めてやまない渇望を描いた、想像以上に強烈な作品でした。
すごかったです。
想像を絶する展開だった
ぐわし
社会派SFホラー
面白かったけど、かなりグロかったです。逆も真なりで、かなりグロかったけど、面白かったです。見終えてから、女性監督と知って何となくホッとしました。美しさ、若々しさ、スリムかつセクシーであることに非常に大きなアドバンテージが与えられる反面、その型から外れてしまうと全く価値がないかのように扱われる、若しくは女性自身がそう感じてしまうことへの強烈なカウンターパンチを放つ作品でした。作中で「理想」の女性とされるスーを体現したマーガレット・クアリーは確かに魅力的で、彼女に群がるオジサンやマッチョな若者たちの反応は、デフォルメされてるとはいえ、なかなかリアリティがありました。マンション隣人のリアクションが滑稽すぎて、大好きなシーンです(笑)。裏を返せば、イケメンに群がる女性たちも根っこでは繋がっているように思いますが、いまだ男性優位社会ゆえに、女性たちが理想(幻想)を押しつけられて、コラリー・ファルジャ監督がいう「女性の監獄」となっている面があるのだろうと思えました。自分と分身という設定がとてもユニークで、それゆえに驚愕の顛末となるのですが、これが絵空事と言い切れない面白さも感じました。少し前に本で読んだのは、身体全体或いは頭部のみを冷凍保存して未来の機械人間の時代まで延命させるという生命延長財団やバイテク技術で寿命を500歳まで延ばそうとするベンチャー企業が現実にあるらしく、ついに人類は太古からの不老不死という究極の欲望をテクノロジーの力で現実化させつつあるようです。映画なら笑って終わりですが、現実の方が空恐ろしいと感じます。「ゴースト/ニューヨークの幻」(90)の可憐な容姿に恋した映画ファンの一人として、今作のデミ・ムーアの熱演に心から拍手を送りたいと思います。
見て損はない映画、面白いです
味のしない激辛ラーメン
めちゃくちゃ辛いけど美味しい!見た目もオシャレ!こんなラーメン食べたことない!と巷で話題のラーメンを食べに行ったら全然味がしなくてただ辛いだけで全然美味しくなかったなぁという気分に近い。でもSNSは絶賛の声だらけで自分の味覚がちょっとおかしいのかと少し凹む。
思わせぶりで記号的で都合の良い寓話のようなストーリーに視覚演出。ずっと煩い。オシャレでかっこいいスクリプトや音楽は鼻に付く。中身の薄さを助長させる。
フェミニズムというよりミソジニーに関する話だ。そして特にそれを掘り下げるわけでもない。
ずっと不愉快なだけだ。
最後の展開はもうバカバカしすぎて笑うしかなくてグロホラーというよりコメディに思えてくるが、最後まで都合の良い話だったなぁとしか思えなかった。
グロは疲れたけどそこは論点じゃない。B級感は悪くない。異様にエロいエアロビもどうでもいい。だってこれは寓話だから。
でも現実を生きる私はそういった諦めではないカタルシスが欲しかった。
私の味覚が鈍いのか。きっとこの激辛ラーメンは味がしないわけではない、みんな美味しいと言っている。私の口に合わなかっただけ。そう思うしかない。でも正直に言っておこう。
私にはマズかった。
前半はSF、後半はスプラッターホラー
アドレノクロム
原色を使った画面構成とテクノ調の音楽。キャラ設定をはじめエロスとか、ボディホラーとか、さまざまに強調された演出がとても映画的で面白い。この監督は演出の才能があるな。
カンヌで脚本賞取るだけの脚本の深みもある。まさに女性監督だからこそこの内容が撮れる。戯画化しながらも人の苦しみの本質的なところをえぐっている。とてもうまい。
デミ・ムーアをはじめ、マーガレット・クアリー、デニス・クエイドの怪演振りも見事。
芸能人なんかで整形を繰り返し、だんだん顔がモンスター化していく人をたまに見かける。そういう人たちの心理的葛藤って、この映画で描かれていると思う。
ありのままの自分に存在価値が見いだせない。美しく若い自分には価値があるが、そうでない自分には価値がない。自分が醜く見える。
世界がとても醜く見えて、正さなければならないことがたくさんあり、悪の原因となっている敵を選び出しそれを攻撃する。戦っているエリザベスとスーは、まさに自己受容ができずに自分自身を攻撃する多くの人たちである。
条件付きの愛と受容。そこから生まれる恐怖と葛藤、虚無感、孤独。
人が神との分離という幻想を生きるこの世の特性。
最後の方はホラーに寄りすぎかなとも思うが、テーマが深く映画としても面白い。
いろいろスゴい作品
経験したことのない強烈な映像
とんでもなく強烈な映画だった。まるで高級クラブでビンタを食らい続けているような感覚だ。ファルジャ監督の執念は凄まじい。前作「リベンジ」同様の執拗なまでの描写に恐れいる!今回はそれが数段パワーアップして冒頭から気を抜くことを許してくれない。人物のアップやスロー映像。効果音とサウンドトラックの衝撃。またはセットのど派手さ。突拍子もないストーリー展開。すべてにショックを受ける。もはやトラウマ級の作品でR15じゃ甘いんじゃないか。また女性から見える男のアホさがおもしろい。「女性ってこういう風に男を見てるんだなぁ」と勉強にもなる笑。またその男どももろくでもない奴らでね。ハラスメント当たり前の悪夢のようなキャラクター。TVプロデューサーがレストランでエビをむさぼり食うシーンのどぎつさ。一瞬でどういう人間なのかを見せる。上手い。考えてみたらここまで振りきった映画はなかったかもしれない。Netflixの「ブラック・ミラー」にビタミン剤を大量注入したような作風だ。それにいろんな映画のパロディも楽しめた。個人的には終盤に流れるヒッチコック「めまい」のサントラ(Bハーマン)のアレンジ、からのRシュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」の冒頭部分。この辺りの展開にはムリがあるけど、もうずっと笑っていた。
欲望の膨張を描いた映像表現の極点
極端なドアップで登場人物達を切り取り、
人間の欲、業、浅ましさを徹底的に皮肉たっぷりに強調してみせる。
グロい映像は、観るのが少々しんどい部分も多いけれど
特殊メイクなど技術の結晶による、劣化、破損、変性する肉体のリアリティはすごい。
全体はセリフを極力抑えて映像や音響で説明することに徹底していて、
サブリミナル的に文字を画面いっぱいに入れたり様々な手法が駆使されて、
主人公の学生時代の同級生からの誘いに逡巡したり、
老化という現実から逃れたい、若いままでいたいと激しく揺れ動く心情が、
鏡の前のシーンなどで執拗に描かれる。
後半は細胞の膨張が戯画的なレベルまでに到達し、
気持ち悪さを突き抜けて、ある意味爽快な喜劇の世界へと飲み込まれていく。
老化への抵抗という人間の欲望の膨張を徹底的にあぶり出し、
誇張してみせた映像表現の極点ともいうべき傑作映画。
ヘラヘラ見てるこちらも加害者になっている
若さ! 美しさ! ...に執着する愚かな女の映画! と見せかけて、
「何が女を抑圧しているのか」を要所要所でめっちゃ刷り込んでくる。審査員の目線、プロデューサーの目線、オヤジたちの目線、自分たちは老け散らかしてるくせに若い女若い女...
あのモンスターになった後にオシャレをしようとするところが本当にグッときてしまう。自分の顔を必死で肯定しようとしている人たちを無下にしない場面だ。モンスターになっちゃいました、おしまい、だとB級映画だ。この映画はここからが大事なのだ。
化け物だなんだといって彼女を袋叩きにする客席の連中へ、血飛沫を撒き散らす! カタルシスがすごい。散々女体を性的客体化し値踏みしてきたオヤジ社会への全女性の叫びに見える。報復! 叛逆! もっとやれ!
その時に気づいたんだけど、そういえばこれを見てる映画館も「客席」だよなと。前半やたらとヒップや若い女体を画面いっぱいに映してしつこいくらいプルンップルンにやってたけど、ああなるほど、そういうことか。
「エロッw」って声を漏らしてた隣のおじさん、俺たちにも血飛沫かかってますよ
これさ、よく考えたら異形化していく主人公よりも遥かに不愉快なのがエビにむしゃぶりつくプロデューサー。「有害な男らしさ」には肯定する余地がないよね。
オマージュがどうとか熱演がどうとか偉そうに評論しているここのおっさんレビュワーたちも全部滑稽に見えてきますな。あなたたち今エビにむしゃぶりついてるのと同じなのでは?? ハッハッハ
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