劇場公開日 2025年5月16日

「モダンホラーコメディ⁈の傑作」サブスタンス 水饅頭こわいさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 モダンホラーコメディ⁈の傑作

2025年10月1日
iPhoneアプリから投稿

予告では美容系のサスペンス映画っぽかったので観る予定はなかったのですが、私が視聴してる2組の映画系YouTuberらが実はホラー映画だけど面白いと推薦してたので観に行ってきました(ホラー系は苦手)

オープニングは主役の女優のハリウッド・ウォーク・オブ・フェームを製作過程とその後年月が経つようすから始まります
若い頃オスカー受賞経験を持つ50歳の女優エリザベスは唯一のレギュラーであるワークアウトがクビになる
過去の栄光が忘れられない彼女はやむなく非合法の薬物への誘いがある
いかにも怪し過ぎるがなりふり構わず手を出してしまうほど追い詰められている
女性監督ならではの若さと美への追求する欲望をかなり上手く演出しており、デミムーアがそれを完璧に演じています

デミムーアも若い女優もタイプでは無いため全裸でも欲情しなかったので冷静に鑑賞できました
正直女性版クローネンバーグとしか思えないくらい超どグロ描写がコレでもかと続きます
グロがダメな方は観ない方が良いでしょう

ココからちょっとネタバレ

副作用?で変貌した姿は、見た目はエレファントマンのそれだが、まるで"ザ・フライ"のグロさを再現したかのようです
最後には"キャリー"かよと思ったら、"遊星からの物体X"のようなクリーチャーになり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの上で終ります
イイですねー

盛りまくったスプラッターを更に盛りに盛った有り様に半笑いしながら観てました
変な映画好きにはたまらない出来です

水饅頭こわい
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