「タイトルなし(ネタバレ)」サブスタンス 写楽さんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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現代のハリウッドだから生み出せた、『モンスターパニック映画』。
スターという人種が生まれたその瞬間から、この世界に脈々と継がれる“若さへの羨望、美への執着”(=ルッキズム)を、往年の名作映画のオマージュを交えながら、徹底的に悪趣味に描いた怪作。
主役の女優が道を外し、身も心も怪物へと変貌していく様は、目を覆いたくなるほどに悲劇的で哀しい。
そんな度し難い怪物の生みの親である我々オーディエンスを文字通り『血祭り』にあげるラストシーンには、醜悪である一方で、ある種の快感すら覚えた。
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