サブスタンスのレビュー・感想・評価
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ボディホラーの限界と女性監督の意図する男性像。
クローネンバーグ親子や悪魔の毒々モンスター、
逆キャリーやバスケット・ケースをすぐに連想させる分、
損だと感じた。
超えていない、からだろう。
ボディホラーもここまで来ると転結は難しい。
(『永遠に美しく⋯』はまだ記憶にあるが『ヘクタースケルター』は(しょうもな)と思い転結をすっかり忘れた。
本作は『整形水』に近いような気がした。)
ただ、最後までデミ・ムーアとマーガレット・クアリーに心奪われていた。
デミ・ムーアの尻のはみ出したたるみとマーガレット・クアリーの輝く裸体の対比。
(デミ・ムーアにはアカデミー主演女優賞をあげるべきだったと、やはり思いますよ。)
若さへの渇望に性欲も比例する。
輝き弾ける若きスーはきっと毎日毎晩、男を替えては
(ルールを無視するくらい)ベッドタイムを楽しんでいたのだろう。
女性監督が捉える男性像。
スーを抱くべく待っていた男はバスルームから不穏な音がしたので戸口へ。
その尻のアップは体毛を処理していない。
久しぶりに体毛を処理していない尻を観た。
通常、尻の体毛は処理してツルツルではないだろうか。
その象徴はなにか。
ゲイやバイセクシャルじゃない(野性的、まるでゴリラを連想させるような)男とFuckが、
生ぬるいセックスじゃない、まさにFuckがしたい願望の表れか。
若さへの渇望。
強過ぎる性欲。
大変ですね(他人事)。
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最低な問題作
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