「エリザベスの孤独は凄まじい。ラストには疑問。」サブスタンス Yohiさんの映画レビュー(感想・評価)
エリザベスの孤独は凄まじい。ラストには疑問。
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substance に薬物という意味もあるとは知らなかった。ルッキズムに対する批判(デニス・クエイドが気色悪い役にピッタリ)、美、若さに執着する人達の悲哀と主人公エリザベスの孤独がシニカルに描かれる。意外だったのはスーがエリザベスに全く似ていなかったこと(エリザベスあっての自分なのに)スーのエゴがあっという間に顕在化したこと。彼女は母体に対するリスペクトはかけらもなかった、最初から最後まで。エリザベスの孤独は凄まじい。あんなに広い家に1人っきり、薬物に手を出してからは家政婦も来ない。あんなに衣装持ちなのにいつも黄色いコートを着て出かける。フレッドとは食事に行って欲しかった。モンスターの部分は必要だったのだろうか?どう考えてもあり得ない血飛沫の量とモンスターの容姿(ヘルレイザーを思い出させた)はやりすぎだと思うし、個人的には契約終了、スーの死で終わっても良かったのではと思う。エアロビクスのシーンも大幅にカットすれば100分くらいに収められただろう。
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